2025 11/15
 

 

◇26年2月納入から価格改定 10〜25%引き上げ 国内建築用板ガラス〈セントラル硝子プロダクツ〉

セントラル硝子プロダクツ(三重県松阪市、川瀬将昭社長)は11月10日、国内建築用板ガラス関連製品の価格改定を実施すると発表。2026年2月1日納入分から、型板ガラス・網入り型板ガラス・線入り型板ガラスは15〜25%、フロート板ガラス・網入り磨き板ガラス・線入り磨き板ガラスは10〜15%、鏡・加工ガラスは10〜20%価格を引き上げる。一部の製品については、今回発表以上の引き上げとなる場合もある。







  

 

11人が参列し、鏡産業の発展と安全を祈念した


◇鏡作神社例祭に参列 11月11日「鏡の日」認知向上を〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(森重樹会長)は10月26日、奈良県田原本町の鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ、通称『鏡作神社』)の秋の例祭に参列した。11月11日の「鏡の日」と鏡作神社の認知向上を目的として、一般社団法人板硝子協会、全日本鏡連合会の代表者ら11人が地元関係者と共に参列。鏡作神社は1800年の歴史があり、鏡にまつわる全国で最も由緒ある神社として、鏡・ガラス産業の起源と深い関わりを持つ。











◇営業益948億円で増益 ロシア、バイオ医薬減損剥落〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は11月5日、2025年1〜9月期の連結決算を発表した。売上高は1兆5121億4100万円、2024年同期比1.4%減。営業利益は948億3800万円、同0.9%増、税引き前利益は731億9000万円、親会社の所有者に帰属する純利益は394億8800万円となった。自動車用ガラスや欧米建築ガラス、パフォーマンスケミカルズなどで価格施策の効果が発現したが、塩化ビニール樹脂の販売価格下落とEUV露光用フォトマスクブランクスや欧州建築ガラスの出荷減少に加え、ロシア事業譲渡などの減収要因の影響を受け減収となった。









◇LIXILが価格改定 26年4月受注から 住宅サッシ・ドアなど

LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は11月7日、一部の建材・設備のメーカー希望小売価格を改定すると発表した。2026年4月1日(一部5月1日)受注分から、住宅サッシ・ドアなどのメーカー希望小売価格を平均3〜15%程度引き上げる。同社はこの数年、原材料価格の高騰を主な原因とし、機動的な価格改定を実施してきたが、原材料、購入資材や部品や物流費などの高騰の影響は今後も先が見通せない状況が続く他、市場における商品需要の仕様変化などによって、企業努力だけでの対応が困難な状況となっている。このような厳しい環境の下、価格改定を決定した。











◇純利益は黒字に リフォーム向けが好調〈LIXIL〉

LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は10月31日、2025年4〜9月期の連結決算を発表した。継続事業に係る売上収益は7359億4200万円、2024年同期比0.5%減、事業利益は168億6200万円、同60.4%増、税引き前利益は44億5900万円、同9.1%増、純利益は38億9900万円で、前年同期の38億1000万円の損失から黒字に転換した。国内では新築着工の低迷など事業環境は厳しい状況が継続するが、リフォームを中心に好調が継続している。











◇資源回収ネットワーク 三協立山が5社と結成

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)は脱炭素化に向けた高品質アルミの国内循環およびリサイクルアルミの安定供給を目指し、アビヅ、イボキン、オリックス環境、こっこー、HARITAの5社と連携。製造業とリサイクル業の事業間連携を通じたアルミサッシの資源回収ネットワーク「サーキュラーエコノミーチャレンジャーズ」(CEチャレンジャーズ)を結成し、10月28日から運用を開始した。今後、建設・環境分野などの企業との連携強化や自治体、リサイクル事業者との協力体制を構築し、全国規模での回収ネットワーク拡大やアルミサッシのリサイクル率向上を目指す。













「YKK APショールーム箕面」外観


◇住宅建材トータル提案 箕面に単独ショールーム〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は11月6日、大阪府箕面市に「YKK APショールーム箕面」をオープンした。一般客を対象とする同社単独のショールームは全国初。2階建て住宅の一部を実物大で設置し、カーポート、門扉、テラスなどのエクステリア商品と玄関ドア、窓、インテリア建材商品を複合的にシーン展示するなど、建物と外構のトータルコーディネートを提案する。施設内にエクステリア商品などの施工技術研修エリアを併設する。











 

 

◇黒色トッププレート フルカラーLEDに対応〈日本電気硝子〉

日本電気硝子は、調理器向けトッププレート「StellaShine Mono(ステラシャインモノ)」を開発し、このほど販売を開始した。透明結晶化ガラスに黒色の特殊塗料で印刷を施すことで、フルカラーLEDや液晶ディスプレーの表示機能に対応し、優れたコストパフォーマンスを実現。洗練されたデザイン性と、表示への適合性を兼ね備える。







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