2025 10/5
 

 

◇ウクライナにフロートライン 英PTML社が技術支援へ〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)は9月19日、同社グループの英ピルキントン・テクノロジー・マネジメント(PTML)社が、ウクライナ・キーウ地域でのフロート板ガラス製造ラインの建設に向け、現地企業のノバスクロ社と技術支援契約を締結したと発表。PTML社は製造ラインの設計、建設、試運転まで、プロジェクト全体を通じて技術的な支援を提供する。完成後の製造ラインは、エネルギー効率、安全性、サステナビリティーの点で国際的な最新基準を満たす、ウクライナ初で最大の設備となる予定。







  

 

◇全アルミ製品に展開 「PremiAL」価格据え置きで〈LIXIL〉

LIXILは9月17日、アルミ新地金だけで製造した場合と比べCO2排出量を約50%削減する循環型低炭素アルミ「PremiAL(プレミアル)」を、アルミ型材を使用する全製品に価格据え置きで標準展開すると発表した。これまで「プレミアル」シリーズの展開製品は非住宅中心の一部製品に限られていたが、10月から住宅・エクステリアなど全製品に順次展開する。











ダイオーロジスティクスのトラックにYKK AP(上)、北陸コカ・コーラの商品を積載したところ


◇異業種3社で共同輸送 大王製紙、北陸コカ・コーラと〈YKK AP〉

YKK APは8月から、大王製紙、北陸コカ・コーラボトリングとの異業種3社で、商品輸送の効率化に向けた共同輸送を開始した。これまでは各社の工場から仕向け地(商品が届けられる先)まで、全ての輸送を往路だけ実車(貨物を実際に積載し輸送している状態)・復路は空車の片荷輸送で運行していたのを、大王製紙の物流グループ会社、ダイオーロジスティクスが一括で各社の輸送をし、各社の輸送拠点をつなぐ運行ルートにしたことで空車での輸送距離を縮め、実車率を向上させた。















DIYでさまざまなデッキ空間をつくる


◇DIYウッドデッキ モジュール組み合わせて〈LIXIL〉

LIXILは10月1日、DIYタイプのウッドデッキシリーズ「Module Garden(モジュールガーデン)」を発売した。「好きなことと暮らす、新しいガーデンスタイル」をコンセプトに、小さなスペースでも使いやすい五つのモジュールをパズルのように足したり引いたりしながら組み合わせ、思い通りの空間をつくる。庭の中でも使いやすいロースタイルなので、敷地いっぱいに敷き詰めなくても庭との一体感を出すことができる。











 

 

有限要素解析によるガラスメッシュ形状(左)と加撃体(鉛)メッシュ形状=フィルムを貼った場合の飛散防止効果の可視化も可能


◇飛散防止効果を可視化 ショットバッグ衝撃解析〈日昌グラシス〉

日昌グラシス(森本誠社長)はこのほど、有限要素解析ソフトウエア「Abaqus(アバカス)」を使用して、飛散防止効果を持つ水性のコーティング剤「MAMORI・21N」(特許取得済み)のショットバッグ試験を模擬した衝撃解析を構造計画研究所に依頼。解析の結果、膜厚、材料物性値、加撃体を衝突させる面(塗装面、非塗装面)による割れ方の違いなどを確認した。客の要望で都度試験を実施しなくても、飛散防止効果の可視化を目指す。









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