2026 8/25

◇水平リサイクル拡大 太陽光パネルカバーガラス〈セントラル硝子プロダクツ〉
セントラル硝子プロダクツ(三重県松阪市、川瀬将昭社長)はこのほど、エヌ・ピー・シー(東京都台東区、伊藤雅文社長)が開発した、ガラス分離装置とEVAスクレーパーで分離・回収された使用済み太陽光パネルのカバーガラス約16tを原料の一部に使用し、網入り磨き板ガラスと型板ガラスの試験生産に成功。6月から継続的な水平リサイクルを開始した。今回ホットナイフ方式にEVAスクレーパーを併用することでEVA膜の除去効率が向上し、より高品質なガラスを得られることを確認した。

◇総厚薄く、熱割れ解消 強化専用Low-E追加〈セントラル硝子プロダクツ〉
セントラル硝子プロダクツはこのほど、高機能エコガラス「ペアレックス」シリーズの高断熱エコガラス「ヒートガード」、遮熱・断熱エコガラス「ツインガード」に強化ガラス専用Low-E「Tクリア」を使用した構成を追加した。複層ガラスの両方を強化ガラスにすることで@ガラス総厚を薄くでき、重さを軽減A日射熱の影響による熱割れの心配を解消B耐風圧、耐衝撃強度が向上(普通の板ガラスと比較して3〜5倍の衝撃や風圧の荷重に耐える)などのメリットがある。
◇営業利益は20%増 建築ガラス増収増益に〈AGC〉
AGC(平井良典社長)は8月4日、竹川善雄専務が2026年1〜6月期の連結決算を発表した。売上高は1兆1006億900万円、2025年同期比10.6%増。営業利益は646億6100万円、同19.7%増、税引き前利益は603億3100万円、同78.8%増、親会社の所有者に帰属する純利益は355億1200万円、同155・4%増だった。建築ガラスは欧州での価格施策などが寄与し、増収増益となった。売上高は円安の効果、欧州建築ガラスの価格施策などが増収要因となったが、欧米建築ガラスの出荷が減少したことが減収要因となった。
◇「ビルtoビル」確立 アルミサッシ水平リサイクル〈LIXIL、戸田建設〉
LIXILはこのほど、戸田建設と協働で、業界に先駆けたアルミサッシの「ビルディングtoビルディング」の水平リサイクルモデルを確立した。旧東京建設会館(東京都中央区)の解体工事で発生したアルミサッシを回収し、戸田建設が新設する2027年3月竣工(しゅんこう)予定の筑波技術研究所(仮称)構造材料棟に採用するアルミサッシ「PremiAL(プレミアル)R100」へと生まれ変わらせる。旧建物で発生したアルミサッシ廃材の運搬、選別、溶解、鋳造、サッシ製造に至るまで一貫したトレーサビリティーを確保し、建設業界でのサーキュラーエコノミーの社会実装と、エンボディードカーボン削減を推進するモデルケースとなる。
設置イメージ
◇視界クリアな開口部 透明耐熱強化の特定防火戸〈文化シヤッター〉
文化シヤッター(東京都文京区、小倉博之社長)は6月30日、商業施設、店舗、マンションなど外部に面した開口部に設置できる耐熱強化ガラス入り特定防火設備「エリファイトクリア屋外タイプ」を発売した。内部設置用として2020年に販売を開始したスチールタイプの「エリファイトクリア」を、客からの要望が多かった外部設置用として仕様を拡充。クリアな視界と透明度を実現し、片開き戸、親子開き戸、両開き戸、Fixの4タイプそれぞれで国土交通大臣認定を取得した。

