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◇真空ガラスJIS認証 国内初、「スペーシア」が取得〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)は6月28日、同社子会社の真空ガラス製造工場が、国内で初めて真空ガラスのJIS認証を取得した。今回認証を取得した製品は、「Low-Eガラス3o+真空層0.2o+フロート板ガラス3o」もしくはすり板ガラス3oを使用した真空ガラス「スペーシア」シリーズで、その他のラインアップでも順次JIS認証を取得する予定という。今回のJIS認証取得で「スペーシア」の品質への信頼がますます高まることが期待される。









  

 

「バッシュファイバー」の製品群=左からクロス、ヤーン、ロービング、チョップドストランド、フレーク


◇環境配慮型リサイクル繊維 2社と共同事業化検討〈日本板硝子〉

日本板硝子は6月28日、電源開発(Jパワー、菅野等社長)、新日本繊維(深澤裕社長)と、新日本繊維が開発した環境配慮型高機能リサイクル繊維「BASHFIBER(バッシュファイバー)」の事業化に向けた共同検討をすることを定めた覚書を締結した。高機能特殊ガラス繊維の量産技術を持つ同社、発電事業の副産物として原料供給が可能なJパワー、「バッシュファイバー」の製造技術を持つ新日本繊維がそれぞれの強みを生かし、数年後の量産を見据えて製造コスト、製造拠点、販売先候補、量産条件などを検討する。










 

機能ガラス普及推進協議会のブース 


◇台風・地震被害を軽減 窓からの防犯対策にも〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(島村琢哉会長)は6月26日から3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「自治体・公共Week2024」の「地域防災EXPO」に出展。台風や地震の被害を軽減し、窓からの防犯対策にもなる「防災安全合わせガラス」、「防災安全合わせガラス」のLow-E複層ガラス仕様などをPRした。ブース来場者へのノベルティーとして、「防災」「防犯」や合わせガラス、「10月10日は窓ガラスの日」を印字した菓子を配布した。










 

◇複合材のコア基板 次世代半導体パッケージ向け〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(大津市、岸本暁社長)はこのほど、次世代半導体パッケージへの使用が期待されるガラスセラミックスコア基板「GCコア」を開発した。ガラス粉末とセラミックス粉末の複合材を用いたコア基板で、ガラスを用いたコア基板の特性に加え、微細貫通穴の加工が容易。半導体の性能向上には回路の微細化やチップレット化、基板の大型化が不可欠だが、従来の樹脂製コア基板では微細化が難しく、複数の半導体チップを搭載した場合や基板を大きくした場合、基板が変形する課題があった。










 

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