2025 9/5
 

 

◇防火対策実施は5.8% 防災意識調査を実施〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(大津市、岸本暁社長)は9月1日の「防災の日」を前に7月23日、全国の20〜60代の男女600人を対象とした防災に関する意識調査をインターネットで実施。8月20日に結果を発表した。調査によると、7割以上が災害リスクに不安を感じている一方、災害後の深刻な被害要因となる火災への備えは十分ではなく、その対策における「窓」の重要性が見過ごされている現状が明らかになった。火災時に窓ガラスが割れることで被害が拡大するリスクを多くの人が詳しく認識しておらず、災害対策として防火対策を実施している人はわずか5.8%だった。









  

 

◇3ヵ月ぶり出荷減に 複層は4ヵ月連続出荷減〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(森重樹会長)は8月1日、2025年5月の板ガラス生産・出荷動向を発表。前年同月比で板ガラスの生産は2カ月連続で増加。出荷は3カ月ぶりに減少した。複層ガラスは生産・出荷とも4カ月連続で減少。合わせガラスの生産は2カ月連続で減少。出荷は先月の増加が減少に転じた。出荷のうち建築用は7カ月連続の増加。強化ガラスの生産は4カ月ぶり、出荷は5カ月ぶりの減少。板ガラスの生産は165万1000換算箱、、2024年同月比1.7%増。出荷は110万7000換算箱、同1.7%減。









◇グリーンアルミ採用強化 環境配慮型ビレット導入〈三協立山〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)は、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして「グリーンアルミ」の採用を強化する。伊藤忠商事(東京都港区、石井敬太社長)を通じて、エミレーツ・グローバル・アルミニウム社(EGA、アラブ首長国連邦)の太陽光発電による新地金とリサイクル材を組み合わせた世界初となるアルミビレット「CelestiAL(セレスティアル)-R」を新しく採用。「CelestiAL-R」は化石エネルギー由来の発電による新地金から製造されたアルミビレットと比較して、製造時のCO2排出量を大幅に削減しており、同社のスコープ3削減目標達成に貢献する。











「リプラス」居室仕様「EWタイプ」


◇居室仕様に樹脂窓タイプ 複層でも先進リノベ「S」〈LIXIL〉

LIXILは8月18日、カバー工法による取り換え窓「リプラス」居室仕様に、寒冷地の窓リフォームに適した樹脂窓「EWタイプ」を追加した。複層ガラスタイプでも「先進的窓リノベ2025事業」Sグレード対象になる高い断熱性能を確保。施工性も向上した。「先進的窓リノベ事業」を追い風に、「リプラス」の売り上げは対前年比約2倍に伸長している。「居室仕様EWタイプ」の追加で、地域に合った最適な窓の選択肢がさらに広がった。











 

 


◇櫛田神社に鏡奉納 サンゴバン製 次世代型ミラー〈九鏡〉

九鏡(福岡県志免町、藤村順二社長)は8月27日、博多の総鎮守である櫛田神社に7枚の御神鏡を奉納した。フランス・サンゴバン社のドイツ工場製高透過ガラスに銀めっきを施した次世代型ミラーで、縁周り(エッジ)に腐食防止のコーティング後、人工の漆の塗膜でエッジ部分も含めた鏡の裏面全体にコーティングを施して仕上げた。今回奉納した御神鏡は、ドイツ・ハンブルク港から同社工場に入荷した3m以上×2m以上の大型素板から製作した。









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