2024 3/25
 

 

◇1級82人、2級34人合格 合格者は前年度比減〈職業能力開発協会〉

各都道府県の職業能力開発協会はこのほど、2023年度のガラス施工技能検定試験1級・2級の合格者を発表した。受検申請は1級が計176人、2級が計96人。うち合格者は1級が82人で合格率は46.6%、2級が34人で合格率は35.4%だった。2022年度は受検申請が1級206人、2級97人で、合格者は1級106人(合格率は51.5%)、2級55人(合格率は56.7%)。申請者数は1級が2022年度比14.6%減、2級は同1.0%減だった。合格者数は1級が同22.6%減、2級は同38.2%減だった。









  

 

XLR8CCSプロジェクトのパートナー


◇CO2分離回収へ 英国で欧州初の実証実験〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)は、同社グループの英ピルキントンユナイテッドキングダム社のグリーンゲート事業所(セントへレンズ)のフロート窯で、板ガラス業界として欧州初のカーボンキャプチャー(CO2分離回収)の実証実験を開始した。同プロジェクトを主導するC─キャプチャー社の汎用型CO2回収溶媒ユニット(CCSCU)がフロート窯の煙突基部に接続され、煙突内の煙道を流れる排出ガスからCO2を分離回収している。










 

◇出荷は前年同月比減少 複層、建築合わせも出荷減〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は3月1日、2023年12月の板ガラス生産・出荷動向を発表した。板ガラスの生産は前年同月より増加。出荷は前年同月より減少した。複層ガラスは生産・出荷とも前年同月より減少となった。合わせガラスは生産・出荷とも前年同月より増加したが、出荷のうち建築用は前年同月より減少。強化ガラスは生産・出荷とも前年同月より増加した。板ガラスの生産は172万4000換算箱、前年同月比8.8%増。出荷は129万1000換算箱、同8・0%減。










 

内観シャドーオークW色の施工イメージ


◇複層ガラス仕様も トリプル樹脂窓を拡充〈LIXIL〉

LIXILは4月1日、樹脂窓「EW for Design」を拡充した。同商品は、トリプルガラスによる高い断熱性能、木製の額縁を思わせる美しいフレームデザインと、機能性と美しさを兼ね備える。今回複層ガラス仕様を加え、多様なニーズに対応できるようになった。従来品のトリプルガラス仕様は品種を大幅に追加し、家全体に使用できるようになった。内観色に新しい木目色も加えた。










 

自動ドアを活用したデジタルサイネージ(イメージ)


◇自動ドアで情報発信 サイネージ販売、広告配信〈ナブテスコ〉

ナブテスコ(東京都千代田区、木村和正社長)の住環境カンパニー(高橋誠司カンパニー社長)は3月1日、新規事業として自動ドア用デジタルサイネージディスプレーの販売とデジタルサイネージ一体型自動ドアによる広告配信サービスの提供を開始すると発表した。「ナブコ」ブランドの自動ドアは、建物用自動ドアで約55%の国内市場シェアを持っている。同社は情報発信という新しい機能を自動ドアに付加することで、建物施設の付加価値や広告掲載企業の認知向上、施設利用者の購買促進などの課題解決に貢献していくとしている。










 
 

 

雑貨店「luce」に第6号の「セルヴァンス」を設置


◇雑貨店に木製自動ドア 木材の地産地消を目指す〈日本自動ドア〉

日本自動ドア(東京都中野区、吉原二郎社長)はこのほど、埼玉県東松山市の雑貨店「luce」に第6号となる木製自動ドア「Selvans(セルヴァンス)」を設置したと発表した。埼玉県では初めて。同社は飯能工場(埼玉県飯能市)の敷地内に山林を所有しており、SDGsの取り組みの一環として、山林から西川材を伐採し、加工、販売、植林までする持続可能なビジネスモデルを構築。全国で販売する際は地産地消を目的に各地の銘木を使った「セルヴァンス」を製造するため、各地の材木業者、建具業者とのパートナーシップを進めている。











ページの先頭に戻る 過去の記事へ