2025 6/15
 

 

伊藤新理事長


◇利益重視の活動継続 活況は2〜3年後ピークか〈関東板硝子工事協同組合〉

関東板硝子工事協同組合(田中敏也理事長)は5月14日、東京都墨田区の第一ホテル両国で2024年度通常総会を開催した。首都圏市場の建設業は、数年前から始まった古いビルの建て替え、大型再開発が順調に推移し、仕事量に恵まれる。活況は当分続き、2〜3年後にピークを迎えるとみられる。同協組は労務費や原材料のコストアップを織り込んだ工事価格の実現を目指し、利益重視の活動を粘り強く継続するよう業界内外に呼び掛けていく。役員改選は伊藤覚氏(伊藤ガラス)を新理事長に選任した。









  

 

芹沢会長


◇引き続き専門性発揮を 補助事業大半が窓業界活用〈ひのまるチェーン東京支部〉

ひのまるチェーン東京支部(芹沢幸明会長)は5月22日、東京都新宿区の京王プラザホテルで2025年度ひのまるチェーン東京支部定例総会を開催。感性リサーチの黒川伊保子社長が「人生に効く脳科学〜脳が創り出す男女のミゾ、人生の波〜」と題して講演した。芹沢会長は「コロナ禍を経て会員が減少しているが、後継者などさまざまな問題があると思う。皆さんにはぜひ、ここで得たことを会社に持ち帰っていただきたい」とあいさつした。











藤井新会長


◇藤井靖彦氏が新会長に 補助金制度もっと活用を〈ひのまるチェーン大阪支部〉

ひのまるチェーン大阪支部(山下義一会長)は5月21日、大阪市西区の住友クラブで定時総会と講演会を開催。約80人が出席した。講演会は、高岡達之読売テレビ報道局特別解説委員が「関西経済のこれからの展望」をテーマに講演。最近の消費動向の特徴、トランプ関税による日米貿易交渉の行方、大阪・関西万博を通した日本の強みの発信、ポイントを絞った企業情報の世界に向けたPRの仕方などを解説した。役員改選は、藤井靖彦氏(藤井ガラス)が新会長に就任した。











国産材を使った高性能窓「TW WOOD」引き違い窓


◇国産材の引き違い窓 GREEN WINDOW 新しい選択肢〈LIXIL〉

LIXILは5月15日、東京都品川区のグラスキューブ品川で、9月から、高性能窓「TW」シリーズから、国産ヒノキの無垢(むく)材とアルミを使用した高性能窓「TW WOOD」の引き違い窓を発売すると発表。小林智常務役員LIXILハウジングテクノロジーサッシ・ドア事業部長が窓事業戦略について説明。国策や市場ニーズに応えるため、環境負荷を低減する、地域に最適な窓「GREEN WINDOW」の新しい選択肢として、「高性能窓『TW』から新しい価値を提供する商品シリーズを展開する」と呼び掛けた。











マスコットキャラクター「ぶ〜しゃ」を紹介する小倉社長


◇最終純利益が24.4%増 シャッター関連は増収増益〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、小倉博之社長)は5月21日、本社で2025年3月期の連結決算を発表。売上高は2284億1900万円、2024年同期比3.3%増。営業利益は147億2600万円、同1.8%増、経常利益は147億7700万円、同7.3%減、親会社株主に帰属する最終純利益は131億5800万円、同24.4%増となった。シャッター関連製品事業は増収増益、建材関連製品事業は増収減益、止水事業などその他の事業は増収増益だった。同社は4月18日に創立70周年を迎え、マスコットキャラクター「ぶ〜しゃ」を制作した。













◇増収増益、営業益13%増 AP売上高は過去最高更新〈YKKグループ〉

YKK APなどYKKグループは5月14日、2025年3月期の連結決算を発表。売上高は9982億9900万円、2024年同期比8.5%増。営業利益は624億400万円、同13.0%増、経常利益は703億1400万円、同15.6%増、親会社株主に帰属する最終純利益は529億5500万円、同25.0%増。AP(建材)事業の売上高は4期連続で過去最高を更新したが、国内での原材料・資材価格の高騰、販売管理費の増加などを販売増加、価格改定、製造コストダウンなどで吸収できなかったことが影響し減益となった。











燻R社長


◇収益全て過去最高 営業利益率が2桁突破〈三和ホールディングス〉

三和ホールディングス(東京都新宿区、燻R靖司社長)は5月14日、オンラインで2025年3月期の連結決算を発表。売上高は6623億8000万円、2024年同期比8.4%増。営業利益は805億1500万円、同23.2%増、経常利益は840億1500万円、同29.4%増、親会社株主に帰属する最終純利益は575億1200万円、同33.0%増。売上高、各利益とも過去最高を更新。売上高営業利益率は12.2%、同1.5ポイント増と2年連続で2桁を突破した。











 

 

埋め込み加工が不要で施工の手間を軽減


◇大開口を1枚のドアで 回転ドア用ピボットヒンジ〈スガツネ工業〉

家具・建築金物の総合メーカーのスガツネ工業(東京都千代田区、菅佐原純社長)は5月28日、回転ドア用ピボットヒンジ「SP-L型」の本格販売を開始した。360度回転に対応した大型ドアの製作が可能で、これまで観音開きで対応していた広い間口に対し、1枚のドアでの開閉を可能にする。複数枚を連続して設置することで、パーティションのような使い方もでき、空間構成の自由度が高まる。扉の重量によって、耐荷重75kg重の「SP-NL-75」、同150kg重の「SP-XL-150」の2種。









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