2025 5/15
 

高断熱スリム窓「エスティナ」


◇業界トップ級スリム枠 アルミ樹脂+複層で等級6に対応〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山・三協アルミ社は、基幹サッシ「MADiO(マディオ)」と「ALGEO(アルジオ)」の2シリーズを集約し、機能性とレジリエンス性を兼ね備えたアルミ樹脂複合サッシの高断熱スリム窓「STINA(エスティナ)」を8月に発売する。高い断熱性能と、過酷な気象条件に対応する高い耐久性能を維持しながら、業界トップクラスのスリムフレームを実現。独自の最新技術を採用した多彩な断熱設計によって、現在主流のコストや設計負荷が小さい充填(じゅうてん)断熱工法と、施工負担が小さいLow―E複層ガラスで断熱等性能等級6(地域区分5〜7)に対応する。









昨年の「板ガラスフォーラム」


◇申し込み締切 5月23日 物流対応と次世代への継承〈第27回板ガラスフォーラム〉

「第27回板ガラスフォーラム」が6月13日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催される。テーマは「カーボンニュートラルの実現とSDGs社会への積極的貢献〜今後も繁栄を続けるため物流課題への対応と次世代への継承〜」。全国板硝子商工協同組合連合会、全国板硝子工事協同組合連合会、全国板硝子卸商業組合連合会、全日本鏡連合会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会、機能ガラス普及推進協議会、一般社団法人板硝子協会の板ガラス業界8団体の共催。











◇出荷減15ヵ月連続に 合わせ出荷増8ヵ月ぶり〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会は4月1日、2025年1月の板ガラス生産・出荷動向を発表。前年同月比で板ガラスの生産は8カ月連続、出荷は15カ月連続で減少。複層ガラスは生産・出荷とも3カ月連続で増加した。合わせガラスの生産は13カ月ぶり、出荷は8カ月ぶりに増加した。出荷のうち建築用は3カ月連続で増加となった。強化ガラスの生産は12カ月連続減、出荷は6カ月ぶりに増加した。板ガラスの生産は136万9000換算箱、2024年同月比11.8%減。出荷は109万5000換算箱、同2.3%減となった。











◇増収増益で純利益黒字 28年3月期は事業益1100億円以上〈LIXIL〉

LIXILは4月30日、2025年3月期連結決算を発表。継続事業に係る売上収益は1兆5046億9700万円、2024年同期比1.4%増。事業利益は313億3700万円、同35.3%増、税引き前利益は201億5000万円、同202.4%増、最終純利益は22億6800万円に黒字化した。瀬戸社長が中長期の方向性について言及。2021年3月期に導入した『LIXIL Playbook』の優先課題に基づき、持続可能な成長と価値創造の実現に注力。2028年3月期までに売上収益1兆6700億円、事業利益1100億円以上、事業利益率6.5%を目指す。











左から吉田執行役専務、エンゲルハルトシューコー社社長、瀬戸社長


◇日本の窓の常識変える シューコー社と連携強化〈LIXIL〉

LIXILは4月24日、東京都中央区のTODAホール&カンファレンスで、ドイツ・Schueco(シューコー)グループとのビジネスパートナーシップを強化すると発表。瀬戸欣哉社長、アンドレアス・エンゲルハルトシューコー社社長、吉田聡執行役専務LIXILハウジングテクノロジー担当が出席した。瀬戸社長は「欧州の環境先進国ドイツのトップメーカーであるシューコー社と2021年に共同出資でシューコー・ジャパンを設立。当社はシューコーブランド製品を販売し、シューコー・ジャパンはアルミ型材を当社から購入してきた。今回、シューコー社との戦略的パートナーシップをさらに強化することで両社の技術や知見を最大限に活用し、環境課題解決に向けて、日本の窓の常識を変える」と強調した。











施工イメージ=上からおしゃれなスタイル、ナチュラルスタイル


◇Vカットで継ぎ目なし 木質室内建具 20年ぶりに刷新〈YKK AP〉

YKK APは4月9日、東京都墨田区のYKK60ビルで、6月2日に発売する木質インテリア建材の新シリーズ「Smayell(スマエル)」を発表。20年ぶりのフルリニューアルとなる。今後は家具などと合わせたトータル提案、外部デザイナーとの共同開発など空間提案力強化で領域を拡大する。面材で扉の表面から木口部分まで巻き込む「Vカット製法」の採用で、角に継ぎ目がない一体感ある意匠を実現した。















◇水平リサイクル実証事業 5社と共同 解体建物のアルミ建材〈三協立山〉

三協立山は4月23日、明治安田生命保険、竹中工務店、シンワ、HARITA、豊栄金属の5社と共同で、竹中工務店が建築におけるサーキュラーエコノミーの実装を目指して掲げる「サーキュラーデザインビルド」のコンセプトに基づき、建物解体時に生じるアルミ建材の水平リサイクル実現に向けた実証事業を開始すると発表。明治安田生命保険が所有する建物の解体工事でアルミ製カーテンウオールを単独解体・分別回収し、適切な保管・管理・運搬・高度選別を経て、トレーサビリティーを確保した高品質な原料として製造先へつなげる。この取り組みを通じて、建物解体時に発生するアルミ建材の水平リサイクルの課題を抽出し、手法確立に向けた検討・水平リサイクルの実現によって、持続可能で循環的な製品という新しい付加価値の提供を目指す。











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