2025 4/5
◇「防災安全合わせ」普及 採用意欲向上へ 支援制度に織込みを〈一般社団法人板硝子協会〉
一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は3月12日、2024年度合同委員会を開催。建築委員会の2025年度活動方針は、引き続き「防災安全・防犯」「エコガラス・省エネ」「工法・施工、その他」を3本柱に据えて活動を展開する。「防災安全合わせガラス」の普及に向け、建築の指針などに盛り込み、採用意欲の向上につながるような支援制度への織り込みを図る。「エコガラス」の普及促進については、消費者の採用意欲につながる各種優遇税制、補助金の支援事業継続に向けた関係省庁との連携強化を図っていく。
◇1級89人、2級64人合格 技能検定合格者は前年度比増〈職業能力開発協会〉
各都道府県の職業能力開発協会はこのほど、2024年度のガラス施工技能検定試験1級・2級の合格者を発表した。受検申請は1級が計181人、2級が計131人。うち合格者は1級が89人で合格率は49.2%、2級が64人で合格率は48.9%だった。2023年度は受検申請が1級176人、2級96人で、合格者は1級82人(合格率は46.6%)、2級34人(合格率は35.4%)。申請者数は1級が2023年度比2.8%増、2級は同36.5%増だった。合格者数は1級が同8.5%増、2級は同88.2%増となった。
新店舗に導入したウオークインアルミ棚
◇水平リサイクル開始 セブン─イレブンのアルミ棚〈三協立山〉
三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)は3月19日、循環型社会の実現に向けた新しい取り組みとして、セブン―イレブンの閉店・改装店舗からアルミ棚を回収し、それらのアルミ棚を原料の一部として新しいアルミ棚を製造する「水平リサイクル」の運用を開始したと発表。回収したアルミを使用したウオークインアルミ棚を新店舗に導入した。これまでリサイクル会社などに一括回収されていた設備機器の中から、アルミ棚だけを選別して回収することで、品質が確保できる良質なアルミスクラップを調達。現在までに約4000枚(約9t)のアルミ棚を回収しリサイクルする。
「ルシアス宅配ポスト3型」壁埋め込み納まり「ルシアス宅配ボックス4型」据え置き型納まり
◇新築も改築も対応 宅配ボックス 施工・操作性が向上〈YKK AP〉
YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は4月1日、郵便ポスト・宅配ボックス一体型「ルシアス宅配ポスト3型」、リフォーム需要に対応する「ルシアス宅配ボックス4型」を発売した。施工性・操作性の向上、納まり設定や色の追加、求めやすい価格設定などで、需要の堅調な推移が予想される宅配ボックスを、新築とリフォームの両市場で対応できるよう充実させた。