2025 3/25
 
 

◇防災・防犯、省エネ促進 25年度活動方針を発表〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は3月12日、2024年度合同委員会を開催。来賓の綿引隆夫経済産業省製造産業局素材産業課課長補佐がオンラインで参加した。建築委員会を中心とした2025年度の活動方針は、防災安全・防犯、エコガラス・省エネ、工法・施工など。自然災害に対する住宅・建築物のレジリエンス(機能維持)強化のために「防災安全合わせガラス」、犯罪対策として「防犯ガラス」の周知・普及活動に継続して取り組む。









 

ブラック色(前列中央)の追加で9色に


◇「ブラック」色を追加 「セラミックカラー」9色に〈電気硝子建材〉

電気硝子建材(大阪市淀川区、高畑正司社長)は3月3日、日本電気硝子(大津市、岸本暁社長)のガラスブロック「セラミックカラーシリーズ」の新色「ブラック」を発売。白色、灰色といった無彩色と相性が良く、純白の空間にアクセントとしてブラック色で壁面を構成すると、白色を引き立て、洗練された高級感があるデザイン演出ができる。同シリーズはオレンジ、イエロー、グリーン、モスグリーン、ブルー、スカイブルー、ブロンズ、グレーと合わせて9色になった。











◇出荷減 14ヵ月連続に 建築合わせ出荷は増加〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は3月1日、2024年12月の板ガラス生産・出荷動向を発表。前年同月比で板ガラスの生産は7カ月連続、出荷は14カ月連続で減少。複層ガラスは生産・出荷とも2カ月連続で増加した。合わせガラスの生産は12カ月連続、出荷は7カ月連続で減少。出荷のうち建築用は2カ月連続で増加となった。強化ガラスの生産は11カ月連続、出荷は5カ月連続で減少した。板ガラスの生産は154万8000換算箱、2023年同月比10.2%減。出荷は119万3000換算箱、同7.6%減となった。











「リプラスマンション用防火戸」引き違い窓


◇防火戸2種を追加 マンション用取り換え窓〈LIXIL〉

LIXILは4月1日、マンション向け取り換え窓「リプラスマンション用」シリーズに防火戸として引き違い窓と内倒し窓を追加する。同シリーズは、10階建て程度の中層階マンションに設置できる耐風圧性能、水密性能を満たし、「先進的窓リノベ事業」のAグレード(熱貫流率1.9W/u・K)に当たる高い断熱性能を実現(一部除外)。カバー工法を採用し、わずか1日で窓の取り換えが完了する。同日、同シリーズの装飾窓(非防火)に、居室仕様と浴室仕様を追加した。











最優秀賞を受賞したCAC建築工房の作品=外観内観


◇性能向上リノベ賞最優秀賞は「引き継ぐ」 時間超え住み継ぐ建物へ〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は、中古住宅の断熱性能と耐震性能を向上したリノベーション事例を募集する「性能向上リノベ デザインアワード2024」の優秀作品を決定。3月11日に表彰式を開催した。最優秀賞はCAC建築工房(静岡県)の「T・O・P(性能向上リノベ)」。「T・O・P」は「Take Over Project(テイクオーバープロジェクト)」の略称。祖父から受け継いだ築40年の建物を、家族だけではなくその先の世代まで時間を超えて住み継ぎ、引き継ぐ(Take Over)ことを目指した。













 

大型手動リフター「BO B18DM4GS」


◇手動式で高コスパ 独ボーレ社製 大型リフター〈杉村商事〉

ガラス・サッシ用加工・施工機器、工具、副資材を販売する杉村商事(大阪市西区、杉村亨社長)は、ドイツ・Bohle(ボーレ)社新製品の大型手動リフター「BO B18DM4GS」の販売を開始。手動ポンプ式だが、一つのレバー操作で四つの吸盤を一度に吸着できる。脱着式のアームを取り外せば本体の厚みは105oと薄く、本体重量31kgと軽量で扱いやすい。電動式と比べコストを抑えることができ、コストパフォーマンスが高い。









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