2025 2/5
 

化粧室に「ミラリア」を設置し、広告や天気・ニュース情報を発信


◇デジタル広告の新事業 「ミラリア」広告効果検証〈AGC、MHC、jeki〉

AGC、三菱HCキャピタル(MHC)、ジェイアール東日本企画(jeki)の3社は1月21日、東京都千代田区のAGC本社で、オフィスビルでのデジタルサイネージ広告に関する新規事業の開発に向けて、同日から広告効果を検証する実証実験を開始すると発表した。AGCのディスプレー一体型ミラー「ミラリア」を、AGC(30階)、三菱HCキャピタル(26階)の男性・女性トイレにそれぞれ1台の計4台設置する。









複合オフィスビルの外観イメージ


◇28年、本社機能を移転 京都市に複合オフィスビル〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(大津市、岸本暁社長)はこのほど、本社機能の移転を目的に、京都市が推進する崇仁地域での市有地の一部の活用に係る契約候補事業者の公募の趣旨を踏まえ、公募型プロポーザルへ参加し、契約候補事業者に選定されたと発表。JR東海グループのジェイアール東海関西開発(京都市南区、山本雅弘社長)と共同で、京都市下京区に商業施設とオフィスが入居する複合オフィスビルを整備。新社屋に本社機能を移転する。2028年に施設が完成・事業開始予定。














 

1月14日に開いた火入れ式


◇TCOガラス設備稼働 米国で、グループ社既存窯を転換〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)は1月16日、米国で太陽電池パネル用透明導電膜(TCO)ガラス生産設備の新設工事が完了し、同14日に火入れ式を開催したと発表。NSGグループのピルキントンノースアメリカ社の米オハイオ州ロスフォード工場にある既存のフロート窯を転換したもので、3月から太陽電池パネル用TCOガラスの生産を開始する予定。今回の窯の転換に伴う多額の投資によって、現地での雇用維持・創出が期待できる。










 

魚津社長(左)と秋元克広札幌市長


◇札幌市と連携協定 BIPV導入へ実証実験〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は1月20日、札幌市と「次世代型太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)を用いた建材一体型太陽光発電の実証実験に関する連携協定」を締結。カーボンニュートラルの実現と持続可能な社会の構築を推進するため、次世代型太陽電池などによる建材一体型太陽光発電(BIPV)を搭載した実証実験用「ムービングハウス」で実証実験を実施し、札幌市の市有施設への導入検討について連携・協力して取り組むことを目的とする。










 

◇情報交換サイト開設 「板ガラスリサイクル倶楽部」〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会は1月20日、同協会ホームページ上に板ガラスリサイクルの情報交換サイト「板ガラスリサイクル倶楽部」を開設した。板ガラスのリサイクルについて、「こんな話を聞いた」「こんなことを見た」「こんなことを考えた」といった、いろいろな情報や意見を募り、共有する場とする。板ガラスリサイクルの「輪」の拡大を目指し、会員登録を呼び掛ける。









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