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◇物流DXで共同輸送 TDBCデータベース活用〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は昨年12月19日、今年からサービスを開始するデータベースを活用し、物流DXによる共同輸送の取り組みを本格的に開始すると発表。業界や企業の垣根を越えた共同輸送を拡大することで、物流業界の課題を解決していく。同社は社会課題となっている物流危機にデジタル技術を用いて対応するため、一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)の分科会リーダーとして、2021年から共同輸送に必要なデータベースの構築を主導。昨年1〜7月、TDBCの分科会に所属する9社と共同で、同データベースの実用化に向けた共同輸送の実証実験を実施した。









鳩山センター第3工場の外観


◇ガス入りトリプルも 鳩山第3工場に複層ライン〈マテックス〉

マテックス(東京都豊島区、松本浩志社長)は昨年12月17日、同社鳩山センター(埼玉県鳩山町)に2023年12月に新設した第3工場の複層ガラス製造設備を公開した。オーストリア・リセック社製で、最大製造サイズは3000×2100o(24年7月時点)で、将来的にはガス入りのトリプルガラスを製造できる。投資額は、設備と建屋を合わせて約10億円。










 

◇11ヵ月連続で出荷減 建築用合わせ出荷も減少〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は2024年12月1日、同9月の板ガラス生産・出荷動向を発表。前年同期と比べて、板ガラスの生産は4カ月連続、出荷は11カ月連続で減少した。複層ガラスは生産は10カ月連続、出荷は11カ月連続での減少となった。合わせガラスの生産は9カ月連続、出荷は4カ月連続で減少。出荷のうち建築用は11カ月連続で減少した。強化ガラスの生産は8カ月連続、出荷は2カ月連続での減少となった。板ガラスの生産は155万換算箱、前年同月比8・6%減。出荷は126万5000換算箱、同7.0%減。










 

魚津社長(左)と堀会長


◇24年度は増収減益見込む 内窓 23年比6%増、好調継続〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は昨年12月23日、同区の秋葉原コンベンションホールで記者懇談会を開催した。2025年3月期の業績は、売上高が5654億円、24年同期比5%増、営業利益は159億円、同96億円減の増収減益を見込む。魚津社長は24年を振り返り、「資材や物流費の高騰、為替の影響などで非常に苦しい状況ではあるが、2030年までの戦略である『Evolution2030』をしっかりと進めながら、足元では収益力を改善するということで、収支構造の変革を進めていきたい」と述べた。23年に大幅に増加した内窓は引き続き好調で、24年は23年比6%増を見込む。










 

◇フラットなアルミ屋根 片支持型サイクルポート〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山・三協アルミ社(豊岡史郎社長)は昨年12月12日、アルミ製片支持タイプのサイクルポート「FUリンクロス」を発売した。近年増加している直線的なデザインの建築物に合うフラットなアルミ型材屋根で、高い意匠性とさまざまな用途や物件への対応力を兼ね備える。太陽光パネル搭載部材をオプションで設定した。屋根の高さは2200oと2800o。2段式サイクルラックも、ゆとりを持って納まる。屋根の奥行きは2000o、2300o、2800o。










 

非接触タイプは手をかざすだけでドアが開閉し、衛生的で安心


◇あらゆる視点から検証 分かりやすく、使いやすく〈ナブテスコ〉

ナブテスコ(木村和正社長)の住環境カンパニー(花房剛カンパニー社長)はこのほど、バリアフリートイレ自動ドア用押しボタンスイッチの新製品「HDS―A5」を発売した。専門家のアドバイスを製品に反映し、あらゆる視点からユニバーサルデザインを検証。従来製品で好評だった機能は踏襲しながら、さらに分かりやすく、使いやすくなった。自動ドアの安全規格「JIS A 4722」に準拠している。









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