2024 12/25
 

受賞者と記念撮影(1列目中央が前田社長)


◇ポスターセッションで審査 最優秀賞はダミアーノビッチ氏〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(前田一彦社長)は12月7日、「第59回セントラル硝子国際建築設計競技」の公開2次審査を東京都千代田区の学士会館で実施した。公開面接方式で、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選4点を決定し、佳作10点も表彰した。今年の課題は「トイレ」。応募224点(国内134点、海外15カ国90点)の中から7作品が1次審査を通過した。今回から2次審査のプレゼンテーションの方法が変わり、審査委員と1次審査通過者が互いにコミュニケーションを取りながら、提案内容の理解を深めるポスターセッション形式を採用した。最優秀賞は、カレーシミル・ダミアーノビッチ氏(クロアチア、フリーランス)の作品に決定した。









◇内窓の補助減額 Aグレードはほぼ半減〈先進的窓リノベ2025事業〉

2024年度補正予算が成立し、国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携で家庭部門の省エネを強力に推進する「住宅省エネ2024キャンペーン」に引き続き、2025年版「住宅省エネキャンペーン」が実施される。「子育てグリーン住宅支援事業」「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」「賃貸集合給湯省エネ2025事業」が対象で、当初予算額は計4230億円と2024年比で15億円増。「先進的窓リノベ2025事業」は、内窓の補助額はSSグレード・Sグレードで微減し、Aグレードはほぼ半減した。








 

◇YKK APが価格改定 25年4月、5月発注から 住宅用・EX商品

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は12月18日、住宅用商品・エクステリア商品・金属外装材の価格改定を発表した。2025年5月1日発注分から住宅用商品は約3〜10%、エクステリア商品の「ルシアスバルコニー」は約7%、同4月1日発注分からエクステリア商品全般は約4〜15%、金属外装材(役物部材)は約10%、それぞれ値上げする。同社カタログなどに表示している部材標準販売価格、メーカー希望小売価格および一部掛け率の改定となる。










 

嵯峨防災連携課長(左)と燗理事長


◇京都市と防災協定 大阪、神戸に続き3例目〈京都府板硝子商工業協同組合〉

京都府板硝子商工業協同組合(燗延嘉理事長)は12月11日、京都市役所で京都市と「災害時における板硝子設備等の応急復旧作業に関する協定」の締結式を開催した。板ガラス業界団体と自治体との防災協定は、大阪府板硝子商工業協同組合が2022年10月に大阪市、2023年2月に大阪府と締結。兵庫県板硝子商工業協同組合が今年4月に神戸市と締結しており、組合として3例目。












 

「ムーボ・バース」活用イメージ


◇全30拠点に導入完了 トラック予約受付サービス〈YKK AP〉

YKK APは、Hacobuが提供するトラック予約受け付けサービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を、全国の製造・物流30拠点全てに導入した。「ムーボ・バース」を通じて取得できるデータを活用し、荷待ち時間の削減などデータ駆動型の物流改善を加速させ、さらなる物流の効率化に取り組む。2023年11月から「ムーボ・バース」の導入検討を始め、今年1月に2拠点への試験導入でスムーズな運用を確認、同2月から全国への導入を開始し、同9月に全30拠点への導入を完了した。












 

着脱することで、日常と非日常を切り替えられる


◇着脱できる屋外軒天用 これからの外干しに対応〈川口技研〉

川口技研(埼玉県川口市、納口成一朗社長)は10月11日、物干し金物シリーズ「ホスクリーン」から、着脱できる屋外軒天用物干しとして、ポールとさおが一体型の「SPU型」、ポールだけの「SPI型」を発売した。生活スタイルの変化から室内干しをする人が増えており、「物干しのためにはバルコニーは必要ない」という意見がある一方、屋外で干すものが全くなくなったわけでもない。商品企画を兼任する原田一臣営業第二部課長代理は、「これからの屋外での洗濯物干しは、必要なときだけ使え、邪魔にならない物干しとして『SPU型』『SPI型』を使ってもらいたい」と提案する。









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