2024 11/15
 

◇国内建築ガラス事業再編 25年4月から S&Sに2子会社統合〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)は11月1日、国内建築ガラス事業部門の子会社再編(統合)を発表。2025年4月1日付で、同社が100%出資する同部門の連結販売子会社である日本板硝子S&S(東京都台東区)、サンクスコーポレーション(東京都江戸川区)、日本板硝子関東販売(埼玉県熊谷市)の3社を合併し、日本板硝子S&Sを存続会社として統合する。









◇LIXILが価格改定 住宅サッシ・ドアなど 25年4月1日受注から

LIXILは11月5日、一部の住宅用建材・設備のメーカー希望小売価格を、2025年4月1日受注分から改定すると発表した。同社はこの数年、原材料高騰を主な原因とし、機動的な価格改定を実施してきたが、原材料、購入資材、部品や物流費などの高騰の影響は今後も先が見通せない状況が続く他、市場での商品需要の仕様変化などから、企業努力だけで対応することが困難な状況となっている。こうした厳しい環境の下、同社は価格改定の実施を決定した。








 

◇手すり用合わせ拡充 プライバシー強化、5色追加〈AGC〉

AGC(平井良典社長)はこのほど、マンション手すり用合わせガラスのラインアップを拡充。熱線吸収ガラスを使った「ラミセーフ プライバシーグレーシリーズ」を発売し、「カラーラミセーフ」に5色追加した。熱線反射ガラスを使った「ラミスカイ」とともに、見え方の異なる豊富なラインアップから選べるようになり、さまざまな外観要望に対応する。合わせガラスの中間膜は30ミル以上で、防犯性能の高い建物部品である「CPマーク」が適用される防犯ガラス以上の性能を持たせることで、より安全性に配慮した。












 

◇10ヵ月連続で出荷減 建築用合わせ出荷も減少〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は11月1日、2024年8月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は3カ月連続で前年同期より減少。出荷は10カ月連続で減少した。複層ガラスは生産は9カ月連続、出荷は10カ月連続で減少。合わせガラスの生産は8カ月連続、出荷は3カ月連続で減少。出荷のうち建築用は10カ月連続減少。強化ガラスの生産は7カ月連続減。出荷は減少に転じた。板ガラスの生産は161万1000換算箱、前年同月比8.2%減。出荷は103万9000換算箱、同13.5%減だった。








 

◇リフォーム向け堅調 損失も第2四半期は黒字に〈LIXIL〉

LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は10月30日、2024年4月〜9月期の連結決算を発表した。継続事業に係る売上収益は7397億7500万円、2023年同期比1.0%増。事業利益は105億1100万円、同18.9%増、税引き前利益は40億8700万円、同54.5%増、純損益は38億1000万円の損失となった。純損益は米国事業での金融費用・税金費用の増加によって前年と比べて悪化したが、第2四半期の3カ月で黒字に転換。売上収益、事業利益とも増収増益となった。








 

◇4期連続過去最高へ 国内・米州事業とも好調〈三和ホールディングス〉

三和ホールディングス(東京都新宿区、燻R靖司社長)は10月31日、2024年4〜9月期の連結決算を発表。売上高は3138億2700万円、2023年同期比9.9%増。営業利益は323億1300万円、同16.5%増、経常利益は342億100万円、同25.9%増、親会社株主に帰属する純利益は237億7500万円、同7.5%増と増収増益を達成。国内事業と米州事業が好調を維持し、売り上げ・営業利益とも過去最高を更新した。2025年3月通期も売り上げ、各利益とも4期連続で過去最高を更新すると見込む。










 

既存の開き戸に「スイングオペレーター」を取り付けて自動ドアに


◇手動ドアを自動化 既存の開き戸に簡単施工〈日本自動ドア〉

日本自動ドア(東京都中野区、吉原二郎社長)はこのほど、ドルマカバ社の開き戸用「スイングオペレーター」の販売を開始した。既存の開き戸に取り付けるだけで、すぐに自動ドアとして使用できる。「スイングオペレーター」は「顔認証システム」と連動することで、顔の照合認証で触れることなく自動でドアが開くため、両手がふさがっていても通行でき、入退室管理をすることでセキュリティー面を強化でき、感染症対策にも適する。











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