2024 10/15
 

◇鏡製品の価格を改定 25年1月納入から10%値上げ〈セントラル硝子プロダクツ〉

セントラル硝子プロダクツ(川瀬将昭社長)は10月9日、同社グループの鏡製品の価格改定を2025年1月納入分から実施すると発表した。同社グループが製造、販売している鏡製品について、世界的な需要の高まりによる銀価格の高騰および各種材料価格の上昇が続いている。同社グループはこれまで、生産性の改善、経費削減などのコスト削減の企業努力を実施してきたが、自助努力だけではこれらのコスト上昇分を吸収することは難しいと判断。鏡製品の価格について10%の改定を実施することとした。









◇検知技術の実証に着手 転倒、疾患リスク早期発見へ〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は10月4日、東京都千代田区の帝国ホテルで共同プレス発表会を開催。大東建託、NTTドコモ、中部電力と事業パートナーを組み、イーソリューションズ子会社のトータルフューチャーヘルスケア(TFH)への出資を通じ、生活空間で発生する転倒などの急変、認知症といった疾患リスクの早期発見モデルの社会実装に取り組む業界横断のプラットフォームを発足したと発表した。










 

◇9ヵ月連続で出荷減 建築合わせ出荷も減少〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は10月1日、2024年7月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は2カ月連続で前年同期より減少。出荷は9カ月連続での減少となった。複層ガラスは生産は8カ月連続、出荷は9カ月連続で減少。合わせガラスの生産は7カ月連続減、出荷は2カ月連続での減少となった。出荷のうち建築用は9カ月連続の減少。強化ガラスの生産は6カ月連続で減少。出荷は先月の減少が増加に転じた。










 

報告書『脱炭素社会に向けた資源循環の促進』


◇新しい環境価値を創出 クローズドループリサイクル〈LIXIL〉

LIXILは10月3日、東京都品川区の本社でアルミリサイクルに関する動向と同社の取り組みをまとめた報告書『脱炭素社会に向けた資源循環の促進─環境負荷を低減するアルミリサイクル―』を公表した。同社は2050年にCO2排出量実質ゼロを目指しており、現在のアルミ製品におけるリサイクルアルミ使用比率78%を2031年3月期に同100%、独自技術を使ったアルミの「クローズドループリサイクル」を実現し、「『無駄にしない精神』から新しい環境価値を創出する」と強調した。














 

施工イメージ


◇玄関扉の高断熱化促進 トレンド対応、新仕様も〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は10月7日、高断熱玄関ドア「イノベストD50」を23デザインに拡充。13色のうち9色を刷新し、最新トレンドへの対応力を強化した。求めやすい価格の新仕様「イノベストD50 Basic」も追加し、玄関ドアの高断熱化促進に対応する。デザインを11種追加し、23種とした。住宅トレンドであるローコントラストなグレー系カラーの「ディープグレイ」「ベイクドストーン」など5色を加えた。










 

高い意匠性と、防虫性・防腐性を実現


◇防腐剤なしの木材で 高意匠、補助金基準も満たす〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(豊岡史郎社長)は9月9日、大型フェンス「フレラインフォルテ木製格子」を発売した。近年、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして建築資材での木材の利用が注目され、建築物や外構での木材使用に対する補助金制度が実施されている。同商品は、国産スギを加工した「サーモウッド」を格子部分に使用。意匠性が高く、防腐剤なしで防腐性・防虫性を実現する。










 

「KOREKANA」のウェブサイト


◇AIで窓部品を調査 業界の働き方改革に貢献〈山一〉

山一(東京都昭島市、齊藤浩史社長)はこのほど、AIを活用した窓部品検索システム「KOREKANA」を開発。10月1日からガラス・サッシ販売店、卸店などを対象に、まずは戸車の検索サービスを提供する。齊藤社長は「『KOREKANA』はいつでも、誰でも、どこでも窓部品を調査できるようにしたサービス。無料で提供するので皆さんに活用してもらい、さまざまな意見を反映させてブラッシュアップしていきたい」と意気込みを語る。













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