2024 9/25
 

◇店舗廃棄ガラス循環に成功 セブン─イレブンと棚板用を新店舗部材へ〈AGC〉

AGC(平井良典社長)はこのほど、セブン─イレブン・ジャパン(永松文彦社長)と協業し、店舗設備向けガラス部材の資源循環に、国内で初めて成功したと発表した。セブン─イレブン店舗の設備老朽化に伴い発生した廃棄棚板ガラス4t(約30店舗相当)を回収し、これを原料として同社鹿島工場で5月に板ガラスを生産。新規店舗の冷蔵販売設備のガラス部材として使用した。









合同記者会見の様子(中央が前田社長)


◇実用化を早期実現へ 細胞シート 次の成長事業に〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(前田一彦社長)は9月3日、山口県の宇部市役所で、山口大学と進めてきた「細胞シート」を用いた画期的な再生医療製品開発について合同記者会見を開催。前田社長は「当社の宇部市内の工場の主要製品に『セボフルラン』という吸入麻酔薬の原体がある。30年以上世界中の医療現場に提供している主力製品だが、『細胞シート』は、それに次ぐ大型医療製品として期待している」と説明した。










 

◇メディネットと提携細胞 治療薬CDMO事業〈AGC〉

AGCはこのほど、メディネット(久布白兼直社長)と細胞治療薬CDMO(医薬品などの製造受託に加え製造方法の開発を受託・代行する会社)事業での戦略的パートナーシップ契約を締結。各社の細胞治療薬CDMO事業の拡大を加速するため、両社の製造・品質に関わる人材の交流・育成に取り組むとともに、メディネットの開発・製造能力を同社の国内外拠点で補完することに合意した。










 

補強工法の施工事例=負圧アングル上・中・下3点施工負圧アングル上下2点施工


◇網入り波型の販売中止 補強・改修工法で対応可能〈日昌グラシス〉

トップライトと特殊ガラス工事の日昌グラシス(東京都中央区、森本誠社長)は6月、網入り波型ガラス「ワイヤーウェーブライト」の大波、小波の新規での販売を中止すると発表。需要減少によるメーカー生産打ち切りのため。今後の対応として、金物やカバーキャップなどの交換、負圧対策製品の追加取り付け、コーティング剤によるガラス補修などの補強工法、ポリカ波板と耐火ユニット枠を用いた改修工法を提案する。











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