2024 9/5
 

グリーンゲート事業所


◇グリーン水素製造プラント 1日最大7d生成 英事業所に設置決定〈日本板硝子〉

日本板硝子(細沼宗浩社長)は7月29日、同社グループの英ピルキントンユナイテッドキングダム社のグリーンゲート事業所で、グリーン水素製造プラントの設置を決定したと発表した。新設するプラントは水素生成プロセスに再生可能エネルギーを使用し、1日当たり最大7dのグリーン水素を生成する計画。生成した水素は全て同事業所のフロート窯の燃料として供給され、Lowカーボンガラスの生産に活用されることで、同事業所は年間1万5000dのCO2削減効果を見込む。







◇YKK APが価格改定 10月1日発注から 一部住宅用・EX商品

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は8月23日、一部の住宅用商品・エクステリア商品について、価格改定を実施すると発表。10月1日発注分から、住宅用商品は約5〜20%、エクステリア商品は約10〜20%、カタログなどに表示している部材標準販売価格、メーカー希望小売価格、一部掛け率より引き上げる。








 

◇従業員の生産性向上 ChatAGC 社内データ連携付与〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は、自社向け生成AI活用環境「ChatAGC」に社内データ連携機能を付与し、機能を拡張した運用を8月から開始した。汎用的な生成AIと、同社グループ独自の知見・ノウハウに関するデータを併せて活用できる業務ツールを整備し、従業員の生産性向上を図る。同社グループは2023年6月に「ChatAGC」の運用を開始。同ツールを活用した働き方改革を推進してきた。より便利に生成AIを活用できる業務環境を実現するため、RAG(検索拡張生成)技術を導入し、社内データを「ChatAGC」に連携。従業員はあらかじめ付与された権限の範囲で、社内データに基づいた回答を「ChatAGC」から得られ、より効率的に情報を活用できるようになる。








 

◇出荷7ヵ月連続減少 合わせ出荷は5ヵ月ぶり増〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は8月1日、2024年5月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は3カ月ぶりに増加。出荷は7カ月連続で減少した。複層ガラスは生産は6カ月連続、出荷は7カ月連続減。合わせガラスの生産は5カ月連続減。出荷は5カ月ぶりに増加した。出荷のうち建築用は7カ月連続での減少となった。強化ガラスの生産は4カ月連続減、出荷は5カ月ぶりに増加した。板ガラスの生産は162万3000換算箱、前年同月比9.7%増。出荷は112万6000換算箱、同6.6%減だった。








 

◇セレックスHD株式取得 中京圏で拡販、取扱商材拡充〈ナイス〉

ナイス(横浜市鶴見区、津戸裕徳社長)は8月23日、セレックスホールディングス(名古屋市西区、加藤允俊社長)の株式を取得すると発表した。セレックスホールディングスは、100%子会社のセレックスを事業会社として、中京圏を中心にサッシ、エクステリアなど住宅用建材を販売し、高い技術力を基盤とした高性能サッシなどの施工を手掛けている。株式取得によって、同社グループは中京圏での販売拡大とともに、従来の木材や建材・住宅設備機器、エネルギー関連商材に加え、サッシやエクステリアにまで取扱商材を拡充し、住宅1棟当たりの納材シェアを高めていく。








 

「APW331・APW431サポートハンドル」堰uAPW651」


◇キッズデザイン賞受賞 トリプルガラス木製窓など〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)はこのほど、トリプルガラス木製窓「APW651」と、高性能樹脂窓のオプション部品「APW331・APW431サポートハンドル・サポート引手」が、「第18回キッズデザイン賞」を受賞した。キッズデザイン賞は、子供たちが安全に暮らす、感性や創造性豊かに育つ、子供を産み育てやすい社会をつくるという目的を満たす製品、サービス、空間、活動、研究の中から優れた商品を選び、広く社会に発信する。同社は2012年から13年連続での同賞受賞となった。










 

スチールダーク色の施工例


◇完成品、軽量で負担減 「X.style」に門袖〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(豊岡史郎社長)は7月1日、「X.style(クロス.スタイル)」シリーズに門袖を追加した。「X.style」は高い自由度と優れたデザイン性でカースペース、アプローチ空間、庭空間などを、それぞれの境界を越えて組み合わせることができる。門袖は組み立て完成品で、軽量なアルミ製で施工が簡単なので、職人の負担を軽減。正面からは宅配ボックスが見えないノイズレスなデザインは、宅配ボックスの普及促進にも貢献する。








 

「含鉛ガラスGS」「アルミ・エッジドア」の施工事例


◇ガラス、建材など 放射線防護材シリーズPR〈医建エンジニアリング〉

医建エンジニアリング(東京都墨田区、木村純一社長)は放射線防護の専門会社として、エックス線診療室(エックス線室、レントゲン室)の壁、天井、開口部などに適した放射線防護材「ホーシャット」シリーズを展開している。開口部商品には、エックス線防護アルミ建具「アルミ・エッジドア」、観察窓で使われる放射線遮蔽(しゃへい)ガラス「含鉛ガラスGS」などがある。「ホーシャット」シリーズは、優れた放射線遮蔽性能で医療従事者を放射線から守り、観察窓ではガラスによる高い透視性を確保する。









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