2024 8/25
川瀬将昭社長
◇職場・労務環境を改善 仕事が面白い・楽しめる所に〈セントラル硝子プロダクツ〉
セントラル硝子(前田一彦社長)の定時株主総会と取締役会が6月27日に開催され、セントラル硝子プロダクツは入澤稔社長が取締役会長、川瀬将昭専務が新社長に就任した。川瀬新社長はセントラル硝子入社から一貫して工場(製造現場)で従事。事業の再編を進めながら、いろいろなことに挑戦していくという入澤前社長の方針は変えず、「追加したのは『環境』という言葉。職場環境、地域環境など、『環境』はあらゆるところにつながる。職場環境、労務環境を改善し、不満がある環境を少しでも良くしていけば人は集まってくるし、仕事も面白い、楽しめる所になるのではないか」と意気込む。
◇1183億円の減損損失 バイオ医薬品事業で〈AGC〉
AGC(平井良典社長)は8月1日、2024年1〜6月期の連結決算を発表。売上高は1兆151億9500万円、2023年同期比3.0%増。営業利益は566億9000万円、同11.9%減、税引き前損益は923億8800万円の損失、親会社の所有者に帰属する純損益は1145億円の損失となった。ライフサイエンスセグメントのバイオ医薬品CDMO事業で、主にバイオベンチャーへの資金流入減による需要低迷からの回復遅れによって営業損益が悪化、同事業について計1183億円の減損損失を計上した。
「ドアリモ玄関ドアD50」高断熱ドア
◇玄関ドアで「SS」 窓リノベ事業対象商品 アルミ樹脂複合枠採用〈YKK AP〉
YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は8月5日、カバー工法による住宅用玄関ドアリフォーム商品「ドアリモ玄関ドア」に、「ドアリモ玄関ドアD50」高断熱ドアを追加。業界で初めて、カバー工法の扉枠にアルミ樹脂複合構造を採用し、「先進的窓リノベ2024事業」のSSグレードを取得した。扉厚を70oとすることで、無採光デザインは熱貫流率0.95W/u・K、採光付きデザインはダブルLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス入り)を採用することで同1.28W/u・Kと、業界トップクラスの断熱性能を実現した。
耐積雪80p仕様の施工例
◇高品質品で本格参入 ソーラーカーポート架台〈三協立山・三協アルミ社〉
三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(豊岡史郎社長)は、カーポート型太陽光パネル架台「エネジアース」を刷新し6月14日に発売。高品質を強みに、ソーラーカーポートの架台分野へ本格的に参入する。同社は昨年春、「エネジアース」を特注品として開発。今回は商品仕様を一般地域用と積雪地域用に細分化し、仕様に合わせた最適な設計とすることで、価格を従来品より約3割低減。規格化と併せてより導入しやすくした。一般地域用はフレーム2本の耐積雪80p仕様、積雪地域用は同3本の耐積雪150p仕様。