2024 8/5
 

各団体、板ガラスメーカーの代表らが出席


◇地球環境保護へ新しい柱 サーキュラーエコノミーに貢献〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(島村琢哉会長)は7月25日、東京都千代田区のホテル・ルポール麹町で2024年度代表者会議を開き、2024年度の活動計画を決めた。基本方針は「『省エネ』『防災・安全(防犯)』『健康』に資する高機能ガラスの認知度向上と普及促進を一つの柱とし、もう一つの柱は、地球環境保護を目的としたサーキュラーエコノミーへの貢献に取り組むことで、高機能ガラスの市場を拡大し、業界の活性化・継続的発展を図る」。









全硝連近畿地区本部の有志延べ約60人で施工した


◇京都で寄贈工事実施 防災安全合わせ 近畿地区6ヵ所目に〈機能ガラス普推協、全硝連近畿地区〉

機能ガラス普及推進協議会は本年度の「防災安全合わせガラス」寄贈事業で、7月29日から3日間、京都市南区の京都市立八条中学校体育館で寄贈工事を実施。全国板硝子商工協同組合連合会(宮代茂会長)の近畿地区本部(大村宗一郎本部長)の有志延べ約60人が参加し、326枚、134uを施工した。全硝連近畿地区本部が寄贈工事を実施するのは6カ所目。29日の京都市は最高気温39度を超える暑さの中、参加した組合員の社員らは連携して手際よくガラスを交換した。










 

◇「GXリーグ」参画 GHG削減と持続的成長〈セントラル硝子グループ〉

セントラル硝子グループは7月11日、2024年度から経済産業省が主導する「GXリーグ」に参画したと発表。「GXリーグ」は、2050年カーボンニュートラル実現と社会変革に向けてGX(グリーントランスフォーメーション)に挑戦する企業が、同様の取り組みを実施する企業や官・学と協働する場として設置された。同社グループはGXリーグに参画することで得られる知見を活用しながら、温室効果ガス(GHG)排出削減と持続的な成長を両立し、企業価値のさらなる向上を目指す。










 

◇6ヵ月連続で出荷減 建築用合わせ、複層も〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は7月1日、2024年4月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は2カ月連続、出荷は6カ月連続で減少した。複層ガラスは生産は5カ月連続、出荷は6カ月連続減。合わせガラスの生産と出荷は4カ月連続で減少。出荷のうち建築用は6カ月連続での減少となった。強化ガラスの生産は3カ月連続、出荷は4カ月連続での減少となった。板ガラスの生産は150万9000換算箱、前年同月比13.0%減。出荷は115万8000換算箱、同8.9%減だった。










 

平能社長


◇建材事業は減収増益 サッシ2シリーズを統一〈三協立山〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)は7月11日、東京都千代田区の御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで、2024年5月期の連結決算を発表した。売上高は3530億2700万円、2023年同期比4.7%減。営業利益は38億700万円、同42.6%増、経常利益は38億8000万円、同13.5%増。国内の建設市場低迷、欧州での電気自動車(EV)向け販売量の減少などで減収。営業利益は価格改定の効果などで増益となった。能登半島地震の影響による建物や設備の修繕費など約20億円を特別損失に計上したことなどで、親会社株主に帰属する最終純損益は10億1900万円の損失(前年同期は16億3000万円の黒字)となった。










 

左から水上修一副社長、川又孝太郎千代田区ゼロカーボン推進技監、吉岡Akiba・TV社長


◇ゼロカーボンへ連携協定 千代田区、Akiba・TVと BIPV実証実験〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は7月9日付で、千代田区、Akiba・TV(吉岡有一郎社長)と「2050ゼロカーボンちよだ」実現に向け、「建材一体型太陽光発電による再生可能エネルギー性能の実証実験に係る連携に関する協定」を締結。7月25日〜10月20日の期間、区有地の一部である秋葉原駅前広場に実証実験用のトレーラーハウスを設置し、「発電する内窓」としてペロブスカイト太陽電池(次世代型ソーラーセル)を用いた建材一体型太陽光発電(BIPV)の実証実験を実施する。










 

新ウェブサイトにはオフィス、レストルームなどの施工事例を掲載


◇新コンテンツ追加 ウェブサイトリニューアル〈竹松工業〉

竹松工業(東京都千代田区、03・3256・6836)はこのほど、同社ウェブサイトを全面的にリニューアル。新しいコンテンツやサービスを追加し、利用者が求める情報を分かりやすく提供。各ページの情報を整理し、読みやすさを向上させた。今後も利用者からのフィードバックを基に継続的に改善し、より充実したサイトを提供する。新しく追加したコラムでは、照明色温度によるカラーガラスの色変化、ガラスの重さと硬度などの専門情報についても説明している。









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