2024 5/15
 

◇おおむね20〜70%値上げ 8月1日納品から配送料改定〈AGC〉

AGC(平井良典社長)はこのほど、8月1日納品分から、国内建築用ガラスの物流関連費および輸送条件を改定すると発表。チャージの項目ごとに値上げ幅が異なるが、おおむね20〜70%の値上げになる。輸送条件については、定寸ガラスのリードタイムの一部を見直す。同社グループとして、積載効率や輸送効率の改善、各種取り組みなどを実施してきたが、コスト上昇を吸収できない状況となっている。このような事業環境を慎重に検討した結果、現在の物流関連費を含む受注出荷条件や製品価格体系では、顧客への安定的な製品の供給が困難と判断し、今回の改定に至った。









大西神戸市危機管理室課長(左)と宮田理事長


◇神戸市と防災協定 大阪に次いで全国2例目〈兵庫県板硝子商工業協同組合〉

兵庫県板硝子商工業協同組合(宮田武司理事長)は4月23日、神戸市役所で神戸市と「災害時における板硝子設備等の応急復旧作業に関する協定」の締結式を開催した。同協定は地震、風水害などの災害時に、兵庫協組が神戸市からの要請に基づき、神戸市が管理する公共施設の板ガラス設備の応急復旧作業をする際の手続きなどを定めたもの。












 

◇出荷減 4ヵ月連続 建築合わせも4ヵ月連続減〈一般社団法人板硝子協会〉

一般社団法人板硝子協会(島村琢哉会長)は5月1日、2024年2月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は5カ月連続増加、出荷は4カ月連続で減少した。複層ガラスは生産は3カ月連続、出荷は4カ月連続減。合わせガラスの生産と出荷は2カ月連続で減少。出荷のうち建築用は4カ月連続での減少となった。強化ガラスの生産は13カ月ぶりに減少。出荷は2カ月連続での減少となった。










 

◇大幅な減益計上 リフォーム需要が下支え〈LIXIL〉

LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)は4月30日、2024年3月期連結決算を発表。継続事業に係る売上収益は1兆4832億2400万円、2023年同期比0.9%減。事業利益は231億6200万円、同10.0%減、税引き前利益は66億6400万円、同66.3%減、最終純損益は94億5500万円の損失となった。国内事業は補助金制度に下支えされ、断熱窓を中心とするリフォーム製品の売り上げが伸びたが、新設住宅着工戸数の減少の影響を大きく受けた。










 

「ルシアスバイザー」後付け・窓用(上)と先付け・玄関用LED照明付き仕様


◇ひさしに後付けタイプ 外壁仕上げ後、施工1回〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、魚津彰社長)は4月1日、ひさし「ルシアスバイザー」に後付けタイプを追加した。窓や玄関ドアの上に設置することで、日よけや雨よけになる。外壁仕上げの後の1回の施工で設置できるので、リフォームでも新築でも省施工を実現する。従来の先付けタイプは積雪仕様を追加。後付けタイプに設定した玄関用LED照明付き仕様、排水タイプを先付けタイプにも加えた。
















 

玄関ドア「ファノーバ2」の施工イメージ


◇主力玄関ドアを刷新 業界初 Ws―1等級相当確保〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は4月1日、主力玄関ドア「ファノーバ」をモデルチェンジした「ファノーバ2」を発売した。暴風雨や台風から住まいを守るレジリエンス機能を追求し、床上浸水を想定した玄関ドア下端から200oで、業界初の浸水防止性能Ws―1等級相当を確保した。












 

「ファイアライトプラス ネオ」のイメージ


◇耐熱合わせを一新 「ファイアライトプラス ネオ」〈電気硝子建材〉

電気硝子建材(大阪市淀川区、高畑正司社長)は、3月で耐熱合わせガラス「ファイアライトプラス」の販売を終了。4月15日から、耐熱合わせガラス「ファイアライトプラス ネオ」の販売を開始した。耐熱結晶化ガラス「ファイアライト」を2枚貼り合わせた製品で、中間膜に新しい特殊樹脂を使用。人が多く集まる交通施設、教育施設などに適する安全・防火ガラス。









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