2022 9/5
製品を説明する米山スマートガラスマーケティングマネージャー豊富なラインアップの「サンジュール」
◇建材一体型太陽光発電ガラス 「サンジュール」で創エネ〈AGC〉
AGC(平井良典社長)は8月31日〜9月2日、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された第2回国際太陽光発電展「PV EXPO(秋)2022」に出展。創エネ製品として建材一体型太陽光発電ガラス「サンジュール」、省エネ製品として現場施工型後付けLow-Eガラス「アトッチ」を展示した。両製品ともカーボンニュートラル社会、脱炭素化に貢献する。
馳知事(写真上右から2人目)らが「ガラスの森」を訪れ、高機能ガラスの説明を受けた
◇馳浩県知事らが訪問 「いしかわ環境フェア」に出展〈板硝子協会、機能ガラス普及推進協議会〉
板硝子協会(清水正会長)・機能ガラス普及推進協議会(同)は8月20日から2日間、金沢市の石川県産業展示館で開催された「いしかわ環境フェア2022」に出展。「エコリビングZEHゾーン」に移動体感車「ガラスの森」を展示した。馳浩石川県知事らがブースを訪問し、「エコガラス」「エコガラスS」の断熱性能と遮熱性能を体感した。
◇固定資産を譲渡へ つくば市の遊休土地と建物〈セントラル硝子〉
セントラル硝子(清水正社長)は8月29日開催の取締役会で、同社が所有する固定資産の譲渡を決定し、特別利益を計上する見込みであることを発表した。2021年3月29日付「国内建築ガラス事業の構造改善について」で公表した、建築加工ガラスの生産体制の集約の一環として、ガラス加工設備の操業を停止後、遊休資産となっていた土地と建物を、谷田部ファシリティ(東京都港区)に譲渡する。譲渡するのは茨城県つつくば市みどりの南21ノ1、2、3の土地3万6434.70uと建物1万3906.96u(延べ床面積)。
◇10ヵ月連続で出荷減 建築用合わせ出荷は増加〈板硝子協会〉
板硝子協会(清水正会長)は9月1日、2022年6月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は4カ月連続、出荷は10カ月連続で減少。複層ガラスは生産・出荷とも2カ月連続で増加した。合わせガラスは生産は10カ月連続、出荷は4カ月連続で減少した。出荷のうち建築用は5カ月連続の増加となった。強化ガラスは生産は10カ月連続、出荷は11カ月連続で減少した。
「南信州 高羽町の家」施工前(上)と施工後
◇断熱性能10倍に向上 飯田市「高羽町の家」性能向上リノベ実証〈YKK AP〉
YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)はこのほど、U建築(長野県飯田市、三村勇二社長)と共働し、中古戸建て住宅の性能向上リノベーションを実証するプロジェクト「南信州 高羽町の家」が完成した。飯田市の中でも早期に区画整理された地域の一角に立つ築50年の住まいを、一般的な新築住宅を上回る断熱と耐震の性能向上にこだわったハイレベルなリノベーションを実施した。