2022 7/15
 

◇フロート板約40%値上げ 加工ガラスは25〜30%〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は7月6日、国内建築用ガラス関連製品の販売価格を10月1日納品分から引き上げると発表した。引き上げ率は、フロートガラスが約40%、型板ガラスと網入り型板ガラスが約35%、網入り磨き板ガラスが約30%、鏡が約20%、建築用加工ガラスのうち主要製品は25〜30%とする予定。一部の製品については記載以上の価格改定を実施する場合があるとしている。









田中新会長・理事長


◇発信力強め活動を加速 防災・高断熱化が使命〈全国板硝子卸商業組合連合会、関東甲信越板硝子卸商業組合〉

関東甲信越板硝子卸商業組合は5月19日に開催した第37回通常総会の任期満了に伴う役員改選で、田中廣氏(タナチョー社長)を新理事長に選出。同27日開催の全国板硝子卸商業組合連合会の第36回通常総会でも田中氏を会長に選出。板ガラス流通業界のかじ取りを担う田中新会長・理事長に、板ガラス業界の現状、課題、今後の展望について聞いた。








 

◇公募要件を大幅緩和 「居間だけ断熱」も対象〈環境省〉

環境省は6月17日〜8月10日の期間、「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」(「トータル断熱」「居間だけ断熱」)を公募している。事業規模は、戸建て住宅が約5億円、集合住宅(個別)が約2億5000万円、集合住宅(全体)が約11億5000万円。高性能建材による断熱リフォームは、「トータル断熱」が住宅の全窓改修が必要なのに対して、「居間だけ断熱」は居間にある窓の改修だけでよく、要件が大幅に緩和された。補助率はともに補助対象経費の3分の1以内。










 

◇8ヵ月連続で出荷減 複層、合わせ、強化も出荷減〈板硝子協会〉

板硝子協会(清水正会長)は7月1日、2022年4月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は2カ月連続、出荷は8カ月連続で減少。複層ガラスは生産は6カ月ぶり、出荷は9カ月ぶりに減少となった。合わせガラスは生産は8カ月連続、出荷は2カ月連続で減少した。出荷のうち建築用は3カ月連続の増加。強化ガラスは生産は8カ月連続、出荷は9カ月連続で減少した。










 

非防火タイプK4仕様の施工例


◇スマホで施解錠も アパートドアを拡充〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は7月1日、アパートドア「AXU」のバリエーションを拡充。「AXU」は2018年に発売以来、豊富なデザインと色バリエーションが好評という。今回、スマートフォンで施解錠できるキーシステムを導入するなど快適性を高め、デザインと色を追加した。












 

「ルシアスカーポート」1台用(上)と2台用


◇建物、外構と統一感 アルミ屋根は堅牢で重厚感〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は7月19日、エクステリア商品「ルシアス」シリーズにカーポートとサイクルポートを追加する。アルミ材で屋根部を構成し、堅牢(けんろう)さ、重厚さを感じさせる。随所に建築的要素を取り入れたデザインは、建物や他の外構アイテムとコーディネートしやすい。
















 

サイドグラデーション柄の「フォグ1500S」リサイクルPET透明飛散防止フィルム「クリエイシア90」


◇フィルム見本帳刷新 業界初エコマーク品など〈サンゲツ〉

サンゲツ(名古屋市西区、安田正介社長)は6月23日、ガラスフィルム見本帳『2022―2024CLEAS(クレアス)vol.2』を発刊。建築用ウインドーフィルム業界初のエコマークを取得したリサイクルPET透明飛散防止フィルムを新しく収録。グッドデザイン賞を受賞した「Fog(フォグ)」シリーズなど、目隠し用途のバリエーションを拡充した。











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