2022 6/25
 

主催8団体代表左から橋本全国工事会長、田中全国卸会長、清水板硝子協会・機能ガラス普及推進協議会会長


◇3年ぶり、約300人が参加 脱炭素、SDGsテーマに〈板ガラス業界8団体主催〉

3年ぶりの開催となる第24回「板ガラスフォーラム」が6月10日、東京都港区の品川プリンスホテルで開催された。主催8団体と来賓、一般参加など約300人が参加。テーマは「カーボンニュートラルの実現とSDGs社会に貢献し存続する板ガラスへ〜可能性と創造・連携とチャレンジ〜」。













田中新会長


◇新会長に田中廣氏 高機能ガラス普及が使命〈全国ひのまる会〉

日本板硝子の取引店で組織する全国ひのまる会(小山保和会長)は6月9日、東京都江東区のホテルイースト21東京で定時総会を開催。任期満了に伴う役員改選は、田中廣氏の会長就任を決めた。来賓に日本板硝子の森重樹社長、宮之本昭二常務執行役員アジア事業部長らを招いた。












 

◇収益改善策を策定 価格施策の見直しなど 自動車ガラス事業〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は、自動車用ガラス事業の収益改善策を策定し発表した。価格施策の見直し、欧州での生産体制の再構築など構造改善、高機能・高付加価値製品の販売拡大によって、同事業の収益性と資産効率を改善する。同社は中期経営計画「AGCplus─2023」で、ガラス事業の収益性と資産効率の改善をグループ経営上の重点課題として設定。これまでに北米建築用ガラス事業の譲渡など実施。








 

◇CO2排出削減目標引上げ 50年カーボンニュートラル達成へ〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)はこのほど、2030年までのCO2排出削減目標を引き上げ、2050年のカーボンニュートラル達成を宣言した。CO2排出削減目標は、スコープ1+2(直接+間接排出)で2030年までに2018年比21%減としていたのを同30%減に引き上げ、SBTイニシアティブ(SBTi)認証を取得する予定。スコープ3(サプライチェーン排出)は内部目標だけの設定だったのを同様に引き上げ、同認証を取得する予定とした。










 

◇7ヵ月連続で出荷減 複層ガラスは出荷増続く〈板硝子協会〉

板硝子協会(清水正会長)は6月1日、2022年3月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は減少となり、出荷は7カ月連続での減少となった。複層ガラスは、生産は5カ月連続で増加し、出荷は8カ月連続で増加となった。合わせガラスは、生産は7カ月連続減少。出荷は前月の増加から減少に転じた。










 

◇LIXILが価格改定 内装建材など9月1日受注から順次

LIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は6月23日、建材・設備機器のメーカー希望小売価格の一部改定を発表した。インテリア建材(建具、窓枠、床造作材、床材)は、9月1日受注分から3〜20%程度価格を引き上げる。住宅用サッシ、玄関ドアの一部商品は、11月から順次、5〜10%程度(2022年4月・6月の改定と同水準)の価格改定を予定する。










 

大開口でも開放的でクリアな眺望を得られる


◇開放的な透明ガラス ビル用省エネサッシ 個別認定Fix窓〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は5月9日、高性能省エネサッシシステム「ARM―S(アームス)C」シリーズに、国土交通大臣認定防火設備(個別認定品)を取得した透明ガラス仕様2種を追加した。窓種はFix窓。透明ガラスで業界最大級の高さ3060_の大開口に対応するので、開放的でクリアな眺望を確保できる。










 

◇4言語対応に刷新 従業員向けウェブサイト〈AGC〉

AGC(平井良典社長)はこのほど、ウォーブン・テクノロジーズ(東京都港区、林鷹治社長)が提供するウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN・io(ウォーブン・ドット・アイオー)」を、従業員向けウェブサイトに導入した。これまで日本語と英語の2言語での展開だったが、新しく簡化字(中国で制定された、漢字を簡略化した字体体系、簡体字)とタイ語での公開を開始。今後さらに多くの従業員に向けた情報発信の強化を目指す。









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