2022 4/5
 

◇海外ガラス事業から全撤退 利益・キャッシュフロー改善へ〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は3月31日開催の取締役会で、同社の米国特定子会社カーレックスガラスアメリカ社と欧州特定子会社カーレックスガラスルクセンブルク社の全ての株式持ち分を、アトラス・ホールディングス(アトラス社)が保有する投資ファンドが米国に設立した特別目的会社のACRUガラス・ホールディングス社と、オランダに設立した特別目的会社のACRUガラス・ホールディング社に譲渡することを決定。アトラス社と合意した。同社は今回の欧米自動車ガラス事業の譲渡の他、既に発表している米国建築ガラス事業、台湾電子材料用ガラス事業の撤退と併せ、海外での支配権を有する全ての海外ガラス事業から撤退する。







◇防災安全・防耐火を推進 高性能「エコガラス」普及も〈板硝子協会〉

板硝子協会(清水正会長)は3月18日、合同委員会をリモート形式で開催し、2021年度の活動報告と2022年度の活動方針を発表。本年度の活動方針は、@大規模地震や台風・竜巻などの自然災害に強い建物づくりのための「防災安全合わせガラス」の普及促進A2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に貢献するための高性能「エコガラス」の普及促進Bガラスの特性や使い方についての正しい知識を広く伝える―の3本柱とする。網なし防耐火ガラスの使用範囲拡大や、非住宅への「エコガラス」の普及も目指す。








 

全硝連近畿地区本部の有志延べ37人で施工した


◇寄贈工事を実施 防災安全合わせガラス 全国7ヵ所目〈機能ガラス普推協、全硝連近畿地区〉

全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、宮代茂会長)の近畿地区本部(大村宗一郎本部長)は3月26日から2日間、岡山県備前市の片上小学校体育館で「防災安全合わせガラス」の寄贈工事を実施。有志延べ37人が参加し、134枚、約100uを施工した。機能ガラス普及推進協議会が2016年度から実施している寄贈活動で、今回で7カ所目。














 

◇5ヵ月連続出荷減 複層だけ生産・出荷増に〈板硝子協会〉

板硝子協会(清水正会長)は4月1日、2022年1月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は4カ月連続で前年同月より減少した。出荷は5カ月連続で減少。複層ガラスは、生産は3カ月連続で増加し、出荷は6カ月連続で増加となった。










 

断面図


◇樹脂窓から樹脂窓へも 北海道向け窓改修品刷新〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は北海道向け窓リフォーム商品「マドリモ樹脂窓北海道」をリニューアルし、4月4日に発売。従来のアルミ窓から樹脂窓へのリフォームに加えて、樹脂窓から樹脂窓へのリフォームを可能にした。
















 

ライフスタイルに寄り添ったバスルーム


◇入浴スタイルに合わせ 重視すること選べる3種〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は4月1日、システムバスルーム「リデア」を発売。コンセプトは「私らしさが見つかる、バスルーム。」。生活様式の変化に伴い、機能提案にとどまらず、それぞれのライフスタイルに寄り添ったバスルームを提案できる。入浴スタイルに合わせて、重視したいことを選べる個性を持たせた3タイプを設定した。










 

セミクローズ外構をつくる


◇ミニマルデザイン 異素材合わせた型材フェンス〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は3月7日、型材フェンス「ハイブリッドT・T(ティー・ティー)」を発売。アルミ製笠木とスチール製メッシュパネルの異種材料を組み合わせた。ミニマルでスタイリッシュなT形の笠木デザイン、豊富な色バリエーションが、おしゃれでこだわりのあるファサードを演出する。










 

充電ステーションとして在宅避難者の支援拠点をオープン


◇自宅避難を体験 EV配備し在宅避難者支援〈八尾トーヨー住器〉

八尾トーヨー住器(大阪府八尾市、金子真也社長)は3月19日、大阪府泉大津市の同社泉大津officeで災害時や停電時の自宅避難体験イベントを開催した。同オフィスは築40年超の中古住宅に耐震補強と断熱リフォームを施し、V2H(ビークル・ツー・ホーム)を設置している。このほどEVを配備し、災害時の在宅避難者を支援する拠点としてオープンした。









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