2021 6/20・27
 

◇北米建築用ガラス事業 カーディナル社へ譲渡〈AGC〉

AGC(平井良典社長)は6月15日、北米建築用ガラス事業を米カーディナル・グラス・インダストリーズ社に譲渡することを決定し、カーディナル社と合意した。譲渡価額は4億5000万j。関係当局に申請し承認を得ることが条件で、最も早く承認を得られた場合、今年7月に譲渡が完了する見込み。同社は今年発表した中期経営計画「AGCplus-2023」で建築用ガラス事業の収益性と資産効率の改善をグループ経営上の重点課題として取り上げ、さまざまな施策に取り組んでいる。









◇登録硝子工事基幹技能者講習 8月28〜29日、東京で実施〈全国工事と全硝連〉

全国板硝子工事協同組合連合会(橋本和明会長)と全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、宮代茂会長)は2021年度登録硝子工事基幹技能者講習・修了試験の申請募集を開始する。8月28〜29日に東京で実施。募集定員は30人で、定員に達し次第締め切る。申請書類の受付期間は7月1〜14日到着分。今後の新型コロナウイルス感染拡大状況によって延期・中止の可能性がある。










 

◇出荷 18ヵ月連続減に 合わせ、強化出荷は増加〈板硝子協会〉

板硝子協会(清水正会長)は6月1日、2021年3月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は13カ月連続で前年同月より減少、出荷は18カ月連続で減少した。複層ガラスは生産・出荷とも18カ月連続減。合わせガラスは生産は3カ月連続減少、出荷は3カ月ぶりの増加。出荷のうち建築用は5カ月連続で減少。強化ガラスの生産は増加に転じ、出荷も5カ月ぶりに増加した。板ガラスの生産は185万4000換算箱、前年同月比20.0%減。出荷は178万8000換算箱、同0.5%減だった。










 

自宅がスマートホームになる


◇設定簡単、使いやすい IoTホームリンク刷新〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は、IoTホームリンク「Life Assist」をリニューアル。7月1日、「Life Assist2」を発売した。ホームデバイスをインターネットに接続し、住設機器・建材、家電とつなぐだけで自宅がスマートホームに生まれ変わり、便利で安心な暮らしを実現できる。リニューアルでは毎月の使用料が不要になった他、自宅のルーターと接続してペアリングするだけと設定が簡単になった。直感的に使えるアプリを採用するなどこれまで以上に使いやすくなった。スマートホームがより身近になる。










 

「プリュード」施工イメージ


◇フレーム組み合わせ ファサードにワンポイント〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は6月1日、エクステリア商品「プリュード」を発売した。門回りを中心とした、ファサード空間のワンポイントのデザインを加える。「プリュードウォールフレームユニット」「プリュードパーティションフレームユニット」があり、二つのフレームユニットを自由に組み合わせることで、敷地内の上下、奥行きに立体感を出す。シンプルな建物をキャンバスとして植栽を主役にしたプランニングが多いオープン外構向けで、シンプルな住宅外観や植栽を引き立てる。










 

飛沫感染対策用ハンガードアのサンプル


◇ハンガードアを開発 軽量、抗ウイルスで差別化〈足立硝子、電気硝子建材、酒井興業〉

足立硝子(大阪市浪速区、足立安生社長)東京営業所(横浜市鶴見区)、電気硝子建材(大阪市淀川区、高畑正司社長)、酒井興業(大阪市中央区、酒井直紀社長)は、日本電気硝子の薄板ガラスと樹脂の積層体「ラミオン」にリケンテクノスの抗ウイルスフィルム「リケガード」を貼った、新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染対策用ハンガードアを共同開発。7月下旬に発売する。「ラミオン」は同じ厚さのガラスと比べ重量が約50%と軽いので、開閉がしやすく、施工時に大掛かりな上部の補強が不要。ガラスの透明度やフィルムの抗ウイルス性、反射防止機能で付加価値を高め、アクリル板などとの差別化を図る。









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