2021 5/23・30
 

◇売上高10.2%減、営業益38.3%減 21年3月期 自動車用への影響大〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は5月13日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高は4992億2400万円、2020年同期比10.2%減。営業利益は130億6700万円、同38.3%減、税引き前損益は損失171億7100万円、親会社の所有者に帰属する最終純損益は169億3000万円の損失。新型コロナウイルス感染症関連の個別開示項目費用、コスト構造改革に伴うリストラクチャリング費用の計上による。のれんと無形資産の減損損失は事業環境見通しが改善してきている状況を受け、当連結会計年度では計上していない。同社グループが事業を展開する主要地域の事業環境は、新型コロナウイルス感染拡大による影響からの回復基調が継続、地域によって消費者マインドは改善しており、同社の生産活動も継続回復している。







◇中部支社を事業譲渡 6月1日、まねきや硝子に〈セントラル硝子販売〉

セントラル硝子販売(湯浅章社長)は、中部支社建材営業部の名古屋支店、岐阜支店、静岡支店、富士支店、浜松営業所をセントラル硝子特約店のまねきや硝子(大阪府東大阪市、奧山寛一社長)に事業譲渡すると発表。2021年6月1日に実施する予定。中部支社は、2015年4月に中部地区でセントラル硝子特約店など関係会社の統合によって設立された。5月末までに契約した物件については、同社と事業譲受先のまねきや硝子で完工まで責任を持って対応する。










 

「鎌倉常盤の家」の外観の改修前(左)と改修後


◇断熱性能が約7倍に 鎌倉常盤の家 性能向上リノベ〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は5月18日、横浜市で不動産業を手掛けるプレイス・コーポレーション(横浜市港南区、浜田伸社長)と共働で取り組んだ、「戸建て性能向上リノベーション実証プロジェクト」の「鎌倉常盤の家」のオンライン説明会を開催した。実証プロジェクトは、中古戸建て住宅を断熱と耐震の性能向上にこだわり、現在一般的な新築住宅の性能を上回るレベルにリノベーションする。「鎌倉常盤の家」は神奈川県鎌倉市の築46年の旧耐震基準の戸建て住宅。改修後は断熱性能が約7倍に向上し、震度6強の地震でも倒壊しない耐震等級3相当の強度まで高めた。










 

上から「リヴェルノ304」「リヴェルノ502」「リヴェルノ503」の施工例


◇トレンドに合う3色 インテリア建材新色追加〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は6月1日、インテリア建材「LiVERNO(リヴェルノ)」に新色を追加。明るいイエロー、無機質なグレー、ビンテージに合うグリーンの3色で、昨今のインテリアトレンドに合い、個性あふれるインテリア空間を演出する。新色は収納ユニット扉にもラインアップしており、室内のトータルコーディネートが楽しめる。カジュアル系「リヴェルノ30」シリーズの「リヴェルノ304」(レモンレザー)は、家族の明るい笑顔、太陽や光をイメージし、レモンのように明るく元気なビタミンカラーのイエローをレザー調に仕立てた。












 

引き違い網戸(右)と横引きロール網戸


◇1日で網戸取り換え 円滑開閉、カスタマイズも〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は5月6日、TOSTEMブランドから「リフォーム網戸」を発売した。1日で網戸を取り換えることができ、見た目が美しくなるだけでなく、スムーズに開閉できるようになる。これまで網戸がなかった窓やドアにも取り付けられる。用途に合わせてのカスタマイズにも対応する。引き違い網戸は室外側に取り付けて、横にスライドして開閉する。フレームの色、網の種類など豊富なバリエーションから選ぶことができる。










 

◇高さの調節が容易 独自アルミ枠で短納期〈シロクマ・クローバ事業部〉

シロクマ・クローバ事業部(大阪市天王寺区、06・6768・3151)は新型コロナウイルス感染防止対策商品の豊富なラインアップを展開している。飛沫(ひまつ)感染防止用パーティションは、アクリルパネルの高さを簡単に調節できるタイプ2種と、フレームの接続部分をすっきりさせたタイプを発売した。フレームは切断するだけで組み立てられる同社独自のアルミ構造材「Uポールシステム」を使用。パネルソーで最大4×8尺までのアクリル板を切断して供給するので、オーダーサイズ品に短納期で対応することができる。









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