2020 12/6・13
 

大阪市役所での寄贈式


◇採用義務化を要望 防災安全合わせガラス 寄贈式と出張授業〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(森重樹会長)は11月24日、大阪市旭区の大阪市立今市中学校体育館に寄贈施工した「防災安全合わせガラス」の寄贈式を大阪市北区の大阪市役所で開催。森谷茂明企画運営委員長から渡瀬剛行大阪市教育委員会事務局指導部長に寄贈品の目録を手渡し、渡瀬大阪市教育委員会事務局指導部長から森谷企画運営委員長に感謝状が贈られた。森谷企画運営委員長は公共建築物や避難所となる建物への「防災安全合わせガラス」の採用義務化を要望した。今市中学校で出張授業も実施した。








 

左からつなぐ場「AO Gallery」、試す場「AO Lab.」左から発想する場「AO Studio」、つなぐ場「AO Park」


◇開発・協創を加速 新研究棟に協創空間開設〈AGC〉

AGC(島村琢哉社長)は11月19日、横浜市鶴見区のAGC横浜テクニカルセンター内に完成した新研究開発棟でメディア向け発表会を開催。同棟内に設置した、社内外の協創を加速させるオープンイノベーション空間「AO(アオ=AGC OPEN SQUARE)」を同日オープンすると発表した。平井良典専務執行役員CTOは「AO」の設立経緯について、「社内での材料・プロセス・設備開発を全て同じ場所で行うことで開発を加速し、お客さま、アカデミア、外部パートナーとの協創を加速させる」と語った。










 

◇出荷12ヵ月連続減に 建築合わせ8ヵ月連続減〈板硝子協会〉

板硝子協会(森重樹会長)は12月1日、2020年9月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は7カ月連続で前年同月より減少、出荷は12カ月連続の減少だった。複層ガラスは生産・出荷とも12カ月連続で減少した。合わせガラスも生産・出荷とも12カ月連続の減少。出荷のうち建築用は8カ月連続の減少だった。強化ガラスは生産・出荷とも12カ月連続での減少となった。板ガラスの生産は149万8000換算箱、前年同月比29.4%減。出荷は172万7000換算箱、同18.6%減だった。










 

グランプリを受賞した「東京大学(白山)理学系研究科附属小石川植物園温室新営その他工事」


◇グランプリは大温室 アルミとガラスで明るく〈昭和フロント〉

昭和フロント(東京都千代田区、笹澤英夫社長)は11月24日、「第51回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表した。今回は「リニューアル部門」を新設。過去最多となる1908件の応募作品の中から、グランプリ、3部門の金賞、銀賞、銅賞の計10作品を選んだ。グランプリは、鉄骨造の大規模な植物園温室をアルミとガラスで明るい空間に仕上げた「東京大学(白山)理学系研究科附属小石川植物園温室新営その他工事」(東京都文京区、設計=久米設計、販売・加工=日研サッシ工業、梶山サッシ)が受賞した。










 

発足記念式典で堀会長があいさつした


◇カ・防協と改装協 合併 建築開口部協会が発足

一般社団法人カーテンウォール・防火開口部協会(カ・防協)と一般社団法人建築改装協会(改装協)が合併し、12月1日付で一般社団法人建築開口部協会(開口協)が発足。堀秀充YKK AP社長が会長に就任した。発足記念式典で、堀会長は「建築業界は大きく変化し、開口部に求められる性能も高度化・多様化している。省エネ、地震や火災に対する安全性はもとより、ウイルス、台風災害など多様な課題解決の手法が求められている。二つの開口部の専門団体が合併することで、長年培った事業の経験を共有し、リソースを重要な事項にシフトすることで、シナジー効果を最大限発揮する」と語った。建築物の開口部などに関わる新しい課題への取り組みを進め、安全で快適な建築物整備に寄与する。会員は185社・団体。








 

◇事業会社体制へ移行 LIXILグループとLIXIL合併 「LIXIL」に

持ち株会社のLIXILグループ(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)と100%子会社のLIXIL(同)は12月1日付で合併し、事業会社「株式会社LIXIL」として業務を運営する体制に移行した。合併後の存続会社であるLIXILグループの商号を変更した。LIXILは起業家精神にあふれ、高い競争力を持ち、持続的な成長を通じて社会に貢献できる組織を構築するために、さまざまな組織の変革を推進してきた。従来の持ち株会社体制から事業会社体制に移行することで、意思決定の迅速化や業務運営の効率化を実現する。










 

潮崎社長


◇減収も経常益25%増 改修事業低調、止水は堅調〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、潮崎敏彦社長)は11月26日、オンラインで2020年4〜9月期の連結決算を発表。売上高は782億5900万円、2019年同期比6.3%減だった。営業利益は29億3300万円、同0.1%減、経常利益は33億3000万円、同24.5%増、親会社株主に帰属する純利益は18億7400万円、同19.4%増。新型コロナの影響で減収となったが、グループ全部門で利益確保に取り組み、営業利益は前年同期並み、経常利益は大きく増加した。リフォーム事業は住宅用リフォームが低調で営業損失となったが、止水事業は堅調だった。










 

「スマート宅配ポスト」艶Vクラウドサービス「あずけるボックス」キービジュアル


◇個人間で物品シェア 宅配ボックス介し非対面〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)はこのほど、IoT宅配ボックス向けクラウドサービス「あずけるBOX」の新サービス「あずけるボックス:もってって・もってきて」を開始した。同社のIoT宅配ボックス「スマート宅配ポスト」を介して、個人間で荷物や届け物をシェアできる。コロナ禍でも、非対面での受け渡しができて安心。同社は住まいと社会サービスの連携を目指すエクステリア空間のIoT製品・サービス「スマートエクステリア」で「あずけるBOX」(メンバーズサイト=https://www.smartexterior.net/)を展開している。









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