2020 10/11・18
 

宮代茂会長


◇防災協定の締結へ 菅義偉首相訪問の実現も〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)は6月に2020年度通常総会を開催。新会長に宮代茂副会長(神奈川県板硝子商工業協同組合理事長)が就任した。全硝連は、地震や台風など自然災害による被害が増えていることから、大規模災害が発生して当該地域のガラス店が被災した場合に、他地域の組合員が復旧支援をする「防災協定」の締結を目指している。宮代会長の会社(港南硝子)がある横浜市南区は、菅義偉首相の地元。落ち着いたら、菅氏が官房長官の時に約束した、官邸訪問の実現を目指している。








 

全硝連近畿地区本部の有志48人で施工した


◇寄贈工事を実施 防災安全合わせガラス 全国6ヵ所目〈機能ガラス普推協、全硝連近畿地区本部〉

全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)の近畿地区本部(大村宗一郎本部長)は10月5日から3日間、大阪市旭区の大阪市立今市中学校体育館で「防災安全合わせガラス」の寄贈工事を実施。有志延べ48人で200枚、約120uを施工した。機能ガラス普及推進協議会(森重樹会長)が公共施設への「防災安全合わせガラス」の普及を進めるため2016年度から実施している寄贈活動で、全国で6カ所目となる。












 

◇出荷減10ヵ月連続 複層・合わせ・強化出荷も〈板硝子協会〉

板硝子協会(森重樹会長)は10月1日、2020年7月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は5カ月連続で前年同月より減少、出荷は10カ月連続の減少だった。複層ガラスは生産・出荷とも10カ月連続で減少した。合わせガラスも生産・出荷とも10カ月連続の減少。出荷のうち建築用は6カ月連続の減少だった。強化ガラスは生産・出荷とも10カ月連続での減少となった。板ガラスの生産は138万8000換算箱、前年同月比37.6%減。出荷は159万4000換算箱、同29.9%減だった。










 

左上から時計回りに「リプラス」「インプラス for Renovation」「リシェント玄関引戸2」「取替シャッター」


◇窓・玄関改修品を刷新 家での時間が健康・快適・安心・安全〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は、家で過ごす時間を健康・快適・安心・安全にするTOSTEMブランドの窓・玄関リフォーム商品を刷新。ラインアップを強化し10月1日に発売した。「インプラス」の新シリーズとして先に発売したリノベーション向け内窓「インプラス for Renovation」に加え、取り換え窓「リプラス」、リフォーム玄関引き戸「リシェント玄関引戸2」をモデルチェンジし、新商品としてリフォーム用シャッター「取替シャッター」を投入した。いずれの商品も1日でリフォーム工事を完了でき、施主の負担にならない。










 

「アルジオ」のアルミ電動フラットレールシャッタータイプ


◇外出先から開閉操作も 電動シャッターにIoT〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、平能正三社長)・三協アルミ社(西孝博社長)は、窓用電動シャッターにスマートフォンやAIスピーカーを通じて開閉操作ができるIoT機能などを追加し、10月8日に発売した。室内から操作できる安全性はそのままに、IoT機能を追加することでスマートフォンを使って外出先から開閉操作ができるようになり、急な天候変化への対応力や操作性が向上した。大型台風や集中豪雨など自然災害が増加している昨今、窓の破損を防ぐシャッターに注目が集まっている。










 

堀社長が「レオンポートneo GR」(左)と拡充した「耐風シャッターGR」をアピール


◇台風対策商品をPR 防水用工法と耐風圧2000パスカル仕様〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は9月29日、オンラインで、窓とエクステリアの台風対策新商品を発表した。近年、非常に強い台風が増加していることから、住まいを守り、周囲を守る窓・エクステリア商品を開発するため、4月に開発本部に耐災害技術室を設立。6月に「耐風シャッターGR」を発売した。堀社長は「10月から『耐風シャッターGR』に業界初のバルコニーFRP防水向け工法(マドリモ)、耐風圧性能2000パスカル(負圧)仕様を追加した。業界最高の耐風圧強度62m毎秒相当のカーポート『レオンポートneo GR』も発売する」とアピールした。










 

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