2020 7/5
 

宮代茂新会長


◇「窓ガラスの日」へ事業展開 宮代茂氏が新会長就任〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、辻良明会長)は6月26日、東京都中央区の浜町TSKビルで2020年度第63回通常総会を開催した。例年は板ガラスフォーラムの開催日に合わせた開催となるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、日を延ばして理事・監事だけの小人数での開催となった。2期4年会長を務めた辻氏が退任し、新会長に宮代茂副会長(神奈川県板硝子商工業協同組合理事長)が就任した。昨年制定した「窓ガラスの日」(10月10日)に向けたプロモーション活動と「防災安全ガラス」「機能ガラス」の普及に取り組む。








 

「ウイルスクリーン」簡易ついたてキット(下はイメージ図)


◇室内光でウイルス低減 簡易ついたてキット開発〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は6月25日、光触媒の技術を活用した抗ウイルスガラス「ウイルスクリーン」を使った簡易ついたてキットの開発を発表した。「ウイルスクリーン」は、銅系化合物と酸化チタンの光触媒を組み合わせた抗ウイルスガラスで、室内光でもガラスに付着したウイルスの活性を低減させる。可視光透過率、反射率は一般のガラスとほとんど変わらない。簡易ついたてキットは、商業施設のレジカウンターなどでの利用を想定しており、9月ごろの発売を予定する。










 

モバイルリアルタイムPCR装置「ピコジーン」を解説する特設ページをウェブサイトに公開した堰uピコジーン」


◇PCR仕組みを説明 ウェブサイトに特設ページ〈日本板硝子〉

日本板硝子は6月23日、モバイルリアルタイムPCR装置「PicoGene(ピコジーン)」のウェブサイトhttps://pcr-nsg.jp/に、PCRの仕組みについて分かりやすく説明した特設ページ『ひとびとの暮らしと安全を守るPCR』を日本語・英語の2カ国語で公開した。世界規模での新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、PCR検査に注目が集まるようになり、同サイトへのアクセス数が急増し、一時は流行前の10倍以上のアクセス数となった。PCR検査機についての問い合わせが国内外から急増したことから、世界規模でのPCR検査機へのニーズの高まりに応えるため特設ページを開設し、各種SNSと併せて、PCR検査についての理解促進に向け活動する。








 

◇能力評価基準を周知 10月に基幹技能者講習〈全国板硝子工事協同組合連合会〉

全国板硝子工事協同組合連合会(橋本和明会長)は6月23日、東京都中央区の浜町TSKビルで第36回通常総会を開催。新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、事前に書面で議決し、一部の理事だけで開催し、全ての議案を承認した。国土交通省が推進している建設キャリアアップシステムについて、システム登録を業界内へ呼び掛けながら、「硝子工事技能者能力評価基準」に基づいたレベル判定の周知徹底を目指す。全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)との共同事業である登録硝子工事基幹技能者講習は、昨年に引き続き更新者講習と通常講習の両方の開催になる。通常講習・修了試験は10月3〜4日に大阪で開催する。










 

上から「プロダクツ・パーク2020」の3階、2階、1階


◇3階建て仮想展示場 動画で展示品分かりやすく〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は10月16日まで、新商品を動画で分かりやすく紹介するウェブ展示会「PRODUCTS PARK(プロダクツ・パーク) 2020」を公開している。3階建ての仮想展示会場で、新商品を中心にエクステリア、リフォーム、樹脂窓、エントランス、インテリアなど31アイテムを展示。各階の展示エリアでは、ナビゲーターの向衣琴氏が一般消費者に向けて分かりやすく説明する「新商品ダイジェストムービー」、同社の企画・開発担当者がオンライン撮影した「商品特長プレゼンテーションムービー」で商品を説明。事前申し込み不要で誰でも自由に来場できる。










 

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