2020 5/24・31
 

◇20年3月期減収減益 建築用売上高は前期並み〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は5月12日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高は2224億6900万円、2019年同期比3.2%減。営業利益は79億7500万円、同21.3%減、経常利益は85億6500万円、同23.3%減、親会社株主に帰属する最終純利益は64億1800万円、同15.3%減だった。建築用ガラスの売上高は前の期並み、自動車用ガラスの売上高は欧州と米国の自動車販売台数減少の影響を受けて減少した。








 

ホームの屋根部に採用された「サンジュール」=画像提供・撮影協力はJR東日本、JR東日本建築設計


◇太陽光発電ガラス採用 高輪ゲートウェイ駅に〈AGC〉

AGC(島村琢哉社長)の太陽光発電ガラスが、今年3月14日に開業したJR東日本の高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)に採用された。採用されたのは太陽光発電機能とガラス特有の明るい空間を併せ持つ「サンジュール」シリーズ。環境と快適性に配慮した駅に寄与している。高輪ゲートウェイ駅は「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、東京と世界をつなぐ玄関口となることを目指しており、最新の駅サービス設備の導入や実証実験を進め、新しいことを始める場所と位置付けている。










 

通風デザインの施工例


◇玄関ドアと意匠連動 断熱玄関引き戸を刷新〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は、片引きタイプの断熱玄関引き戸「コンコード」をモデルチェンジ。5月7日、「コンコードS30」として発売した。非防火ドアは断熱タイプ25デザイン・12色、アルミタイプ3デザイン・2色の計28デザイン・14色。防火ドアは17デザイン・12色。ニーズが高い通風デザインを追加した。同社の主力玄関ドア「ヴェナートD30」と連動したデザインで、うち非防火ドア19デザイン、防火ドア15デザインは共通。引き戸の利便性と機能性を保ちながら、多彩な住宅デザインに対応する。開きスペースを取らずに済むので、都市部の狭小地での使用にも適する。










 

「ファノーバSD」の施工例バウムナット色オレンジチェリー色


◇トレンドに合う 引き戸を刷新、防火戸も〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は5月1日、スライディングドア「ファノーバSD」を発売。2011年に発売した「ラフォースSD」を刷新した。昨今のトレンドを含めたさまざまな住宅外観に合う、豊富なデザインと色から選べる。併せて従来品「防火戸F型スライディングドア」を刷新した防火スライディングドアの「ファノーバSD」を発売。防火地域・準防火地域でも採用できる。










 

◇カスタムで自由に使う 手頃価格 省施工化し短工期も〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は4月1日、エクシオールブランドから「ガーデンルームGF」を発売した。手頃な価格で好みの仕様にカスタマイズできるので、暮らしに寄り添い、家族それぞれのスタイルに合わせた自由な使い方ができる。屋根構造や腰壁、開口部などを省施工化し、工期の短縮も実現した。開口部は、オーソドックスな開閉の引き違い戸のテラスサッシタイプ、開放感とともに庭との一体感を感じられる折り戸タイプ、足元が隠れる腰壁+高窓タイプ、Fixタイプ、縦滑り出し窓タイプから選べる。








 

10種のデザインガラス


◇デザインガラス販売 各種加工、1枚から出荷〈中村加工所〉

中村加工所(福井市、中村和裕社長、0776・22・4865)は輸入デザインガラスの販売を強化する。同社は2018年6月、ガーディアン・ジャパン・リミテッドが販売していたデザインガラスを、ガーディアン社の事業を引き継ぐ形で販売を始めた。ガーディアン社以外のアイテムを加えた売れ筋10種を在庫し、自社で小口処理などの加工ができるため、納期対応が早い。JISの強化規格と同等の熱処理加工が可能で、異形切断にも対応。北海道から沖縄までの輸送ルートを確立し、全国に1枚からでも出荷する。













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