2020 4/26・5/3
 

2019年度はSIIが一般消費者にも分かりやすい資料を作製


◇防災ガラス窓を追加 断熱パネルなど設置で窓改修も〈経済産業省〉

経済産業省は2018年度から「次世代省エネ建材支援事業(次世代建材)」を実施しており、2020年度で3年目。次世代を担う高性能建材の市場拡大を図り、消費者が選択しやすい価格にすることを通じて、既存住宅の一層の省エネルギー化を図ることが狙い。必須製品である断熱パネルまたは潜熱蓄熱建材を設置すれば、併せて窓、玄関ドア、断熱材、調湿建材などの任意製品の工事の経費も対象となる。20年度から新しく「防災ガラス窓」が追加される。1次公募は5月11日〜7月中旬、2次公募は真夏の募集だった19年度より遅らせ、8月下旬からを予定。補助率は補助対象経費の2分の1以内で、1住戸当たりの補助金額の上限金額は戸建て住宅が200万円、集合住宅が125万円。








 

縦滑り出し窓のイメージ燕rf熱樹脂フレーム(マルチチャンバー)の断面


◇耐熱強化、トリプル初 「APW430」に個別防火窓〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は4月20日、法律で定められた20分間の遮炎性能を持つ防火設備(EB)の国土交通大臣認定を取得した、高性能トリプルガラス樹脂窓「APW430防火窓」の全国発売を開始した。防火・準防火地域が多く分布する大都市での樹脂窓の高断熱化を本格化する。業界初となる、耐熱強化トリプルガラスを採用した樹脂防火窓。網目がないガラスで視界を妨げない。高い断熱性と窓辺のクリアな眺望性を実現し、住宅のさらなる高断熱化を推進する。










 

◇内装用に簡易乾式 ガラスブロックパネル「メタルデザインパネル」〈電気硝子建材〉

電気硝子建材(竹内清秀社長)はこのほど、内装用ガラスブロックの新製品「メタルデザインパネル」を発売した。簡易乾式工法のメタルジョイント工法を採用したガラスブロックパネルで、ガラスブロックとタイル、ウッド材など異素材を自由に組み合わせることができる。内装用途でデザイン表現を大きく広げることが可能になる。「メタルデザインパネル」は、ガラスブロックとタイル、ウッド材など異なった素材との組み合わせが可能な内装用のガラスブロックデザインパネル。














 

心地よい癒やしの空間を演出


◇木質感とぬくもり 癒やしの人工木デッキ材〈セイキ販売〉

セイキ販売(東京都練馬区、守谷将人社長)は4月20日、木粉を55%配合した人工木のデッキ材「ルポウッド」を発売した。「ルポ」はフランス語で「休息」「安らぎ」を意味する。優れた木質感とぬくもりが、心地よい癒やしの空間を演出する。耐候性・耐腐朽性が高い。天然木に比べて経年による変色や色あせが少ない。腐食も起こりにくく、シロアリの食害に強い。無垢(むく)形状になっているため中空材に比べて局部的な衝撃による割れに強く、木材と同等の加工ができて施工性が高い。










 

金子社長(左から3番目)と今春入社した新入社員


◇前向きに乗り切る 全従業員にコロナ支援金〈八尾トーヨー住器〉

八尾トーヨー住器(大阪府八尾市、金子真也社長)は3月31日、全従業員に「新型コロナウイルス予防対策支援金」を支給した。支給額は正社員が1世帯につき手取り20万円。パート従業員は所定の期間内の出勤日数によって同3万円か同10万円。新型コロナウイルス感染症の感染拡大は収まる気配がなく、建設業界にも今後大きな影響が懸念される中、従業員の士気を高め前向きに緊急事態を乗り切る考えだ。









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