2020 4/12・19
 

◇フロート窯1基休止 建築・太陽電池パネル用〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は3月31日、千葉事業所(千葉県市原市)のフロート窯2基のうちの1基(千葉1号窯)の生産を休止すると発表した。1月30日の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」で検討中としていた収益改善施策の一環。建築用コーティングガラスの他、薄膜太陽電池パネル用ガラス製品を生産していたが、薄膜太陽電池パネル用ガラス製品はベトナムの新設備に生産を移管し生産が完了していた。新型コロナウイルス感染症拡大の影響も考慮した。計画では今年7月に休止する。






 

複層ガラスを等圧化する「スイススペーサー・エアー」


◇中空層・外気 圧力差調整 高低差のガラス破損を低減〈サンゴバン・グラス・ジャパン〉

サンゴバン・グラス・ジャパン(東京都千代田区、フランシス・ショレー社長)は、スイス・スイススペーサー社の複層ガラスを等圧化するソリューション「SWISSPACER AIR(スイススペーサー・エアー)」を販売している。高低差や気候負荷の影響で、複層ガラスの中空層内部に正圧または負圧が生じることがある。この圧力変化によってガラスが膨張または内側へたわむと、ガラスエッジ部への負荷が大きくなり、ガラスが破損してしまうことがある。「スイススペーサー・エアー」は外気と中空層の圧力差を一定に調整することで空気圧の変化を抑制。高低差が大きい地域への輸送時に懸念されるガラス破損のリスクを最小限に抑え、安全性を高める。










 

左から「V31型」「V34型」「V42型」


◇IoT玄関ドア拡充 独自デザイン含め34種に〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は4月1日、TOSTEMブランドの玄関ドア「DA」シリーズの「玄関ドアDA」、国土交通大臣認定防火設備の「玄関ドアDA防火戸」に新デザインを追加した。同シリーズは、IoTを暮らしに取り込むことで、「住まいはもっと心地よくなれる」をコンセプトにした玄関ドア。同シリーズのオリジナルデザイン3種を含む17種を加えてラインアップを大幅拡充。34種のデザインから住宅スタイルに合わせて選ぶことができるようになった。新色2色も加えた。










 

「エフルージュツインFIRST」(左)と「エフルージュワンFIRST」


◇フラットですっきり 次世代カーポート 高品質な施工実現〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は4月1日、次世代カーポート「エフルージュFIRST」シリーズを発売した。従来品「エフルージュ」の柱を両側に配置したタイプを、付加価値を高めてリニューアル。高い耐風圧性能とフラットですっきりとした意匠、高品質な施工を実現した。近年増えている、水平・垂直ラインで構成されたキュービックなデザインの住宅の外観に合う。










 

「フュージョングラス」


◇経営革新計画を達成 オフィスのガラスアートで〈エス・ビルド〉

オフィスの内装工事を手掛けるエス・ビルド(大阪市中央区、澤口貴一社長)は、2016年に承認された大阪府の経営革新計画を達成した。オフィスのデザイン性を高めるガラスアートの開発・施工をテーマに約3年間取り組み、経営指標の一定の伸び率を達成。このほど大阪府からシンボルマークが入った達成証が渡された。









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