2020 2/2
 

◇LIXILと合併検討 透明性高め企業統治強化〈LIXILグループ〉

LIXILグループ(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は1月27日、子会社のLIXIL(同、大坪一彦社長)との合併について検討を開始することを同日開催の取締役会で決議した。同社とLIXILの二重構造を解消することで、意思決定の迅速化を図るだけでなく、経営と人的資源の重複をなくし、追加的な運営コストも削減し、経営効率の改善につなげる。合併後の組織体制はグループ経営体制が簡素化されるため、経営の透明性が高まり、コーポレートガバナンス(企業統治)を強化することができる。






 

板硝子協会合同委員会


◇防災・安全に貢献 新しいブレークスルーに〈板硝子協会〉

板硝子協会(森重樹会長)は1月24日、東京都千代田区の如水会館で、来賓に吉村一元経済産業省製造産業局素材産業課長を招き合同委員会を開催。各委員会委員長が2019年度の活動状況と成果、2020年度のテーマと課題を発表した。森会長はあいさつの中で「われわれは防災・減災のための『防災安全ガラス』を製造しており、より貢献していく必要性がある。イノベーションということがよくいわれるが、新しいブレークスルーをしていく状況にあるのではないか。頭を柔らかく発想を豊かにして考えていく必要がある」と考えを述べた。








 

左から加盟団体の石塚日本ガラスびん協会会長、有岡電気硝子工業会会長、森板硝子協会会長、ショレー硝子繊維協会会長、山村日本硝子製品工業会会長


◇自主的な活動も 温暖化と海洋汚染課題に〈ガラス産業連合会〉

板硝子協会、硝子繊維協会、電気硝子工業会、一般社団法人日本硝子製品工業会、一般社団法人日本ガラスびん協会、ニューガラスフォーラムの6団体で組織するガラス産業連合会(石塚久継会長)は1月24日、東京都千代田区の如水会館で来賓に上田洋二経済産業省大臣官房審議官らを迎え、2020年新年会を開催。390人が参集した。石塚会長は「ガラス素材の可能性を追求し、革新的な技術改革や製品作りを行うことによって、地球温暖化や海洋汚染などの問題に取り組んでいきたい」と述べた。










 

上からコンセプト展示エリア、ガーデン商品実技研修エリア、ウオール商品実技研修エリア


◇施工技能者育成へ開設 エクステリア技術研修所〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は1月24日、埼玉県上尾市にエクステリア施工技術研修所「DO SPACE上尾」を開設。エクステリア事業のさらなる拡大に向けた施策の一環として、同施設でエクステリア施工技能者の育成やレベルアップ、施工技能を伝承し、施工品質の向上や省施工に向けた実践的な施工技術を開発する。堀社長は、施工技能者の不足や高齢化、多様な商品や納まりへの対応、高まる施工品質要求に対して、「第1段階のハード(商品)がそろったので、最終の品質を保つために、第2段階の施工面の課題解決を推進していく」と述べた。










 

「分解式ガラス台車」


◇柱増やし大板対応 簡単に組み立て・分解〈高栄商会〉

高栄商会(名古屋市中川区、052・301・6700)は「分解式ガラス台車」を販売している。ラチェットレンチで簡単に組み立て、分解が可能。柱とパイプを分解すればかさばらないので、現場への持ち運びが容易。現場や自社の倉庫内で場所を取らずに保管できる。長いパイプを使って柱を増やせば大板ガラスにも対応でき、ガラスの大きさに合わせて台車のサイズを調節できるので好評という。柱は高さ1200×幅900o、高さ1500×幅1000o、高さ1800×幅1100oの3種。









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