2019 12/15
 

◇国内建築用ガラス統合へ 収益性の向上図る〈AGCとセントラル硝子〉

AGC(島村琢哉社長)とセントラル硝子(清水正社長)は12月9日、両社の国内建築用ガラス事業の事業統合について基本合意したと発表した。両社は事業統合によって、経営と資本の効率化、収益性の向上、企業基盤の充実を図る。今後は2020年12月末を目標に事業統合の完了を目指し、詳細な検討、協議を進めるという。今後事業統合についての手続きと協議を進める中で、公正取引委員会など関係当局への届け出、許認可取得の完了が前提となる。








 

左から関信越卸=リブワークスの内川義雄社長、マテックスの松本浩志社長、AGC硝子建材の世川博之住宅建材事業部企画開発部長、内山硝子の内山準也社長左から関西卸=斎藤産業の斉藤洋介社長、大阪板硝子販売の小山慎二社長、東海卸=尾畑長硝子の尾畑聡一社長


◇改善策を皆で共有 現調簡略化・転記ミス防止も〈業界の新しいスタンダードを考える会〉

全国板硝子卸商業組合連合会の若手経営者らは10月31日、第3回「業界の新しいスタンダードを考える会」を開催。これまでの商慣習を否定するのではなく、価値を提供する仕事に対して業界全体で適正な対価を得るため、当たり前のように続けている仕事に対して「本当にそれでいいのか、変えていく必要があるのではないか」と意識の目を向けてもらう。各社が陥っている状況(問題点)に対する改善策を皆で共有することで、賛同の輪を広げていく。ガラス業界全体で改革を進め、一歩一歩理想的なガラス業界の実現を目指す。今回は現調費の有償化や現調の簡略化、転記ミスなどの防止策、災害時の対応などについて議論した。










 

表彰式入賞者と記念撮影


◇応募作品数は240点 課題「2050年のガラス空間」〈日本電気硝子〉

日本電気硝子(松本元春社長)は電気硝子建材との共催で12月4日、「第26回空間デザイン・コンペティション」の表彰式を東京都港区のTKPガーデンシティ品川で開催。提案作品の課題「2050年のガラス空間」に対して240点の応募(登録数327件)の中から入賞作品10点を選び表彰した。最優秀賞(賞金100万円)は牧拓志氏(神戸大学大学院)、優秀賞(賞金30万円)は白石雄也氏・棗田(なつめた)直路氏(近畿大学大学院)の作品が受賞した。












 

◇JAGU技術検定 計69人が合格 2級受験は経験3年に〈日本自動車ガラス販売施工事業協同組合〉

日本自動車ガラス販売施工事業協同組合(JAGU)は、2019年度の「第16回JAGU自動車ガラス技術検定試験」の学科試験(筆記)を年9月29日、実技試験を10月20日〜11月10日の期間に実施。1級は25人、2級は36人、フロントマスターは8人の計69人が合格。1級、2級、フロントマスターの合格者は、累計1543人となった。本年度は2級技術者の受験資格を経験5年以上から同3年以上に変更した。JAGUは、組合員を対象とした独自の検定試験を2005年から実施している。












 

三宅氏のコーディネートルームを紹介猿O宅氏


◇三宅氏招きイベント 大阪ショウルームを刷新〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は12月6日、大阪ショウルーム(大阪府門真市)でインテリアコーディネーターや工務店・住宅メーカーを対象にイベントを開催。インテリアコーディネーターの三宅利佳氏がインテリア建材「リヴェルノ」などを使ってプロデュースしたコーディネートルームについて解説。11月15日に第1弾リニューアルオープンした大阪ショウルームを紹介した。










 

グーグルアシスタント音声対応機能が拡充した「マドマスター・スマートタイプ」


◇話し掛けるだけで開閉 グーグルアシスタント対応〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、潮崎敏彦社長)は11月から、スマートフォンで操作できる電動窓シャッター「マドマスター・スマートタイプ」が、「グーグルホーム」などグーグルアシスタントを搭載したスマートホームデバイスに対応できるようになった。忙しい朝や手がふさがった状況でも、話し掛けるだけでシャッターの開閉ができる。









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