2019 12/8
 

AR使用時の様子VR使用時の様子


◇AR導入で乖離なくす 開発スピードアップへ〈AGC〉

AGC(島村琢哉社長)は11月27日、東京都中央区のAGCStudioで、素材の組成開発を担う材料融合研究所と素材の生産プロセス・設備開発を担う生産技術部で、KAKUCHO(竹本泰輔社長)の「webAR」を試験使用すると発表した。12月からAR(拡張現実)技術を開発現場に導入し、現物が出来上がった状態を仮想的に組成開発者と設備開発者が認識することで現物イメージの乖離(かいり)をなくし、開発のスピードアップを図る。










 

メーンエントランスの外装ガラス施工箇所吹き抜け手すりのガラス施工箇所ガラスを持ち上げる作業を体験


◇高校生招き現場見学 ガラス工事業界をPR〈東海工事WG〉

東海板硝子工事協同組合(木村俊一理事長)の組合員・オブザーバーの若手メンバーによるガラス工事PRワーキンググループは11月19日、愛知県東郷町に建設中の「(仮称)ららぽーと愛知東郷町」で、愛知県立一宮工業高校の生徒を招いて現場見学会を開催。実際にガラスを施工している現場を見て、ガラス施工への理解を深めてもらった。建築用ガラス工事の業界団体が学生を招いて現場見学会を開催するのは業界初の試み。












 

◇出荷は6カ月連続増加 複層・合わせ・強化とも増〈板硝子協会〉

板硝子協会(森重樹会長)は12月1日、2019年9月の板ガラス生産・出荷動向を発表。生産は前年同月比が前月の増加から再び減少に転じた。出荷は6カ月連続の増加だった。複層ガラスは生産・出荷とも前月の減少から再び増加となった。合わせガラスも生産・出荷とも前月の減少から再び増加した。建築用の出荷も前月の減少から再び増加した。強化ガラスの生産・出荷も前月の減少から再び増加した。板ガラスの生産は212万2000換算箱、前年同月比5.1%減。出荷は212万2000換算箱、同5.4%増だった。










 

左から布村氏、瀬戸会長、錦織選手、佐藤選手、長島選手


◇「人思いやるヒーロー」 パラリンピック聖火ランナーを募集〈LIXIL〉

LIXIL(東京都江東区、大坪一彦社長)は11月27日から、東京2020パラリンピック聖火ランナーの募集を開始した。同社は10月、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京2020パラリンピック聖火リレープレゼンティングパートナーシップ契約を締結。「おもいやりと、おもてなしの、光をひろげよう」をスローガンに、誰もが活躍できる未来に向けて取り組んでいる人、誰かのために頑張っている人、いつも周りに笑顔をくれる人など「おもいやりやおもてなしの心で行動する身近なヒーロー」を自薦と他薦で募集する。










 

中央が箱田会長


◇通期は国内向け堅調 19年度予想 産業用向け需要増加〈全国自動ドア協会〉

全国自動ドア協会(JADA、箱田大典会長)は11月22日、東京都港区のビジョンセンター浜松町で、2019年度上半期の自動ドアの需要動向、安全に対する取り組み、自動回転ドアの現況などについて事業活動を報告。19年度上半期の自動ドア生産台数の実績と通期見込み台数は、国内向けの上半期実績は6万6000台、18年度同期比5.1%増。海外向けは7000台、同24.0%減。総生産台数は7万3000台、同1.6%増。通期見込みは、国内向けが14万台、同4.5%増を見込む。国内向け生産台数は、首都圏の新規大型物件、既設のリニューアル需要が引き続き堅調。特に工場など産業用向けの需要が増加した。










 

平面強化ガラス焔ネげ強化ガラスをヒートソーク処理


◇ヒートソーク炉稼働 曲面・平面強化ガラス用〈阪神硝子工業〉

阪神硝子工業(神戸市北区、坂本善正社長)は、あらゆる曲面に完全強化ガラス、本格合わせガラスで対応できる高度技術によって業界をけん引する。このほど曲面・平面強化ガラスのヒートソーク処理が容易にできる、同社設計・製作の新型ヒートソーク炉を設置、7月から稼働を始めた。高い品質を保証する検査設備となる。同社設計・製作による新型ヒートソーク炉は、強化ガラスを加熱台車に縦置きすることが可能なため、作業中に傷が付きにくい。約250度のソーク用熱風は、炉内の両サイド下部から吹き出し、炉内天井の中央部に吸い込まれる。ソーク中はこの熱風が送風機によって強制的に循環して加熱する。









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