2019 10/13
 

紺野氏と武田雅宏板硝子協会建築委員長が対談=撮影:文芸春秋


◇安全・安心・健康 高機能ガラス 最新事情紹介

文芸メディア事業局は9月30日、東京都千代田区の本館1階サロンで「文春暮らしのセミナー」を開催。購読者約30人を招待して、安全・安心・健康的な生活を提供する高機能ガラスの最新事情を紹介した。メディア事業局編集委員の秋月康氏の司会で、第1部は俳優の紺野美沙子氏をゲストに招いて、「窓を通して見えてくるすてきな暮らし」をテーマにスペシャルトーク。第2部は中坂明弘板硝子協会調査役が「高機能ガラスについての基本的レクチャー」と題して、防災安全ガラスやエコガラスについて解説。第3部は紺野氏と武田雅宏板硝子協会建築委員長が「機能ガラスで安全・安心な暮らしを」をテーマに対談した。協賛は機能ガラス普及推進協議会(森重樹会長)。








 

2019年度グッドデザイン賞を受賞したガラスアンテナ「WAVEATTOCH」


◇19年度グッドデザイン賞 ガラスアンテナ受賞〈AGC〉

AGC(島村琢哉社長)はこのほど、窓を基地局化するガラスアンテナ「WAVEATTOCH(ウエーブアトッチ)」が2019年度グッドデザイン賞を受賞した。デザイン性を重視した製品の企画開発が評価された。同社は「5G時代を見据え、景観が重視されるエリアにおいてアンテナ基地局の設置場所を増やせるアンテナが欲しい」という携帯電話キャリアからの要望を受け、既存窓(室内側)の表面に貼り付けることで屋外をサービスエリア化することができるガラスアンテナを2018年に開発し、2019年に販売を開始した。2019年中に5G対応ガラスアンテナの開発を完了する予定。










 

◇出荷4ヵ月連続の増加 複層3ヵ月ぶりに増える〈板硝子協会〉

板硝子協会(森重樹会長)は10月1日、2019年7月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は前年同月より4カ月連続で減少、出荷は4カ月連続での増加だった。複層ガラスは生産・出荷とも3カ月ぶりに増加した。合わせガラスは生産・出荷とも4カ月連続で増加。出荷のうち建築用は10カ月連続の増加となった。強化ガラスは生産・出荷とも前月の減少から再び増加に転じた。板ガラスの生産は222万4000換算箱、前年同月比6.1%減。出荷は227万3000換算箱、同12.7%増だった。










 

◇「アルジオ」にビル用 高断熱・耐久で使いやすい〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は11月30日、ビル用アルミ樹脂複合サッシ「アルジオ-Bv」と、防火地域で使用できる「防火窓アルジオ-Bv」を発売する。2015年に発売した戸建て住宅用アルミ樹脂複合サッシ「アルジオ」を基本コンセプトに開発。掃除・開閉・出入りが楽、寒さ・暑さ・台風・豪雨から守るという「アルジオ」の特長を、低層ビル用商品として実現。高い断熱性能、耐久性能、使いやすさに配慮した商品を低層集合施設や福祉施設でも使えるようになる。










 

「リシェント玄関ドア3」


◇非木造戸建てにも リフォーム玄関扉拡充〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、大坪一彦社長)は10月1日、TOSTEMブランドのリフォーム玄関ドア「リシェント玄関ドア3」を拡充。カバー工法で業界で初めて、非木造戸建て住宅に対応できる。半外付け枠納まりへの対応力も強化し、あらゆる戸建て住宅の玄関リフォームに対応する商品となった。「リシェント玄関ドア3」は、既存の枠を残したまま上から新しい枠や額縁でカバーして新しいドアを取り付けるカバー工法を採用。高断熱仕様、断熱仕様、断熱・アルミ仕様がある。












 

◇現場でガラス穴開け インパクト用ドリル〈杉村商事〉

杉村商事(大阪市西区、杉村亨社長)は、インパクトドライバー用「充電クロスドリルJXDタイプ」を販売している。多くの人が持っているインパクトドライバーで使用することが可能な六角軸で、施工の現場でガラスの穴開けができる。ヒンジなどの金物を取り付けるとき、小径のダボ穴の穴開けや切り欠きの際に使える。磁器タイル用に開発されたが、ガラス、アクリル板などにも使用可能。ガラス穴開け用ドリルとして同社が販売している「タンガロイキリ」(2枚刃)は先端が面になっているので、まっすぐ削りながら穴を開けるのに対し、同製品はサイド刃を使いながら、円を描くようにすりこ木穿孔(せんこう)で穴を開ける。









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