2019 10/6
 

左から松本巖全国卸会長、加瀬清志日本記念日協会代表理事、森重樹会長、辻良明全硝連会長


◇高機能ガラスPR 10月10日は窓ガラスの日〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(森重樹会長)は10月1日、東京都港区の板硝子協会で「窓ガラスの日」の記念日登録証の授与式を開催。加瀬清志一般社団法人日本記念日協会代表理事、森会長、松本巖全国板硝子卸商業組合連合会会長、辻良明全国板硝子商工協同組合連合会会長、中坂明弘板硝子協会調査役が出席した。森会長は「ガラスは透明(トーメイ)で、高機能ガラスは『防災安全ガラス』や『エコガラス』に代表されるように2枚のガラス仕様であることから、トーメイ&トーメイを10(トー)&10(トー)と読み替え、10月10日を記念日とした」と10月10日を「窓ガラスの日」に決めた経緯を説明し、「消費者に安全、安心、健康的な生活を提供する高機能ガラスをPRしていく」と語った。








 

今回設置したガラスアンテナ


◇「窓の基地局化」を開始 携帯電話向けエリア拡充〈AGCとドコモ〉

AGC(島村琢哉社長)はNTTドコモ(吉澤和弘社長)と、共同開発した電波送受信が可能なガラスアンテナ「WAVEATTOCH(ウエーブアトッチ)」を東京都内のビルの窓に設置して窓を基地局化し、4GLTE向け携帯電話向けのサービスエリア拡充を10月1日に開始した。ガラスアンテナを用いた「窓の基地局化」によるサービスエリアの提供は世界初。移動通信のトラヒック量が増大し、高トラヒックエリアでスモールセル基地局用のアンテナ増設が必要とされる中、建物の屋上や壁面は設置場所が限られることや景観を損ねることが課題となっている。これに対応するため両社は、2018年11月に既存窓の室内側の表面にガラスを貼り付けることで屋外をサービスエリア化できるガラスアンテナを共同開発した。










 

「サーモスU-H」の施工例(内観色ブラック)


◇窓4シリーズ刷新 多様化するニーズに対応〈LIXIL〉

LIXIL(大坪一彦社長)は、TOSTEMブランドの高性能ハイブリッド窓「サーモスU-H」「サーモスL」、国土交通大臣認定防火設備の窓「防火戸FG-H」「防火戸FG-L」の計4シリーズを、細部にわたって多様化するニーズに対応できるよう大幅にモデルチェンジした。@内観色にブラックを追加A防火戸のガラスに耐熱強化透明複層ガラスを追加B網戸に「虫イヤネット」を追加C防火戸の「フィルター付換気窓」「段窓排気ファン」を発売D窓開閉の安心安全を拡充。東日本は10月1日から発売、西日本は12月1日から発売する。










 

左から中西雅彦サンキョウタテヤマタイランド社ゼネラルマネジャーCFO、スパット・ラタナシリビライタイメタルアルミニウム社社長、高口祥実サンキョウタテヤマタイランド社副社長COO


◇自動車用など事業拡大 三協立山のタイ中核拠点〈タイメタルアルミニウム社〉

三協立山グループのタイ拠点であり、地域統括会社のサンキョウタテヤマタイランド社は、タイ国内にアルミ押し出し加工会社(従業員約1100人)、アルミ建材メーカー(同約400人)、アルミビレット鋳造会社(同34人)、ヒートシンク製造会社(同約135人)の4社を傘下に持つ。自動車・輸送機器、電気・電子・電化製品などに使われるアルミマテリアル、エクステリア製品や、窓・ドアなどのアルミ建材製品の製造販売で年々事業を拡大。4社のサプライチェーンを生かし、高品質な製品を安定的に供給することで需要を伸ばす。グループの中核を成す最大事業会社、タイメタルアルミニウム社を訪問、スパット・ラタナシリビライ社長、高口祥実サンキョウタテヤマタイランド社副社長に事業の概要と展望を聞いた。










 

「プロフィリット」のクリアと梨地の混合事例(上)と駅の待合室(クリアのダブル構成)


◇「プロフィリット」にクリア 視認性確保し開放感演出〈日昌グラシス〉

トップライトと特殊ガラス工事の日昌グラシス(東京都中央区、森本誠社長)はこのほど、溝型ガラス「プロフィリット(梨地)」のオプション品として、「プロフィリット(クリア)」を追加した。「プロフィリット(梨地)」と比べて平滑面を持ち、屋内外からの視認性を確保して開放感を演出できる。「プロフィリット(梨地)」と「プロフィリット(クリア)」を混在させることで、ファサードに変化やリズム感を持たせることができる。









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