2019 9/15
 

◇複層ガラス戸建て普及率98.6% Low-E81.8%、2年連続増〈板硝子協会〉

板硝子協会(森重樹会長)は8月30日、2018年度の新築住宅の複層ガラス普及率を発表した。戸数普及率は戸建て住宅が98.6%、前年度比1.3ポイントの増加となり、前年度の4年ぶりの減少から再び増加に転じた。うちLow-E複層ガラスは81.8%、同0.5ポイント増と2年連続の増加となった。共同住宅の戸数普及率は65.5%、同4.8ポイント減と4年ぶりの増加だった前年度から再び減少した。うちLow-E複層ガラスは25.9%、同5.2ポイント増と2年連続で増加した。






 

◇危機時刻1分戻る 世界より低い日本の意識〈公益財団法人旭硝子財団〉

公益財団法人旭硝子財団(東京都千代田区、石村和彦理事長)は9月6日、第28回「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」調査結果を発表。世界全体の平均危機時刻は、調査開始以来最も針が進んだ昨年より1分戻った9時46分だった。日本は9時39分で、2002〜2003年、2007〜2008年を除き、危機意識が世界全体より低い。危機意識が高いのは昨年同様、オセアニア、北米、西欧の3地域。東欧と旧ソ連も9時台だった。










 

エクステリアコーナー=上から玄関ドアとのコーディネート、ラック形式で展示した門扉・フェンス、「晴れもようwith」


◇EXコーナー新設 首都圏SRトータルコーデ可能〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は9月5日、首都圏ショウルーム(東京都新宿区)をリニューアルオープン。エクステリアコーナーを新設した。同4日のプレス向け内覧会では、西孝博副社長事業役員エクステリア事業部長があいさつ。「お客さまからの要望があり、エクステリアコーナーを新設。展示品は既存の8機種から、門扉・フェンスを中心に326機種に増えた。市場の4割を占める門扉・フェンスの売れ筋商品の大多数を網羅したことで、玄関とエクステリアのコラボ、住宅とエクステリアのトータルコーディネートを意識して提案できる。外構・庭と住宅との調和を取ることで、家の価値を向上させたい」と強調した。












 

施工例


◇かんたんドアリモ玄関ドア 刷新し意匠・色拡充〈YKK AP〉

YKK APは9月2日、「かんたんドアリモ玄関ドアD30」を発売した。壁を壊すことなく1日でドアからドアへの交換工事が完了する、カバー工法による玄関ドアリフォーム商品「かんたんドアリモ玄関ドア」を全面リニューアル。月4に発売した「ヴェナートD30」のデザインと色を取り入れ、61デザイン・14色に拡充した。防犯やプライバシーに配慮した換気ができる通風ドアは15デザイン。現場作業の効率化も実現した。断熱ドア、アルミドア、防火ドアがある。










 

週に2回、各部署の代表者が集まって開発会議を実施


◇紙からデータベースへ 施工管理システムを開発中〈小金澤硝子〉

小金澤硝子(小金澤将義社長)はシステムイオ(池田大社長)と共同で、これまでの労働環境を見直し、働きやすさ、生産性向上を目的とした施工管理システム「要(かなめ)」を開発している。これまで紙ベースだった作業をデータ化し、ガラス工事の業務で発生する見積もり、発注、配車、請求関係、作業工程などの情報を一元管理。仕入れ先との見積もり・発注依頼などのやりとりを自動化する。社内の5×1.5mのホワイトボードでしている現場の工程管理も電子化。作業内容や現場情報などを社内外のどこからでも確認できる。試行運用を経て、2020年6月からの運用開始を目指す。









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