2019 8/25・9/1
 

◇板ガラス製品値上げ 10月1日納入から5〜15%〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は8月19日、板ガラス・鏡製品と加工ガラス製品の販売価格を引き上げると発表した。引き上げ率は板ガラス・鏡製品が10〜15%、加工ガラス製品は5〜10%。10月1日納入分から実施する。板ガラスメーカーでは既に日本板硝子が10月1日出荷分からの国内建築用板ガラス製品の価格引き上げ、AGCは10月1日納品分からの国内建築用ガラス関連製品の販売価格引き上げを発表している。






 

◇リフォームは3090万ポイント 7月末時点の実施状況〈国土交通省〉

国土交通省は8月16日、次世代住宅ポイントの7月末時点の実施状況を発表。ポイント申請受け付け状況は、新築が予約申請を含めて累計6536戸。リフォームが同1340戸。ポイント発行状況については、戸数と発行ポイント数が新築は予約申請を含めて同4927戸、17億2248万9000ポイント。リフォームが同1021戸、3090万7000ポイントだった。リフォームのうち、開口部の断熱改修は同34件、発行ポイント数は2797万4000ポイントだった。








 

◇1〜6月期は減収減益 建築用ガラス営業益増加〈AGC〉

AGC(島村琢哉社長)は7月30日、2019年1〜6月期連結決算を発表。売上高は7374億8900万円、2018年同期比1.1%減だった。営業利益は414億8700万円、同31.2%減、税引き前利益は425億5600万円、同34.5%減、親会社の所有者に帰属する純利益は322億8600万円、同32.9%減。バイオ医薬品やディスプレー用特殊ガラスの出荷増、新規連結などによって増収だったものの、ユーロ安、東南アジアでのカセイソーダや液晶用ガラス基板の価格下落、自動車用ガラスの出荷減によって減収。液晶用ガラス基板の販売価格下落や新規設備立ち上げ、自動車用ガラス、化学品の製造原価悪化によって減益となった。建築用ガラスは売上高が横ばいだったものの営業利益は増加した。








 

「エピソードNEO-R」(右は断面図)


◇沖縄の木造住宅にも 高い水密性と耐風圧性〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は、木造住宅用アルミ樹脂複合窓「エピソードNEO-R」を、沖縄県で7月29日、その他地域で8月1日に発売した。木造住宅用アルミ樹脂複合窓では業界トップクラスの水密性と耐風圧性を実現。沖縄県の戸建て住宅では近年木造が増加し、窓には台風への対策が強く求められる。その他地域でも、短時間の局地的大雨が増加していることから、これまでよりも高い水密性と耐風圧性を持つ木造住宅用窓のニーズが高まっている。










 

テンションタイプスリムパネルタイプ


◇スリムに意匠性向上 サイトで施工業者リンク〈帝人フロンティア〉

帝人フロンティア(大阪市北区、日光信二社長)はこのほど、不燃シート製防煙垂れ壁「かるかべ」を新仕様に刷新。枠がスリムになり意匠性が向上し、対応サイズが拡大した。「かるかべ」専用サイトは全国各地域の施工協力業者とリンクし、施主が直接施工担当者へ問い合わせることができる。2017年の発売以来、着実に採用物件が増え、全国で施工協力業者を募集している。「かるかべ」は現場で両端部からシートを引っ張るテンションタイプと、アルミフレームパネルユニットを設置するスリムパネルタイプの2種。










 

「グラスサイン」施工例


◇エッチングに金箔 国内唯一「グラスサイン」〈阪口文化堂〉

阪口文化堂(大阪府門真市、阪口敏也社長)はエッチング加工したガラスに金箔(きんぱく)やペイントを施して仕上げる「グラスサイン」を国内で一人しかできない技術を駆使し製作しているガラスアーティストと業務提携。国内唯一の特約店として販売を開始した。サンドブラスト、グルーチップ、アシッド・エッチングの3種のエッチングや、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどの種類を使い分け、シルバー、ハンドペイントなどを加えてアート要素を高める。全ての工程を手作業で製作し、美しい装飾ガラスを作り出す。









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