2019 6/23・30
 

◇「エコガラスS」登場 上位グレードの商標〈板硝子協会〉

板硝子協会(森重樹会長)は、複層ガラスのJIS改正に合わせて高性能Low-E複層ガラス「エコガラスS」を商標として制定し、普及促進を図る。複層ガラスのJISでは、断熱性による区分が6ランクに細分化される。「エコガラスS」はJISの断熱性能区分の上位ランクであるT5あるいはT6に該当する、ガラスの熱貫流率1.5W/u・Kh以下のものが対象となる。新築住宅ではZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)やZEH+(プラス)の普及が進むが、「エコガラスS」の貢献度も一段と高まる。








 

小山保和会長立木彰一副会長艶X重樹日本板硝子社長


◇流通は未来の核 肩を組み未来切り開く〈全国ひのまる会〉

日本板硝子の取引店で組織する全国ひのまる会(小山保和会長)は6月6日、東京都品川区の東京マリオットホテルで定時総会を開催した。来賓に日本板硝子の森重樹社長、鈴木隆上席執行役員建築ガラス事業部門アジア事業部長、スティーブン・ワイドナーグローバルVAダイレクターらを招いた。小山会長はあいさつの中で「日本板硝子にとって、私たち建築の流通は発祥の原点であり、日本板硝子の未来の核を成すものだと思う。私たちが肩を組み、多くの課題・多くの提言に挑戦することにより、未来を切り開いていけるものだと確信している」と語った。










 

主催8団体の代表者


◇機能ガラス認知が課題 「窓ガラスの日」10月10日に〈板ガラス業界8団体〉

板ガラス業界8団体は6月7日、東京都港区の品川プリンスホテルで「第21回板ガラスフォーラム」を開催。来賓、一般参加を含む約400人が参加した。あいさつした松本巖全国板硝子卸商業組合連合会会長は「これだけいろいろな機能ガラスが出ていながら、消費者の機能ガラスに対する認知度が非常に低い。機能ガラスの認知度をいかに高めていくかが、今後の大きな課題になる」と指摘した。辻良明全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)会長は「『窓ガラスの日』を10月10日にすることに決定し、日本記念日協会に登録申請を行っている。皆で『窓ガラスの日』を価値あるものにしていきたい」と語った。










 

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