2019 6/2
◇BIPV用透明窓 米ユビキタス社と共同開発〈日本板硝子〉
日本板硝子(NSG、森重樹社長)は5月21日、子会社を通じて米ユビキタスエナジー社(カリフォルニア州レッドウッドシティー、キース・ウィルソンCEO)と、建物一体型太陽光発電(BIPV)の透明な建築用窓ガラスを共同開発すると発表した。ユビキタスエナジー社は透明な太陽光発電技術のリーダーで、太陽光コーティング「クリア・ビュー・パワー」技術を持つ。同社は、進行中の研究開発と技術サポートによって共同開発に参画している。
ドローンで撮影した建設中の東日本工場
◇福島に東日本工場 モンスタープロジェクト動きだす〈エヌビーエス〉
強化ガラス、合わせガラス、複層ガラスなどの機能ガラスを活用し、最新の建築ニーズにマッチした応用製品を提供する総合ガラス加工メーカーのエヌビーエス(NBS、東京都台東区、加藤俊明社長)は現在、福島県楢葉町に巨大な規模を誇る東日本工場を建設している。加藤社長は「当初予定から17カ月ほど遅れていた『モンスタープロジェクト』が順調に動いている。この事業活動を通じて震災復興の一助につなげていきたい。来春には竣工(しゅんこう)式を予定している。それまで楽しみにしておいてほしい」と語った。