2019 5/26
 

◇風景に重ね情報表示 透明ディスプレー 窓ガラスへ組み込む〈AGC〉

AGC(島村琢哉社長)は5月15日、窓ガラスに透明ディスプレーを組み込む技術を世界に先駆けて開発したと発表した。この技術によって、窓ガラスから見える風景に重ねて情報を表示することが可能になる。同社が持つ複層ガラス製造技術を「インフォベール」と組み合わせることで、窓ガラスへ透明ディスプレーを組み込むことに成功した。電源を切っているときは通常の窓ガラスだが、電源を入れることで窓ガラスに映像が表示される。この技術によって窓が情報を表示するプラットフォームとなり、風景に合わせて周辺の観光情報等をリアルタイムに表示することが可能になる。












 

「APW511」の断面


◇大開口も高断熱 軽い操作性と安全性 両立〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は5月17日、東京都墨田区のYKK60ビルで、住宅用窓「APW511」大開口スライディングを6月25日に発売すると発表した。堀社長は「樹脂窓で大開口を作ろうとすると高さに限界があり、完成品だとトラックで運べないという課題があったので、今回はアルミ樹脂複合窓で大開口を実現した。ノックダウンで供給することで配送の問題を解決し、トリプルガラスにすることで、アルミ樹脂複合窓でも高い断熱性能を発揮する。大開口でも軽い力で開き、指挟みなど安全性にも配慮した。










 

「外美」の施工イメージ


◇外部用スリムフロント 内部用とシリーズ化〈昭和フロント〉

昭和フロント(東京都千代田区、笹澤英夫社長)は5月27日、外部でも使用できるフロントサッシ「外美(そとみ)」を発売する。同商品発売に伴い、2017年5月から発売している「内部用スリムフロント」の名称を「内美(なかみ)」に変更しシリーズ化した。いずれも方立てと無目見付けを15oに統一したスリムフロントで、シンプルでスタイリッシュな外観。外部に「外美」、内部に「内美」を使うことで、物件全体が統一感のあるデザインになる。










 

「LIXILテラスSC」(上)と「LIXILテラスVB」の施工例


◇細部までノイズレス 屋根にアルミ押し出し材〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、大坪一彦社長)は6月3日、独立タイプのテラス「LIXILテラスSC」を発売する。業界で初めてアルミ押し出し材屋根を採用。リビングとの自然なつながりとテラスならではの開放感を演出する。屋根と柱だけで構成したシンプルで美しいデザインが、さまざまな住宅に美しく調和する。機能性を保ったまま、細部までノイズレスデザインにこだわった。敷地条件や用途に応じて柱を移動できる独立タイプのテラス「LIXILテラスVB」も同日発売する。










 

「ガラスマート!」のホームページ


◇全国で割れ替えFC 6月近畿から加盟店を募集〈オンコード〉

オンコード(大阪府八尾市、燒リ実社長)はガラス割れ替えのフランチャイズ(FC)事業「ガラスマート!」を本格始動する。6月から第1弾として近畿地区で集客を始めるため、加盟店の募集を開始。2022年までに同社直営の支店と合わせ、全国でのサービス体制構築を計画する。同社がガラスの割れ替え事業で培ってきた集客や施工のノウハウ、システムなどをパートナー店と共有し、パートナー店同士の協力関係も築けるガラス業界のプラットフォームづくりを目指す。









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