2019 5/12
 

左から武田雅宏AGC執行役員、上田理セコム執行役員、中山泰男セコム社長(左端はバーチャル警備員)


◇「バーチャル警備システム」開発 警戒監視や受け付け業務〈セコム・AGCなど4社〉

セコム(中山泰男社長)とAGC(島村琢哉社長)、DeNA(守安功社長)、NTTドコモ(吉澤和弘社長)は、世界初となるAI(人工知能)を活用した警戒監視などの警備や受け付け業務の提供が可能な「バーチャル警備システム」を開発した。AGCが提供する高反射率のミラーディスプレーに、等身大の「バーチャル警備員」の3Dキャラクターを表示し、常駐警備サービスをするセキュリティーシステム。2020年の発売に向けて実用化を進める。






 

◇第21回板ガラスフォーラム 参加締め切り5月17日〈板ガラス業界8団体共催〉

「第21回板ガラスフォーラム」が6月7日、東京都港区の品川プリンスホテルで開催される。テーマは「『連携・創造ガラスから広がる未来』〜防災・安全・省エネそして健康な暮らしへ〜」。全国板硝子商工協同組合連合会、全国板硝子工事協同組合連合会、全国板硝子卸商業組合連合会、全日本鏡連合会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会、機能ガラス普及推進協議会、板硝子協会の板ガラス業界8団体の共催。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の戸田久実理事の記念講演の他、経済産業省、国土交通省のキーパーソンを招き、省エネルギー施策を中心とした住宅産業政策の動向、建築基準法における窓の取り扱いに関する今後の展望などについて講演する。参加申し込みは5月17日まで。










 

◇出荷2ヵ月連続の増加 複層・合わせ・強化も伸び〈板硝子協会〉

板硝子協会(島村琢哉会長)は5月1日、2019年2月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は3カ月連続で前年同月より減少、出荷は2カ月連続で増加した。複層ガラスは生産・出荷とも2カ月連続の増加。合わせガラスの生産は25カ月連続で増加、出荷は5カ月連続の増加だった。建築用の出荷も5カ月連続の増加だった。強化ガラスの生産は2カ月連続の減少、出荷は2カ月連続の増加だった。板ガラスの生産は180万7000換算箱、前年同月比9.8%減。出荷は191万4000換算箱、同1.9%増だった。










 

「神戸六甲の家」内観改修前(上)と改修後


◇新築上回る性能に 関西初のリノベ物件〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は建築会社のKIMURA-GRITグループ(神戸市須磨区、木村卓社長)と共同で、「戸建て性能向上リノベーション実証プロジェクト」を関西初物件で実施。このほど完成した「神戸六甲の家」を報道陣に公開した。築37年の木造2階建て中古住宅を、現在の一般的な新築住宅の断熱性と耐震性を上回るレベルに再生した。YKK APの六甲窓工場で製造した高性能樹脂窓「APW330真空トリプルガラス仕様」などの断熱窓へ入れ替えたことなどで、断熱性能が改修前の5倍以上に向上。












 

「INAXタイルコンサルティングルーム大阪」


◇INAXタイルを提案 大阪にプロ向け施設開設〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、大坪一彦社長)は4月1日、大阪市西区に、インテリアとエクステリアのINAXブランドのタイルを総合的に提案する施設「INAXタイルコンサルティングルーム大阪」を開設した。非住宅物件や集合住宅市場のプロに向けた、同社初のタイル専門の双方向型展示ルーム。商品の展示だけでなく、建築設計士やデザイナーから直接ニーズを聞いて特注品を含めた提案をしたり、新商品開発にもつながる情報収集をするなど、コンサルティングを中心として機能を持たせた。フロア面積は229.92u。










 

「ワイド500」シリーズ(左)と「ワイド1000」シリーズの外観妻タイトピッチ調整施工の設置前(左)と設置後


◇高い採光性と断熱 「ワイド1000」「断熱屋根用」追加〈日昌グラシス〉

トップライトと特殊ガラス工事の日昌グラシス(東京都中央区、伊地山直紀社長)はこのほど、馳(はぜ)式折板屋根用トップライト「ユニルーフ」の下地なしシリーズに「ワイド1000」シリーズ、「断熱屋根用」を追加した。「ワイド1000」シリーズは従来の採光有効幅を2倍にすることで高い採光性を実現。「断熱屋根用」は屋根下弦材(室内側の屋根)の自重たわみを軽減する方法を提案することで、断熱屋根(二重折板)にトップライトを下地なしで施工できるようになった。









ページの先頭に戻る 過去の記事へ