2019 4/28・5/5
 

◇新規事業の創出へ ビジネス・イノベーションに注力〈日本板硝子〉

日本板硝子(NSG、森重樹社長)は2018年7月、新規事業の創出と新しい顧客価値の創造を担う組織として「ビジネス・イノベーション・センター(BIC)」を設立。執行役センター長に石野聡氏(元村田製作所取締役上席執行役員新規事業統括部長)を迎えた。「ライフサイエンス」「IoT・クラウド」「エネルギー変換」「インダストリー4.0」をターゲット分野に、同社の有望技術を既存のガラス事業以外の領域で応用し商品化を目指す。第1弾の独自開発商品として4月10日、「モバイルリアルタイムPDR装置」を発売した。








 

補助対象費用のイメージ


◇効果20%以上へ変更 第2回募集も7月に予定〈国土交通省〉

国土交通省はオフィスビルなど住宅以外の建築物が対象の「2019年度既存建築物省エネ化推進事業(建築物の改修工事)」の第1回提案募集を開始した。建物全体でのエネルギー消費量が改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれる改修工事であることなどが要件。昨年度の同15%以上から変更になった。5月上旬から全国4会場で「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」と合同の説明会を開く。第2回提案募集開始は7月ごろの予定。










 

◇従来品より高水密 ビル用アルミサッシ 沖縄地域限定で〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、大坪一彦社長)は、ビル用アルミサッシ「PRO-SE」(非防火設備)と「PRO-SE・BFG」(大臣認定防火設備・個別認定品)に、従来品よりも高い水密性能を実現したタイプを追加。4月1日、沖縄エリア限定で発売した。沖縄エリアは台風による影響で強い風を伴った雨が多く、建物の開口部には高い水密性能が求められる。特に需要が多い居住向け建築物では、サッシによる安心感が求められている。「PRO-SE」は、セーフティー、セキュリティー、アメニティー、ユニバーサルデザイン、デザインの五つをコンセプトに多彩な窓種をラインアップし、建物に合わせて選ぶことができる。








 

◇取締役を辞任・退任へ 潮田氏と山梨氏 潮田氏はCEO辞任も〈LIXILグループ〉

LIXILグループ(東京都千代田区)は4月18日、潮田洋一郎取締役代表執行役会長兼CEOの取締役辞任と山梨広一取締役代表執行役社長兼COOの取締役退任を発表した。潮田氏は定時株主総会(6月開催)前の最終の取締役会(5月20日開催)の終了をもって取締役を辞任し、山梨氏は任期満了時点の定時株主総会終結時をもって取締役を退任する。潮田氏は定時株主総会後にCEOを辞任することも表明した。同社は同日、イタリアの子会社ペルマスティリーザ社の損失計上によって2019年3月期の最終純損益が赤字となったことを発表しており、潮田氏は、当該損失の対象期間に業務を執行した前代表執行役の任命に係る責任を取締役辞任の理由としている。










 

シンプルな「ナチュレS」


◇シンプルな屋根形状 求めやすく合わせやすい〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は3月1日、木調テラス「ナチュレ」シリーズにテラスタイプの「ナチュレS」を追加した。シンプルモダン、ナチュラルモダンなど幅広い住宅テイストに合うシンプルな屋根デザインと求めやすい価格で、さまざまなアウトドア空間を提案する。ガーデンフロア「ラステラ」、人工木デッキ「ひとと木2」と組み合わせると、自然な木調仕上がりがさらに引き立つ。










 

◇塩ビとPET融合も 高性能なフィルム開発〈リケンテクノス〉

リケンテクノス(東京都千代田区、常盤和明社長)はこのほど、機能性ウインドーフィルム「RIVEX(リベックス)」(同社の商標登録製品)シリーズのサンプル帳を刷新。新製品や特色あるフィルムを最初に持ってきて、施工イメージを掲載して紹介。飛散防止・日射調整・セキュリティー・装飾・自動車フィルムなどの従来品は性能が一目で分かるよう、機能をピクトグラム化して表示した。同社が得意とする塩ビフィルムとPETフィルムを組み合わせた、耐候性に優れたフィルムなど高性能な製品を開発している。









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