2019 4/7
 

◇断熱リノベ、5月開始 戸建て住宅 全窓改修だけも対象〈環境省〉

環境省は経済産業省連携事業として、2018年度から「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」を実施している。5月中旬から開始する19年度の断熱リノベの18年度からの大きな違いは、戸建て住宅で全窓改修だけでも対象となったこと。ガラス交換に含まれていたカバー工法が独立し、窓の改修工法は、集合住宅がカバー工法、内窓取り付け、ガラス交換、戸建て住宅が外窓・カバー工法、内窓取り付け、ガラス交換となった。予算規模は集合住宅(全体と個別)が削減されたものの、戸建て住宅の予算は増える見込みだ。ガラスだけでなくサッシの断熱性も向上させるため、木製、樹脂、アルミ樹脂複合のカバー工法・外窓交換への補助が厚くなっている。








 

カードリーダー設置例


◇建設キャリアアップシステム運用開始 巨大システム始動 初年度100万人登録へ〈国土交通省〉

国土交通省は4月1日から「建設キャリアアップシステム」の本格運用を開始した。2019年度に技能者登録を累計で100万人、事業者登録を累計13万社、今5年で330万人の全ての技能者の登録を目指し、建設業界の基本インフラとなる。人手不足、働き方改革への対応、生産性向上など、多くの課題を抱える建設業界にとって、浮沈の鍵を握る巨大システムが動きだした。同システムは技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就労履歴などを業界横断的に登録・蓄積する仕組み。










 

「GARDEN ANNEX」


◇富裕層向けガーデンEX ベルギー社と業務提携〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、大坪一彦社長)は、世界80カ国以上にアウトドアリビング商品を展開するベルギーのレンソン社と業務提携。「離れ空間」をぜいたくに演出する富裕層向けガーデンエクステリア「GARDEN ANNEX」を今年秋に発売する。光・風・緑に空とのつながりを取り込み、離れを美しくぜいたくな空間へと導く「エクシオール」ブランド。4月10〜11日に千葉市美浜区の幕張メッセで開催されるエクステリア展示会「エクステリア×ガーデンエキシビション2019」に展示する。










 

トレンドゾーンテクニカルゾーンテクニカルゾーンでは技術提案や施工研修をする


◇プロ向け技術提案施設 快適な住まいづくり支援〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は3月18日、同社黒部荻生製造所(富山県黒部市)内にプロ向け技術提案施設「パートナーズサポートスタジオ(PSスタジオ)」を開設。建築業界では職人不足や高齢化が進む一方で、住まいに求められるニーズや品質への要求が高まっている。同社が持つ技術と品質に基づく提案から課題解決方法を具現化し、個々の課題や要望を抱えるプロと一緒に「快適で安全・安心な住まいづくり」を目指す。年間約200件の個別提案をする。












 

アルミベースに面材を並べて固定


◇面材選べるデッキ 3素材を組み合わせも〈セイキグループ〉

セイキ販売(東京都練馬区、守谷将人社長)などセイキグループは3月15日、デッキ材「選べるデッキ」を発売した。アルミ製のベースが高い剛性を確保。面材は3素材で、異なる素材を組み合わせることもできる。アルミベースを施工し、上に面材を並べて固定する。従来の湿式工法より簡単に施工することができる。アルミベースは中空構造で、デッキの上を歩くときにしっかりとした踏み感が得られる。ベースの連結部はさね構造で、根太などの土台に簡単にねじで固定できる。









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