2019 3/24・31
 

左から大谷尚弘電気硝子建材営業本部副本部長、桑原英一郎日本電気硝子コンシューマーガラス事業部品質保証部建材硝子グループリーダー、小坂市彦電気硝子建材取締役営業本部長が個別認定について説明


◇防火設備は個別認定へ 「NEGガラスブロック」〈電気硝子建材・日本電気硝子〉

日本電気硝子製「NEGガラスブロック」を販売する電気硝子建材(竹内清秀社長)は2019年4月1日以降、防火戸の通則認定運用が停止になるのに伴い、これまで通則認定で運用されていた防火設備の「NEGガラスブロック」を個別認定での運用に移行する。個別認定では枠材質がアルミニウム製は開口最大サイズが通則認定よりも制限され、最大面積は14.4uから約半分の7.0uに縮小。枠材質がスチール製・ステンレス製の場合は、従来と同じ開口最大サイズとなる。個別認定での開口形状は平面だけ。電気硝子建材が、認定取得者である日本電気硝子の管理の下、仕様に基づいて打ち合わせをする。








 

表彰店代表者らの記念撮影


◇スペーシアセールスマラソン2018 あけぼの通商が全国2位〈日本板硝子ビルディングプロダクツ〉

日本板硝子ビルディングプロダクツ(岩城克利社長)は3月8日、東京都港区の日本板硝子東京本社で「100周年記念スペーシア全国セールスマラソン2018表彰式」を開催。全国賞はあけぼの通商が2位、東京エリア地域賞の住宅部門はあけぼの通商が1位、同非居住・マンション部門はナックスが1位を獲得した。近江朋秀あけぼの通商社長は「100周年の節目ということで、何が何でも1位を取りたかった」と悔しがりながらも、「当社は『スペーシア』の全国発売1年前に試作販売をさせてもらったが、当時の日本板硝子スペーシアの社長が、今の日本板硝子の森社長だった。『スペーシア』との出合いがなければ、当社の今はなかったと思う。『スペーシア』は一昨年に発売20周年目を迎えたが、30年、40年先にも、ここに居る皆さんと全国賞の10位以内に入れるよう、日頃からの営業を頑張っていきたい」と今後の意気込みを語った。










 

「スペーシア」の体感型ショールームを紹介する後藤敦子氏


◇ショールーム全面改装 NSGガラススクエア「スペーシア」を体感〈日本板硝子ビルディングプロダクツ〉

日本板硝子ビルディングプロダクツは、東京都港区に位置するショールーム「NSGガラススクエア」を大幅にリニューアル。3月5日から真空ガラス「スペーシア」の断熱・遮熱効果を実際に感じることができる「体感型ショールーム」に生まれ変わった。以前は、建築用Low-Eガラス、高透過ガラス、低反射ガラスなどと同列で、「スペーシア」も全種類をサンプルと簡易デモ器で性能を確認してもらう、取り扱いガラスのいわゆる展示ルームといった形式だった。今回のリニューアルでは、「スペーシア」を全面的にクローズアップし、製品の良さを的確に伝えるため、一般消費者に体感してもらうことを主眼に、体感型ショールームに改装した。










 

◇1級101人・2級83人合格 技能検定、1級申請者20.8%減〈職業能力開発協会〉

全国各都道府県の職業能力開発協会は3月15日、2018年度ガラス施工の技能検定試験1級・2級の合格者を発表した。受検申請は1級が計183人、2級が計168人。うち合格者は1級が101人で合格率は55.2%、2級が83人で合格率は49.4%だった。2017年度は受検申請が1級231人、2級176人で、合格者は1級113人(合格率48.9%)、2級83人(合格率47.2%)。申請者数は1級が17年度比20.8%減、2級は同4.5%減といずれも減少した。合格者数は1級が同10.6%減と減少したが、2級は17年度と同数だった。合格率は1級が6.3ポイント、2級は2.2ポイント、共に17年度より上昇した。


















 

伊藤衛陶開発部長が製品をアピール


◇被災者のストレス軽減 災害時もいつものトイレ〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、大坪一彦社長)は4月1日、INAXブランドの災害配慮トイレ「レジリエンストイレ」を発売する。災害時には洗浄水量を切り替えることで、平常時の水洗トイレをいつもと同じ場所、同じ使い方でそのまま使用できる(業界初)。災害で断水しても、いつものトイレをそのまま快適に使えるようにすることで、被災者のストレス軽減につなげるとともに、高齢者、障害がある人、子供、女性も、誰でも安心して利用できるトイレ環境を提供する。3月7日、東京都千代田区のコンファレンススクエアMプラスで、伊藤謙一LIXILウオーターテクノロジージャパントイレ・洗面事業部衛陶開発部長らが商品について説明した。










 

「APW430」引き違い窓(左は断面)


◇3層樹脂窓に引き違い U値1.05 全国に普及拡大〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は3月25日、高性能トリプルガラス樹脂窓「APW430」引き違い窓を発売する。高断熱樹脂フレーム、ガス層12o2層のトリプルガラスで、熱貫流率(U値)1.05W/K・uを実現。「APW430」は2014年の発売以降、北海道など寒冷地の住宅の高断熱化に対応してきたが、全国でニーズが高い引き違い窓をラインアップに加えることで、高性能トリプルガラス樹脂窓の普及拡大を目指す。高断熱樹脂フレーム、ガス層12o2層のトリプルガラスを採用しており、ダブルLow-Eトリプルガラス・アルゴンガス入りブルー色の場合、U値1.05W/K・uを実現。










 

米ライトセントリー社のオンラインひずみ測定装置「オスプレイ」


◇リアルタイムで測定 強化ガラスひずみ数値化〈TGM〉

TGM(東京都港区、澁谷秀一社長、03・5733・6261)は、ガラス業界の高品質化、省人化への要望を受け、ガラスの表面検査装置を提案している。昨今、ガラスに対しては高い品質が求められており、同社の装置は小さな傷、汚れ、異物混入などの欠点、強化ガラスの加工工程で発生するひずみ、応力バランスなどの問題を解決する。「Osprey(オスプレイ)」は、強化ガラスのひずみを数値化し、リアルタイムで測定できる。他に、イタリア・デルタマックス社の欠点検査機「GlassInspector(グラスインスペクター)・EVO」、切断前欠点マーク検出装置「GlassInspector OPT(グラスインスペクター・オーピーティー)」など、ガラスの品質確認の要望に応える装置の国内販売実績を増やしている。









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