2019 3/10・17
 

LIXILハウジングテクノロジージャパンサッシ・ドア事業部の坂元淳一ドア商品開発部長、関塚英樹事業部長、大野真サッシ商品開発部長


◇建材のIoT化を加速 スマートロックと電動〈LIXIL〉

LIXIL(大坪一彦社長)は、TOSTEMブランドの2019年新商品として、「玄関ドアDA」「玄関ドアDA防火戸」と住宅用窓シャッター「スマート電動」「電動」を4月から全国で発売する(西日本地区の窓シャッターは6月から)。IoTを暮らしに取り込むことで「住まいはもっと心地よくなれる」をコンセプトに開発した商品。インターネットへ接続させて使用するだけで、外出先から鍵の閉め忘れの確認や来客対応、突然の豪雨時に外出先から窓シャッターを閉めることもできる。








 

辻良明会長から表彰状を受ける優勝の燗c悠介氏


◇技能グランプリ10人出場 厚労大臣賞は燗c悠介氏〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

各業界で優れた技能を持つ1級技能士が技能を競う「第30回技能グランプリ」が3月1日から4日間、神戸市の神戸国際展示場など7会場で開催された。ガラス施工の競技は2日、3日の2日間、兵庫県姫路市の兵庫県立ものづくり大学校で開催され、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、辻良明会長)から10人が出場した。ガラスの円形くりぬき、屋根に角穴を開けてこば磨き加工し、そこに同寸法のこば磨き加工した色ガラスをはめ込む課題など、これまで以上に技術力が求められた。優勝(金賞=厚生労働大臣賞)は燗c悠介氏(兵庫県)が獲得。










 

◇出荷3年連続伸びる 合わせガラス4年連続増〈板硝子協会〉

板硝子協会(島村琢哉会長)は3月1日、2018年の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は2645万3000換算箱、前年比3.9%増と2年連続で増加。出荷は2421万8000換算箱、同0.1%増で3年連続の増加だった。複層ガラスの生産は1506万1000u、同3.1%減。出荷は1473万5000u、同2.1%減。生産・出荷とも2年ぶりの減少。合わせガラスの生産は1735万9000u、同7.0%増と3年連続の増加。出荷は1715万1000u、同5.1%増と4年連続で増加。出荷のうち建築用は236万8000u、同1.5%増と2年連続の増加だった。










 

左から大谷裕明YKK社長、堀秀充YKK AP社長、猿丸雅之YKK会長


◇18年度AP増収見込み 樹脂窓・トリプル化推進〈YKKグループ〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)などYKKグループは3月5日、本社で2018年度連結業績予想、2019年度経営方針を発表。18年度のAP事業の売上高は4300億円、17年度比3%増、営業利益は221億円と17年度とほぼ同額を見込む。19年度は、国内住宅事業はさらに樹脂窓化とトリプルガラス化を進め、エクステリア事業は商品力をベースにした販売強化、リノベーション事業では「大開口、耐震、高断熱」と「防災、防犯」をキーワードに需要創造による成長戦略を推進する。19年度のAP事業は売上高4471億円、18年度比4%増、営業利益239億円、同8%増を見込む。










 

エクステリア商品企画課の宮越香織氏(左)と西孝博エクステリア事業部長


◇業界初 間口12m枠 空間自由形カーポート〈三協立山・三協アルミ社〉

三協立山(富山県高岡市、山下清胤社長)・三協アルミ社(中野敬司社長)は3月20日、空間自由形カーポート「U・スタイルアゼスト」を発売する。カーポートを中心に門扉、ガーデンスクリーンなどの玄関回りを一体化できるファサードの新ブランドで、業界初となる間口12mのフレームを採用し屋根下を最高高さ3.5mとした。豊富なバリエーションと納まりがあり、敷地対応力を強化した。デザイン性が高く、高級感があるエントランス空間を演出できる。6月に耐積雪量50p仕様を発売する。










 

「アンティークミラー」


◇オリジナルカラー鏡 アンティーク調も追加〈コダマガラス〉

コダマガラス(大阪府八尾市、児玉雄司社長)はオリジナル商品のカラー鏡「ブリリアントミラー」を販売している。このほど新商品のデザイン鏡「アンティークミラー」を追加。商業施設・ホテル・マンションのエントランスや、店舗・オフィスのインテリア、高透過鏡などと組み合わせて姿見や洗面鏡のアクセントとして提案する。定寸の在庫を持ち、各種ガラス加工設備を持つグループ会社のホクト硝工でさまざまな加工に対応。関西圏などは施工にも対応する。「ブリリアントミラー」は色が鮮やかで、高級感がある空間を演出する。









ページの先頭に戻る 過去の記事へ