2019 2/3
 

個別認定品を使って施工を実演


◇通則品出荷は登録を 写真とチェックリスト保管〈東海板硝子卸商業組合、東海板硝子工事協同組合、愛知県板硝子商工業協同組合〉

東海板硝子卸商業組合(立木彰一理事長)、東海板硝子工事協同組合(木村俊一理事長)、愛知県板硝子商工業協同組合(太田吉則理事長)は1月24日、名古屋市千種区の浩養園でビル防火戸の講習会を開催。4月1日からの個別認定制度への移行について説明した。午前と午後の2回実施し、3組合の組合員とガラス流通業者、設計事務所、建設会社など計約500人が参加した。講師の久田隆司日本板硝子建築ガラス事業部門機能硝子部部長兼板硝子協会建築委員会技術部会長は「認定の仕様とビス1本でも違う物を使うと認定違反になる。工事の記録の写真を必ず残し、チェックリストを作って保管しておくことが自分の身を守る方法だ」と注意点を解説。








 

◇住宅用・EX品価格改定 3〜20%引き上げなど〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は1月25日、一部の住宅用商品・エクステリア商品の価格を、2019年3月1日受注分から順次改定すると発表した。3〜20%や、1坪(3.3u)当たり2000円引き上げる。諸資材の原材料価格上昇に加え、燃料費・物流費も依然高止まりの状況が続く中、同社は生産合理化、設備改良、経費削減などに努めているが、自社の努力では吸収が難しい状況という。3月1日受注分からの実施は、ウオールエクステリアの一部(窓回り商品他)が8%程度、ガーデンエクステリア全般(ポリカーボネート屋根カーポート、門扉・フェンス、デッキ他)は4%程度引き上げる。










 

「ソラリア」屋根(上)と囲い


◇生活に合わせた窓辺 屋根と囲いで空間を変化〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は1月25日、屋根・囲い商品「ソラリア」を発売した。テラス、バルコニーなどの窓辺をライフスタイルに合わせて充実した空間へと変化させることができる。テラス・バルコニー向けの屋根や囲い商品は、雨や花粉を気にせず洗濯物を干せるといったメリットの他、屋外で楽しく過ごすガーデンルームのようなアウトドアリビング空間としても使える。後付け需要が高まっており、購入層も広がっているという。「ソラリア」は、従来品のテラス屋根・バルコニー屋根「ヴェクター」シリーズと、テラス囲い・バルコニー囲い「サンフィールV」を統合し、水密性、耐風圧性といった性能、施工性、機能、デザイン、バリエーションの向上を目指して開発した。










 

安全で魅力的なファサードをつくる


◇個別認定取得品を拡充 アルミ防火設備の20品目〈昭和フロント〉

昭和フロント(東京都千代田区、笹澤英夫社長)は、2019年3月31日でビル防火戸の通則的運用が停止されることを受け、アルミ防火設備の個別認定取得商品を拡充する。アルミ防火設備(個別認定品)拡充の第1弾として、フロント商品18品目、カーテンウオール組み込み用商品2品目を3月1日に発売する。店舗やビルエントランスに適した大型開口や幅木納まり、カーテンウオール組み込み用商品など豊富なラインアップで、安全・安心かつ魅力的なファサードを演出する。個別認定取得商品は今後順次拡充する。










 

「CE5-RH」(左)と「CE5-HG」「電ドラボール」


◇5インチの小型吸盤2種 振れ止め・床材施工などに〈杉村商事〉

杉村商事(大阪市西区、杉村亨社長)はこのほど、米パワーグリップ社製吸盤器の新モデル「CE5-RH」「CE5-HG」を発売した。直径135o(約5インチ)とコンパクトなサイズで、浅いアールの曲げガラスに使える。「CE5-RH」は施工時の振れ止め、「CE5-HG」はパネル、自動車のフロントガラス、床材などの運搬・施工に適している。共にメーカーは販売していない同社オリジナルの別注品。新製品のベッセル製「電ドラボール」は、モーターによる早締めと手動による本締めが1本でできる。手動では対応し切れない本数のねじ締めや、本締めの際に工具を持ち替える必要がないので便利。









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