2018 11/25
 

最優秀賞の作品


◇自動運転が変える… 最優秀賞「どこもかしこも小学校」〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は11月10日、「第53回セントラル硝子国際建築設計競技」の公開2次審査を実施し、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選4点を決定。佳作10点も表彰した。課題は「自動運転が変える『くらし・まち・建築』」。応募111点(国内63点、海外15カ国から48点)の中から1次審査を通過した7作品がプレゼンテーションし、最優秀賞、優秀賞を選定。最優秀賞は、黒田京佑(東京理科大学大学院)、神谷優梨子(早稲田大学大学院)の両氏の作品名「区立どこもかしこも小学校」に決定した。








 

出席者全員で


◇「窓ガラスの日」再検討 名称と日 それぞれ2案提示〈全国板硝子商工協同組合連合会〉

全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、辻良明会長)は11月9日、熊本市のホテル日航熊本で傘下組合理事長・役員、賛助会員、来賓ら50人が出席し第34回全国理事長会議を開催。機能ガラス普及推進協議会活動でもある「防災安全ガラス」本年度寄贈は宮城県石巻市立蛇田中学校体育館と福岡県添田町勤労者体育施設(そえだドーム)で実施。「窓ガラスの日」制定は従来案「10月10日」と、防災の日に合わせ「9月1日」の2案を全硝連として提示する。名称も、従来案「窓ガラスの日」と「板ガラスの日」を候補にする。「板ガラスの日」への賛同が多かった。今後機能ガラス普及推進協議会で検討し決定することになる。








 

◇営業利益1.3%増加 建築用ガラスは増収減益〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は11月1日、2018年4〜9月期の連結決算を発表。売上高は3081億4300万円、2017年同期比4.8%増だった。営業利益は178億5600万円、同1.3%増、税引き前利益は137億1300万円、同48.6%増、親会社の所有者に帰属する純利益は92億6100万円、同94.4%増。建築用ガラス事業の売上高は増加した。欧州を中心にした建築市場向けガラスや太陽電池パネル用ガラスの販売数量の増加による。フロート窯の定期修繕、原燃料のコスト上昇などが影響し同事業の営業利益は減少した。








 

◇営業利益74.9%伸びる 建築用ガラス売り上げ減〈セントラル硝子〉

セントラル硝子(清水正社長)は10月31日、2018年4〜9月期連結決算を発表。売上高は1123億7000万円、2017年同期比2.1%増だった。営業利益は47億600万円、同74.9%増、経常利益は54億9600万円、同65.3%増、親会社株主に帰属する純利益は42億9200万円、同127.9%増。建築用ガラスの売上高は減少した。新設住宅着工戸数の減少、首都圏を中心とした物件の工期遅れなどが影響した。ガラス事業の売上高は707億1200万円、同2.9%減、営業損益は損失4億1400万円だったものの、6億6300万円改善した。










 

引き違い窓用クレセントセンサー


◇戸締まり忘れを防止 無施錠はスマホに通知〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は11月12日、東京都千代田区のYKK80ビルで、来年1月発売の窓やドアの鍵の掛け忘れを防止する戸締まり安心システム「ミモット」を発表した。玄関を出た直後に鍵の掛け忘れをスマートフォンに通知するので、すぐに戻って戸締まりをすることができる。クレセントの操作で発電・通信するので、電気工事や電池交換が不要。堀社長は「侵入犯罪の侵入手段は無施錠が最も多いものの、これまでは効果的な対策はなく、使用者への注意喚起で防ぐしかなかった。今ある窓や勝手口ドアに簡単に取り付けられるので、『ミモット』で無施錠をなくし、開口部の防犯問題を解決したい」と述べた。










 

◇最大浸水高さ3.0mも 対応被害エリア広がる〈三和シヤッター工業〉

三和シヤッター工業(東京都板橋区、燻R盟司社長)は12月1日、水害時に建物内部への浸水を防ぐ防水商品「ウォーターガード防水シャッター」に、最大浸水高さ3.0mに対応する仕様を追加。浸水する高さが高い危険性がある場所にも設置できるようになり、想定される浸水被害エリアへの対応を、範囲を広げてカバーできる。「ウォーターガード防水シャッター」は、業界初の防水機能付きシャッター。通常時は管理用シャッターとして使用でき、内水氾濫など非常時には圧迫ボタンを押し、圧迫機構を作動させることで防水性能を発揮する。










 

照明オフ(下)では見えないが、照明オンで内部が見えるようになり、商品が幾重にも映り込む


◇オリジナル商品PR NISHIOブランド発信〈西尾硝子鏡工業所〉

西尾硝子鏡工業所(東京都大田区、西尾智之社長)は11月14日から3日間、インテリア・デザイン市場のための国際見本市「IFFTインテリア・ライフスタイル・リビング2018」に出展。同社オリジナルのハーフミラーディスプレー「DUAL」シリーズを展示した。同社は店舗内装の価値を高めるガラスの加工・施工をメーンに、価格ではなく価値で選ばれる企業になるため「NISHIOブランド戦略」を展開している。









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