2018 11/4
 

左から瀬戸欣哉LIXILグループ社長、山梨広一同次期COO、潮田洋一郎同取締役取締役会議長(次期会長兼CEO)


◇瀬戸社長CEO退任 11月1日付 潮田氏はCEO復帰〈LIXILグループ〉

LIXILグループ(東京都千代田区)は10月31日、新しい経営体制への移行を発表。同日付で瀬戸欣哉社長のCEO退任、11月1日付で潮田洋一郎取締役取締役会議長の代表執行役会長兼CEO兼務、社外取締役の山梨広一氏の取締役代表執行役兼COO就任を決定した。瀬戸氏は2019年3月末まで代表執行役社長として新体制へのスムーズな移行をサポートし、同4月1日付で山梨氏が代表執行役社長に就任。瀬戸氏は同6月まで取締役を務める。11月1日、LIXILは山梨氏が代表取締役会長兼CEO兼取締役会議長、大坪一彦代表取締役副社長が代表取締役社長COOに就任した。








 

テープカットセレモニー久保調査役(左)の説明を聞かれる高円宮妃久子さま


◇エコ・防災安全など 高機能ガラスをアピール〈板硝子協会〉

板硝子協会(島村琢哉会長)は10月13、14日の2日間、宇都宮市のマロニエプラザで開催された第30回住生活月間中央イベント「スーパーハウジングフェアin栃木」に出展。エコガラスの体感器、防災安全ガラスのカットサンプル、展示パネルなどを使って高機能ガラスをPRした。初日の13日には高円宮妃久子さまが見学された。久保雄志調査役の他、関東甲信越板硝子卸商業組合から武蔵野硝子佐野支店、栃木県板硝子商工協同組合から鈴木辰郎商店、高瀬硝子店、大塚硝子店、大丸屋硝子店、小林硝子店、創進が協力して商品説明に当たった。








 

「HOTEL MADO」の施工例内観=上=と外観(左下は断面)


◇ホテルも樹脂窓化 訪日客の困り事を解消〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は10月29日、東京都文京区のAZ fiveで、12月28日に発売するホテル客室向け樹脂窓「HOTEL MADO」、8月に発売したホテル客室向けスチールドア「HOTEL DOOR」の記者発表会を開催した。堀社長は「インバウンドでホテル需要は活況を呈しているものの、訪日客から日本のホテルに対して『ベッドの周りが寒い』『廊下の声がうるさい』といった開口部が原因の困り事をよく聞く。日本のホテルの窓は海外と比較しても性能が低い」と指摘。ホテルの窓をグローバルスタンダードにまで向上させ、20階建てにも対応するホテル専用商品を投入することで「くつろぎの空間、上質な眠りを提供し、ホテルの開口部からおもてなしする」とアピールした。






 

◇純損失86億円計上 ペルマ社譲渡不承認など影響〈LIXILグループ〉

LIXILグループは10月31日、2018年4〜9月期の連結決算を発表。売上収益は8881億9600万円、2017年同期比0.2%減。事業利益は137億9000万円、同66.1%減、営業利益は147億800万円、同2.5%減、税引き前利益は139億1000万円、同12.5%増、親会社の所有者に帰属する純損益は86億2900万円の損失となった。瀬戸欣哉社長は「国内の自然災害の影響や新取引制度導入に伴う課題、ペルマスティリーザ社の事業譲渡について米国当局からの承認が得られなかったという事業環境を反映した。新取引制度導入による費用増の影響は下期にかけて効果的に浸透させていけると考える。2018年4〜6月期の計画外の要因による利益減少分を補うため、継続的にコスト削減、販売管理費の抑制を進める」と説明した。








 

全面鏡の「フルハイトミラオス」


◇IoTフルハイトドア 全面鏡、一部ディスプレーに〈ジャパンディスプレイ、神谷コーポレーション湘南〉

ジャパンディスプレイ(JDI、東京都港区、月赴`幸社長)と神谷コーポレーション湘南(神奈川県伊勢原市、神谷忠重社長)はこのほど、鏡がディスプレーに変化するIoTフルハイトドア「FULL HEIGHT MILAOS(フルハイトミラオス)」を開発した。全面を鏡で覆った近未来型デザインで、背面に牛革をあしらい高級感を演出した。音声操作で鏡の一部がディスプレーになり、さまざまな情報を表示する。JDIが鏡がディスプレーに変化する技術を開発。神谷コーポレーション湘南は「フルハイトドア」を主力とする室内ドアの専門メーカー。







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