2018 10/28
 

共同開発した「真空断熱ガラス」


◇欧州向け真空ガラス AGCとパナソニック共同開発〈AGC、パナソニック〉

AGC(島村琢哉社長)とパナソニック(津賀一宏社長)は10月15日、業界最高クラスの性能を持つ「真空断熱ガラス」を共同で開発し、欧州市場向けに販売することに合意したと発表した。厚さ約6oで熱貫流率が0.7W/u・K。AGCは同社のベルギーの工場に新しく真空断熱ガラスの生産ラインを導入し、2019年3月から欧州の住宅市場向けに販売を開始する。この件に関わる投資額は約1000万ユーロ(約12億8000万円)で、新規に20人の雇用を予定する。












 

石巻市役所で寄贈式を開催(前列中央が亀山紘石巻市長)


◇石巻で防災安全ガラス寄贈式 生徒や地域住民に安全を〈機能ガラス普及推進協議会、全国板硝子商工協同組合連合会〉

機能ガラス普及推進協議会(島村琢哉会長)と全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連、辻良明会長)は10月9日、宮城県石巻市の石巻市役所で「防災安全ガラス」の寄贈式を開催。同日、寄贈先の石巻市立蛇田中学校で1〜3年の全生徒622人にガラスについての出張授業、ガラス破壊デモンストレーションを実施した。同校の石撫芬恊カ徒会長は「東日本大震災では、蛇田中学校が避難所として使われた。もしまた避難所として使われる場合でも、『防災安全ガラス』があることで、蛇田中学校の生徒、地域の人々が安全・安心にこの体育館を使える」と感謝の言葉を述べた。










 

防災安全ガラス254枚を施工した


◇九州で初の寄贈工事 添田町に防災安全ガラス〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会は10月9日から3日間、福岡県添田町の添田町勤労者体育施設(そえだドーム)で「防災安全ガラス」の寄贈工事を実施。全国板硝子商工協同組合連合会の九州地区本部(三原宏本部長)の有志が施工した。防災安全ガラスの認知度拡大、普及推進のための寄贈事業は全国で4カ所目となり、九州地区では初めて。施工した防災安全ガラスは254枚で、ガラスは日本板硝子が提供。九州板硝子卸商業組合の山十が現場への配送を担当した。施工の様子はRKB毎日放送のニュース番組で放映された。














 

上からTOTO、大建工業、YKK APのブース


◇コト提案を強化 VRでコンセプト訴求〈TDY3社〉

TOTO、大建工業(DAIKEN)、YKK APのTDY3社は10月12、13日の2日間、福岡市博多区のレベルファイブスタジアムで「TDY九州リモデルフェアin福岡2018」を開催。目標の5000人を上回る約6500人が来場した。「十人十家(じゅうにんといえ)くらしの想いをわたしらしく」をテーマに、「趣味を楽しみたい」などのリフォーム需要の変化に応える「コトからのリモデル提案」を強化。住宅設備・インテリアメーカー各社の協賛と、空間コーディネートなどをスペシャリストとのコラボレーションで再現したリモデル空間のコンセプトを、プロのMCの解説とバーチャルリアリティー(VR)を活用して訴求した。










 

開放的な空間をつくる「ファミット」ガラスデザイン


◇開放感と光の演出 アルミ枠に全面ガラス〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は10月15日、インテリアドアシリーズ「ファミット」のガラスデザインを発売した。「ファミット」は壁紙を張ることで壁と同化して溶け込むクロスデザインを2017年に発売。ガラスデザインはアルミフレームに全面ガラスを組み合わせ、インテリア空間全体に開放感をもたらし、光の演出を加える。強化ガラスを採用しており、安全に配慮した飛散防止フィルム貼りを標準仕様とした。
















 

「フロントヘルパーPRO6」施工の様子


◇軽量の取り付け機 「エスティマ」も1人で〈日硝〉

日硝(大阪市浪速区、前田雅紀社長)は1人でフロントガラスを取り付けられる施工工具「フロントヘルパーPRO6」と、取り外しもできる「フロントヘルパーPRO6-Kit425」を発売する。従来の同等品に比べ軽量・コンパクトで、取り付けが容易。「『エスティマ』まで1人でできたら」という要望に応え、1人で作業できる範囲を広げた。数量に限りがあるが貸し出しにも応じており、「実際に手に取って使ってみてほしい」と呼び掛ける。







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