2018 10/7
「SECOMあんしんうち窓」の構造イメージ鴛W準仕様の「SECOMあんしんガラスエコ複層(ペア)ガラス」
◇防犯と快適高める内窓 AGCとセコム 共同開発〈AGC〉
AGC(島村琢哉社長)は9月28日、セコム(中山泰男社長)と共同で、既存の窓の内側に設置することで優れた断熱・防音性能などを発揮し、住まいの防犯と快適性を高める高性能ガラスを搭載した内窓「SECOMあんしんうち窓」を発売した。既存の窓はそのままに、室内側へ1窓当たり1時間程度の比較的簡単な設置工事で取り付けることができる。サッシ部分はアルミと樹脂のハイブリッド構造で、優れた耐久性と堅牢(けんろう)性、気密性を実現し、今回新しく開発した「SECOMあんしんガラスエコ複層(ペア)ガラス」を標準仕様としている。
◇組合加盟店が落札 ゼネコン通さず直接工事〈全硝連関東甲信越地区本部〉
全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)関東甲信越地区本部(宮沢芳宏本部長)は9月21日、東京都中央区の浜町TSKビルで地区本部会議を開催。「ガラスの日」の制定、技能検定試験の審査基準統一、『グラスマンハンドブックオフィシャルガイド』の在庫拡販などについて議論した。埼玉県板硝子商工協同組合の清水辰巳専務理事が、ガラス関連の市の公共工事(学校施設の体育館のガラス改修工事)を、ゼネコンを通さずにガラス業者(組合加盟店)が落札した経緯を説明。
「かんたんマドリモシャッター」今の窓はそのままで上からシャッターを取り付ける
◇特殊な窓納まりも対応 「マドリモ」にシャッター〈YKK AP〉
YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は9月20日、東京都墨田区のYKK60ビルで、新商品のリフォーム用窓シャッター「かんたんマドリモシャッター」を発表した。中谷卓也開発本部住宅商品企画部長が説明。「これまでシャッターのリフォーム依頼があっても対応が難しかった、『軒下と窓との間にスペースが足りない』『片入り隅』『雨戸が付いている』などの特殊な窓納まりにも対応できるようになった。近年、台風の大型化が進んでいる。シャッターを取り付けることで、防災、防犯、快適を提供する」とアピールした。
シンプルさとスマートさを追求した「スマート宅配ポスト」
◇業界初のIoT技術 スマート宅配ポスト〈LIXIL〉
LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は10月1日、業界初のIoT宅配ポスト「スマート宅配ポスト」を発売。室内やエクステリア空間とスマートフォンをつなぎ、住まいに安心と快適をもたらすホームネットワークシステム「スマートエクステリア」シリーズの新商品。シンプルでスマートなデザインで、複数個の荷物受け取りや集荷依頼も可能になる。宅配ボックス、ポスト、サイン、インターホンを一体としながら、各パーツデザインを見直し、シンプルさとスマートさを追求した。