2018 9/2
 

講演会場(上)とは別会場でさまざまな「APW」シリーズを展示


◇19年度に樹脂窓3割超 関西の開口部断熱化を強化〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は8月27日、大阪会場(大阪市北区のハービスOSAKA)で「APWフォーラム」を開催。関西地区の設計事務所、ビルダー、工務店を中心に約400人が参加した。フォーラムの前に、今年4月に就任した宮原弘樹営業本部関西支社長の就任会見を開催。宮原関西支社長は、2017年度に2割弱だった全体の窓に占める樹脂窓比率を「2019年度には3割以上を目指す。関西圏は開口部の断熱に対するこだわり、関心が少し低いように感じる。啓蒙(けいもう)して開口部の断熱化を高めることで、いい家づくりに貢献したい」と抱負を語る。










 

ヘッド・アップ・ディスプレー(イメージ)


◇GM2車種に採用 HUD対応フロントガラス〈日本板硝子〉

日本板硝子(森重樹社長)は8月21日、ヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)対応フロントガラスが、米ゼネラルモーターズ(GM)社のピックアップトラック「GMCシエラ」「シボレー・シルバラード」(いずれも2019年モデル)に採用されたと発表した。フルサイズのピックアップトラックのフロントガラスとしては初搭載となるHUDは縦76.2o、横177.8oのカラー画面で、ドライバーの視線の先に運転情報を表示する。同社独自の高精度プレス技術は、新車のオプション採用が増えているHUDに必要な、複雑形状で面精度が高いフロントガラスの製造に強みを発揮する。










 

「E-SHAPE Window」のイメージ


◇内観見付けスリムに 開放的なビル空間を実現〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は8月16日、高意匠の隠しかまちタイプのビル用サッシ「E-SHAPE Window」に「TYPE-S」を追加した。内観の見付けを60_とスリムにし、すっきりとした意匠と開放的な空間が実現する。昨今、ビル建築は開放的な空間が求められる傾向にあり、特に横連窓の設計では、無目と方立てを極限までスリムにし、排煙窓などプロジェクト窓との連窓でも外観を損なわない意匠性が求められている。Fix部から可動部まで外観の見付け幅を55oに統一。金物や装置を隠し、無駄がないデザイン空間を創出する。










 

和風生地の拡充などデザインと機能が充実したプリーツスクリーン「もなみ」


◇和風生地の充実など プリーツスクリーン刷新〈ニチベイ〉

ニチベイ(東京都中央区、福岡勇之輔社長)は9月3日、プリーツスクリーン「もなみ」をモデルチェンジする。コンセプトは「『もなみ』でしつらえる丁寧なくらし」。デザインと機能性が充実し、快適で豊かな暮らしを提案する。安心・安全に配慮した操作方式を拡充。和風生地のバリエーションを増やす。大きな窓にも適応できるよう、製作可能寸法を拡大する。シングルスタイルにスマートコード式と電動式を追加する。スマートコード式は、小さな子供の手が届かない位置に配置した1本のコードで操作するので安心。電動式は離れた場所からリモコンや壁付けコントローラーで簡単に操作できる。










 

◇独自ハードコート 熱貫流率3.7、通年で省エネ〈マクセル〉

マクセル(京都府大山崎町、中村啓次社長、075・956・4152=スリオンテック事業本部IF事業部)は年間を通じて省エネ効果がある低放射(断熱)・遮熱フィルム「LE-Comfort」を発売している。熱貫流率3.7W/u・Kの業界トップクラスの断熱性能と、遮蔽(しゃへい)係数0.59の高い遮熱性能を併せ持つ。独自の多機能ナノハードコート技術「マルチファンクションナノHC」で、機能層の膜厚を数十nmレベルでコントロールして積層。断熱性能、高い遮熱性と透明性の両立、フィルムの折り曲げや傷、塩水、薬品、湿度などによる劣化リスクを低減する。







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