2018 8/26
 

◇1次よりも申請しやすく 次世代建材の締め切り迫る〈経済産業省〉

経済産業省は「次世代省エネ建材支援事業(次世代建材)」の2次公募を8月1日から開始しており、9月14日の締め切りまで残り3週間を切った。断熱パネルによる壁、天井、床の断熱または潜熱蓄熱建材の設置を実施する場合に限り、玄関ドア・窓の断熱改修、ガラスの交換、調湿建材の設置なども補助対象となる。補助率は2分の1以内、戸建て住宅は1住戸当たり上限200万円、集合住宅は同125万円。補助金の下限額が同40万円から20万円になって小規模な改修も対象になるなど、1次公募から変更されて申請しやすくなった。次世代建材は来年度以降も実施される可能性が高いため、工務店やリフォーム業者を巻き込んで、積極的に活用してもらいたい。






 

◇断熱リノベ2次公募終了 戸建ては予算を消化〈環境省〉

環境省が実施している2018年度「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」の2次公募が8月10日で終了した。戸建て住宅、集合住宅(個別)が対象で、集合住宅(全体)の2次公募はなかった。2次公募の事業規模の内訳は戸建て住宅が約8000万円、集合住宅(個別)が約4000万円。断熱リノベの事業執行団体の一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)はウェブサイトで2次公募の申請状況を随時公表していて、戸建て住宅は申請金額の合計(概算)が予算に達したため、公募締め切り1週間前の8月3日に公募を終了した。










 

キービジュアルとロゴ


◇自由に選べる楽しさを インテリア新ブランド〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は9月3日、インテリア事業の新ブランド「Interio(インテリオ)」を立ち上げる。「自由にインテリアを選べる楽しさを届けたい」との発想の下、同社のインテリア事業を包括するブランドとして展開し、暮らしを豊かにするさまざまな商品やサービスを提案する。同日、「インテリオ」ブランドとして、インテリア建材と壁付け手すりを発売する。「インテリオ」には「Interior+Open」という発想と、客の理想のインテリアを「○(丸)ごと」サポートしたいという思いを込めた。インテリアそのものが直感的に伝わるネーミングとした。










 

講師を務めた広報室の清水宏則課長(左)と南雲歩氏親子でエコハウス作りを楽しんだ


◇窓から考えるエコハウス 宝塚市と、70人が参加〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は生活者に窓を身近に感じてもらい、窓で生活環境が快適になることを知ってもらう取り組みの一環として、イベント「窓から考えるエコハウスづくり」を8月7日、兵庫県宝塚市の宝塚文化創造館で開催。夏休みの自由研究にも適する親子ワークショップで、宝塚市環境部地域エネルギー課が共催した。自治体と連携した開催は初めて。暑い夏を涼しく快適に、かつエコに過ごすためのヒントに気付く機会とし、幅広い年齢層に自然環境と住まいの付き合い方や窓の重要性を伝える機会となった。同社は持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として同活動を継続する。










 

テックグラス社の「VITRO-JET FタイプSP」シリーズ


◇大量ロットを高速印刷 自動車・産業用ガラス向け〈TGM〉

TGM(東京都港区、澁谷秀一社長、03・5733・6261)はスペイン・テックグラス社のガラス用インクジェット印刷機「VITRO-JET」シリーズを販売している。中でも、自動車・産業ガラス用シングルパス式インクジェット印刷機「VITRO-JET FタイプSP」シリーズは、付属スキャナーによるガラスの自動位置合わせ機能、シングルパス式インクジェット印刷ヘッドによって、最大1440dpiの高解像度で、大量ロットでも高速デジタル印刷を用いた自動車・産業ガラスの生産を実現する。







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