2018 8/5
 

代表者会議の様子


◇「防災安全ガラス」柱に 行政へのアプローチ強化 寄贈活動を継続〈機能ガラス普及推進協議会〉

機能ガラス普及推進協議会(島村琢哉会長)は7月23日、東京都千代田区のホテルルポール麹町で湯本啓市経済産業省製造産業局素材産業課長らを来賓に迎えて代表者会議を開催。2018年度の活動計画は前年度に引き続き、「防災・安全」「省エネ」「健康」を3本柱に、高機能ガラスの普及を促進することによって、高付加価値なガラスの市場を拡大、消費者の認知を得ることを通して業界の活性化を図ることを基本方針とする。主要活動として、行政組織へのアプローチを強化するため、公立小・中学校体育館(一般避難所)への防災安全ガラス寄贈活動を継続し、防災安全ガラスの情報発信、採用への働き掛けをする。








 

◇時速100qで5G通信 AGC開発 オンガラスアンテナ使用〈AGC〉

AGC(島村琢哉社長)は7月25日、NTTドコモ、エリクソン・ジャパンの2社との第5世代移動通信方式(5G)コネクテッドカーの実現に向けた共同実証実験で、「車両ガラス設置型アンテナ」(オンガラスアンテナ)を用いて、時速約100qで高速走行中の車両との間で、最大8ギガビット毎秒の5G通信に世界で初めて成功した。実証実験に使用したオンガラスアンテナは、AGCが新しく設計・開発したガラス面に設置できる28ギガヘルツ帯対応の5Gアンテナ。外観から見えにくく、車両のデザインを損なわずに設置できる。










 

左から早水研日本ユニセフ協会専務理事、シャネル・ホールユニセフ事務局次長、和泉洋人内閣総理大臣補佐官、瀬戸欣哉社長、ジン・モンテサーノ専務役員


◇世界の子供の衛生改善 ユニセフとグローバル提携〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は7月26日、東京都世田谷区の昭和女子大学で国際連合児童基金(ユニセフ)と合同記者発表会を開催。グローバルパートナーシップ「Make a Splash!みんなにトイレを」を締結し、世界の子供たちの衛生環境改善に向け、新しいアプローチで取り組む。同社とユニセフはそれぞれの強みを生かしながら、持続可能な開発目標(SDGs)ターゲット6.2である「2030年までに、全ての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排せつをなくす。女性および女児ならびに脆弱(ぜいじゃく)な立場にある人々のニーズに特に注意を払う」を実現する。










 

上からエントランス、新商品展示スペース縁繧ゥら結露実験スペース、断熱実験スペース


◇プロへ個別提案 北海道にP-STAGE〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は8月1日、北海道石狩市の同社北海道工場内に「P-STAGE北海道」を開設した。ビルダー、ゼネコンなどプロに個別提案をする場として、同社の企業理念、製品・技術・品質へのこだわりを発信する。施設面積は約640uで完全予約制。住宅商品、ビル商品、カーポート商品を展示、樹脂窓の歴史コーナー、断熱・結露実験コーナーなどを備える。工場内に開設したことで、来場者は物作りの現場に触れながら、実験装置や施工研修場(2019年度開設)でさまざまな技術を体感できる。








 

◇見付け細く高断熱 ビル用カーテンウオール〈不二サッシ〉

不二サッシ(川崎市幸区、吉田勉社長)はこのほど、ビル用カーテンウオール「Comfort N」グリッドタイプと、「FNS-U70 CF」横連窓タイプを発売した。眺望性が高く、デザイン性や断熱性能に優れるスリムな見付けのカーテンウオール。ガラス面が大きく透明感があるファサードがシャープなビル外観を実現する。枠の見込み寸法は広く普及している70o、外観見付け寸法はFix窓、可動障子窓ともに65oに統一した。室内側から可動障子のかまちが見えない。Fix窓、縦滑り出し窓、大型縦滑り出し窓、隠蔽(いんぺい)式外倒し排煙窓がある。










 

「マーカーメジャー」「マーカー定規」


◇ガラスに簡単マーキング 「メジャー」「定規」2タイプ〈福岡硝子工具製作所〉

福岡硝子工具製作所(福岡市南区花畑2-4-21、百崎考毅代表)はダイヤモンドガラス切りなど各種ガラス機器・工具を製造販売している。最近の販売商品の中で、ガラスへのマーキングが簡単にできる「マーカーメジャー」(特許登録番号3174564)と「マーカー定規」(特許登録番号3174564)の利便性があらためて注目されているという。「マーカーメジャー」はメジャーで長さを測った位置にワンプッシュでマークを入れることができる工具。その都度ペンなどでマーキングする必要がなく、正確に効率よく作業できる。







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