2018 7/8
 

展示会場ではTOSTEMブランドの新大開口窓「LW」(左)やトータルコーディネート「Design Style」などを紹介


◇いい住まい・暮らしを 健康と住まいのデザイン〈LIXIL〉

LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)は6月28日、東京都千代田区のベルサール秋葉原で「Good Livingフォーラム2018 in 東京」を開催。首都大学東京名誉教授の星旦二氏、新建新聞社社長の三浦祐成氏の基調講演、パネルディスカッションを開催。「健康と住まいのデザイン」をテーマに、住まい手にとってのいい住まい、いい暮らしを健康やデザインの観点から深掘りし、実践的で役立つ情報を紹介した。今年で4回目の全国開催となる「Good Livingフォーラム2018」は、全国15会場での開催。








 

「Lamion」の施工例


◇ショーケース用に提案 ガラスと樹脂の良さ兼備〈日本電気硝子、電気硝子建材〉

日本電気硝子(大津市、松本元春社長)と電気硝子建材(大阪市淀川区、竹内清秀社長)は超薄板ガラスと樹脂の積層体「Lamion(ラミオン)」の建材用途への販売を強化する。ポリカーボネートの防犯性能の高さと、傷付きにくく変色に強いといったガラスの良さを兼ね備え、ショーケースでの使用を提案する。超薄板ガラス「G-Leaf」をポリカーボネートの両面に貼り合わせた構造で、同厚のガラスと比べ30〜50%軽量化。駅のホームドアやデジタルサイネージのカバーガラスに採用が増えており、特長を生かしてさまざまな用途に提案していく。










 

◇出荷は再び減少 建築合わせ6ヵ月ぶり増〈板硝子協会〉

板硝子協会(島村琢哉会長)は7月1日、2018年4月の板ガラス生産・出荷動向を発表。板ガラスの生産は再び前年同月より増加に転じたが、出荷は減少となった。複層ガラスは生産が6カ月連続、出荷は5カ月連続でいずれも減少した。合わせガラスは生産・出荷とも15カ月連続の増加だった。出荷のうち建築用は6カ月ぶりに増加となった。強化ガラスは生産が3カ月連続、出荷は2カ月連続でいずれも増加した。板ガラスの生産は216万4000換算箱、前年同月比1.3%増。出荷は193万2000換算箱、同3.0%減となった。








 

約800人が参加した会場には「APW」シリーズを展示


◇首都圏はAPW30%増 良い住まいへの思いで伸長〈YKK AP〉

YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は5〜7月、今年で7回目となる「APWフォーラム&プレゼンテーション2018」を全国43会場で開催中。期間中4500社8000人の動員を目指す。6月11日の東京会場(東京国際フォーラム)は首都圏エリアのビルダー・工務店を中心に、建築設計事務所、窓流通店など約800人が参加した。高村陽一住宅首都圏支社長は「『APW330』を発売して今年で10年目。17年度の首都圏での『APW』の販売実績は、16年度比130%以上に伸ばすことができた。省エネ基準の義務化、ZEHの普及といった背景はあるが、より良い住まいづくりへの思いが樹脂窓の伸びにつながったと確信している」と述べた。








 

追加した小窓付き


◇開閉せず外を確認 止水ドアに小窓付き〈文化シヤッター〉

文化シヤッター(東京都文京区、潮崎敏彦社長)は7月2日、止水ドア「アクアード」にスチールタイプ小窓付きを追加した。ゲリラ豪雨などに伴う内水氾濫時に、建物や道路の浸水状況を、ドアを開閉することなく屋内から確認できる。扉の屋内外両面に設けた止水グレモン(特許出願済み)を操作することで、二軸ちょうつがいの動きと連動して扉が枠に密着。止水グレモンと止水レバーハンドル錠が扉との接合部や鍵穴の隙間からの漏水を防ぐ。枠に一般的なエアタイトゴムと止水ゴムの二重構造を採用しており、高い止水効果を発揮する。








 

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